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鬱薔薇

誰かを愛したことはありますか?
恋愛的な好きでも、推しとしての好きでも、何でも良いです。
誰かを愛すという感情は人間だれにでもあると思います。
愛すということはその人のことを手に入れたい独占したい、大切にしたい。
そんな感情が出てくると思いますが、実際その好きな人を手に入れてしまったら優越感とともに「別れ」も現れてくる思います。
お互いの意見の不一致、悪い部分が見えてしまい喧嘩にまで発展してしまいます。
それでも人は「別れたくない」と嘆いたり、悲しんだりするでしょう。
恋愛から依存に変わり、辛いことがあればその人のためと思い無理して自分を殺して間違った道に行ってしまう人もいるのでは無いでしょうか。
気が合うから付き合ってみよう、両思いだから付き合ってみよう。
あわよくば、結婚してみよう。なんて考える人も多くおはありません。
恋愛、愛情、は一種の自傷行為、殺害。と自分は考えています。
恋愛をすれば自分の心殺してまでその人のこと必死に追いかけて死ぬ気で手に入れようとしますが、やっと手に入った「愛」というのはあまりにも小さくそして儚いものなのです。
愛情を注いでしまったら相手の器のギリギリを保たなくてはなりません。
溢れてしまった愛は、愛した相手が別の人に移る合図と言っても良いでしょう。
人を好きになってしまったらその人だけしか眼中になくなるものです。
人は単純で自分を愛してくれる人のところにはついていき、自分のことを興味ない人のところには寄りもしません。

愛が欲しいのならどんな愛でどのような形なのかを考えることも
「愛される側」
の人間の役割なのでは無いでしょうか。


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