夢がないって素敵じゃない?
え???
逃げじゃんそれ???
って思いますよね。
私もずっとそう思っていました。
小学校の卒業式で「中学生になったら自分の将来の夢を見つけて、その実現に向かって頑張ります!」と宣言した日から、本当につい最近まで。
私は物心ついたころに「将来はレジの人になる!」という夢があった以来、将来の夢ができたことがありません。
いま日本にいる同級生たちは就活真っ最中(たぶん)。
でも私はいまだに将来やりたいことがない。
ずっとそんな自分を責めては、その場の思い付きで「将来東南アジアで起業したい!」とか「国際協力やりたい!」とか適当にそれっぽいことを言ってきました。
でも自分のなかでしっくり来たことって一度もなかったんです。
そんな中、こないだ日本人の友達と電話をしたときに言われました。
「いいなあ~具体的な夢がなくて、将来何でもやりたい放題じゃん!」
衝撃でした。そんな視点で考えたことなかった、、
その子はずっと小さい頃から同じ夢を追い続けて、今もその実現に猛進しています。その子に言わせれば、いままでその夢の実現を軸にすべての意思決定をしてきたから今更変えたくても変えられない、らしい。
それに対して私は、
「今」何をしたいのか
「今」何に興味があるのか
を軸にすべての意思決定をしてきました。
習い事、部活、大学、学部、サークル、旅行、留学。ぜんぶ。
そんな行き当たりばったりで生きてて大丈夫?って思われるかもしれないけど、今まで自分の意思決定を後悔したことは一度たりともありません。
そしてこの行き当たりばったりのおかげで、たくさんの世界を見ることができています。
夢はないけど、
やりたいこと、興味があることなんていくらでもある。
それでいいじゃん。
さあ、将来何しようかな。
入る会社を決める、いわゆる「就社」ではなくて
自分がその時にやりたいこと、興味があることをさせてもらえる会社に
「就職」しよう。