CDNとは
こんにちは。
webクリエイター2年目のrinaです。
2年目も終わりを迎える今日この頃ですが、
自分のインプットを外に出すことの大切さを最近になってひしひしと感じております。
そこで、お仕事で学んだことや考えたことなどアウトプットする場を作りたいと思い、noteを始めました。
改めましてよろしくお願いします。
さて、今回は直近で学んだ「CDN」について、お話していければと思います。
はじめに
1990年代にインターネットが普及すると、Webサイトのアクセス数が急増し、サイトの表示速度が遅くなる問題が生じました。
海外からのアクセスが増加し、インターネットがグローバル化が進み、海外からのアクセスに対応するために、世界中に分散したサーバーを利用する必要があったのです。
CDN
そこで登場したのがCDNです!
一か所のWebサーバーだけが配信するのではなく、インターネット回線の負荷を軽減するために、大容量データを各地のサーバーに分散配置することをCDN (Content Delivery Network)と言います。
CDNを利用すると…
利用者に一番近いサーバーから配信し、サービスの向上と負荷分散が可能になります!
CDNのメリット・デメリット
しかしCDNを使用することでメリットだけが得られるわけではもちろんありません。
レンタルサーバーなのでお金がかかることや、障害発生時のやりとりが複雑になることも考えられます。
そこでメリットとデメリット以下にまとめてみましたのでご参考までに!
メリット
①コンテンツの高速配信が可能
②負荷分散ができる
③セキュリティの強化
デメリット
①キャッシュの更新が遅れる場合がある
②障害発生時の対応に時間がかかる
③ユーザーデータがサーバー上にキャッシュされるためプライバシーの問題がある
CDNの使用例
次にCDNが利用されるページの例についてまとめました!実際に使われているページも見ましたが、ストリーミングサービス等スムーズに動画が見れたりしてとっても快適でした◎
オンラインストア
多くの画像や動画を使用し、商品の紹介をしているため速度向上が必要。DDoS攻撃などのセキュリティ対策も行うことができる。
ニュースサイト
リアルタイムの大量アクセスに対し、高速かつ安定したコンテンツ配を実現することができる。
海外からのアクセスも多いため、グローバルな配備体制にも対応できる。
ストリーミングサイト
高速で安定した動画や音声の配信を実現し、不正アクセスなどのセキュリティリスクを低減することができる。
AWS CloudFront/Akamai
最後に紹介するのはCDNで有名なサービスについてです。
CDNサービスで有名なのがAWS CloudFrontとAkamaiです。
どちらも世界中に分散したサーバーを利用して、コンテンツを高速に配信することができるCDNサービスですが、それぞれ特徴が異なるため、Webサイトに合わせて、適切なCDNサービスを選択する必要があります。
それぞれ、特徴をまとめましたので、参考にしてください!
AWS CloudFront
AWS Cloud Frontは、Amazon Web Services(AWS)が提供するCDNサービスです。
世界中に分散したエッジロケーションを利用して、コンテンツを高速に配信することができます。
AWS CloudFrontの特徴
- AWSの他のサービスとのシームレスな連携が可能
- 設定が簡単で、初期費用が安い
- 料金体系が分かりやすく、使いやすい
- 大量のコンテンツを配備する場合にも高いパフォーマンスを発揮
Akamai
世界中に分散したサーバーを利用して、コンテンツを高速に配するCDNサービスを提供しています。
また、Akamaiは、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)や、DDoS攻撃対策などのセキュリティサービスも提供しています。
Akamaiの特徴
- カスタマイズ性が高く、柔軟な設定が可能
- セキュリティ機能が充実している
- キャッシュの更新が早い
- 大量のコンテンツを配する場合にも高いパフォーマンスを発揮
おわりに
ここまでお付き合いありがとうございました。
恥ずかしながら、学生時代、社会人経験を経て、用語は知っていても深くまでは知らないことが多く、こうして調べることの大切さをしみじみ感じております。
今回は業務で気になったものをピックアップして調べてみましたが、引き続き学びとアウトプットを継続していければと思いますので、お付き合いいただけますと嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました🐬
rina
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