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窮鼠はチーズの夢を見る

映画『窮鼠はチーズの夢を見る』

見に行ってきました!
自分の記憶と記録用なので価値観とか捉え方とか解釈とか違うかもしれません。

ネタバレ有り、容赦なし。自衛お願いします。


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原作は持ってなくて。実写化が決まった段階で原作を借りて読みました。何ヶ月前??
映画見終わってすぐ「今ヶ瀬って原作も探偵だっけ?」っていうレベル(ほんとごめんなさい)
えっ、でも覚えてなくても楽しめたし、なんなら覚えてなくてよかったかもしれない。
でも絶対もう1回読みたい。


1回しか映画見てないのに感想書く勇者だから「あれ、ここ違ってない?」ってとこあったら優しく教えてください😌余裕があれば映画もう1回見に行きたいな。(原作が手元にないのでセリフはニュアンスです)

見た後に「凄かった、、、」って言っちゃうくらい、凄くて(ほんとにR15でいいの?って感じ)でもこの映画の魅力って濡れ場だけじゃないからストーリーの良かったところとかも触れていきますね(笑)


印象的なシーン① はじめての。
「僕と寝てください」に込められた意味。

下書きまでしたけどやっぱり公開するのは怖いので、これだけにしておきます、、!!(笑)

普段と違う役割をする今ヶ瀬くんよかった。

濡れ場のシーン最初の(浮気相手との)はいらないんじゃ、、って言う意見も見かけたけれど個人的には対比ができて良かったです。

はじめての、もすごく好きだけど、

あの日の求め合う2人もとても好きです。


印象的なシーン② 幸せな日常。
ソファで一緒に寛いでポテチ食べてるところ。
耳掃除してあげるところ。膝枕。
乳首当てゲーム。背中からも当てれますよ?
キスしていい?離れろ。ちぇっ。
今週の土曜日なんの日かわかる?
大伴先輩の煙草になりたかった。

思い出すだけで幸せで。幸せそうで。
はやく素直になれよ恭一。って思ってたけど。意外と素直だったのかな。女の人とは身体だけの関係とか、お金渡すだけの関係とかだったけど今ヶ瀬くんには生まれ年のワインをあげて、一緒に北京ダック食べに行く約束もして。なんなら外で肩組んじゃうくらいで。彼なりの誠意で愛だった。幸せだったんだろうな。
今ヶ瀬くんは辛い片思いに慣れてしまっていて「幸せ」という状況が逆に心配だったんだな、って確信したのがワインをもらった時のあの表情。うますぎる。ゲイとノンケって辛いよね。
今までの恭一のことも知ってるから余計に心配でメールを見てしまったり勝手に不安になったり。女の人を抱きたいんじゃないの?なんて言ってみたり。今ヶ瀬くんも素直じゃなくてもどかしい。

印象的なシーン③ どっち選ぶの。
夏生先輩が恭一に「じゃあ今選んでよ」というあのシーンです。夏生先輩悪い人じゃないと思うんだよね。「男と女だよ」とか「粘着質なゲイ」とか冷たい言葉は投げてるけど、うーん、、、何ていうんだろう、、、、典型的に絶対無理ありえない!って感じに見えなかったというか、、、、、個人的解釈です。

わたしはこのシーンの「お前を選ぶわけにはいかないよ」という恭一のセリフがめちゃくちゃに好きです。

日本語を勉強しているのでちょこっと解説しますね。『〜するわけにはいかない』というのは簡潔にいうと『不可能』と思われがちですが『社会的通念・常識・周囲に対するプライドなどの理由があってできない』という意味なのです。そして『能力や規則でできない場合には使えない』文法なのです。外国人が日本語を話せない場合は『日本語を話すわけにはいけない』ではなく『日本語を話せない』となりますよね。
この時の恭一の心境は『お前を選べない』ではなく『お前を選ぶわけにはいかない』んです。この違い。え〜〜〜〜ん泣いた😭😭😭😭!!!!
わかりますか????もう選ぶという能力は持っているんです。というかもう選んでいたのかな。(この後自分からキスしてるし)結構好きだったんだろうな、でも社会的な問題とか常識的に無いと言い聞かせてるということかな、なんて。
そしてこのセリフは2人が別れる時のシーン、今ヶ瀬の「心底惚れるってことはすべてにおいてその人だけが例外になっちゃう、ってことなんですね。わからないと思うけど」からの恭一の「わかるよ」に繋がると思っています。わかるよ。そんなの嘘だって今ヶ瀬は思っていると思いますが、ここの台詞を思い出すと恭一の思いが解釈できます。原作からあるセリフだと思いますがほぼ覚えていなかったので衝撃でした。日本語面白いな。

印象的なシーン④ 恭一ゲイバーへ行く。
このシーンもいろんな捉え方ができるよね。
・今ヶ瀬を探しに行った
・男なら誰でもいいのか戸惑って確認しに行った
・自分はそちら側の人間なのか?
・そこにいけばわかることがあるかもしれない
などなど。
恭一の涙。うーーーん。いいシーンだよね。

印象的なシーン⑤ 優しくて残酷。
「お前がダメって言うならダメなんだろうね」
「たくさん辛かったろ」
なんで最後までそんなに優しくて優しくないの。
恭一も自分の気持ちに気づいたくらいで「無理です」って言われたのだいぶしんどかったんだろうな。突き放された、突き放し返す。

そういうことかな。

たまきちゃんに恭一が言う「おいで」も。
「言われたいなぁ」なんて妄想してたけど、『あの椅子に座って欲しくなかった』からおいでと言ったのかな。なんて。たぶんそうだよね。残酷な人。タバコの灰皿置いて行ったことに対しても「そんなものなくたって忘れるわけないのに」って。えっ、それ今の恋人に言います???って言う気持ちと、あ〜そんなに好きだったのあほ😭😭😭っていう気持ち。

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そろそろ終わります。
終わり方わからなくなった(笑)

ポスターやホムペ、原作にもあったのかな。
『好きで、好きで
 苦しくて、幸せ』
この言葉を噛みしめながら見てました。
幸せな2人のこれからを想像していい夢みます。

お付き合いいただいた方。
いましたら心からお礼申し上げます!桃。

誤字脱字あったらごめんなさい!

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