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パリのアパレルブランドが撮影のランチで使ったおいしいテイクアウト店。

わたしがパリでアパレルブランドのプレスとして働いていたとき、とくに好きだった業務のひとつは、ECサイトや公式SNS用のビジュアル撮影です。撮影準備や最中は忙しいですが、フォトグラファーさんやメイクさん、モデルさんたちとスタッフみんなで、いろんな話をしながら食事をする時間が楽しかったから。ファッション感度の高いスタッフがお店を提案してくれるのですが、どこも知らなかったお店ばかりで、ランチの時間はおいしいお店を発見する良い機会にもなっていました。そこで、この記事では撮影のランチで利用し、おいしかったテイクアウトのお店を厳選して紹介します。


Ari's Bagels

Ari's Bagelsは、ベーグルのチェーン店。メニューはベジタリアンにも対応しています。このお店の良いところは、ベーグルを自分でカスタマイズできるところ。ゴマやケシの実、フライドオニオンなどの選択肢から、ベーグルのトッピングを選ぶことができます。さらに、モッツァレラやチェダーチーズ、シェーブルチーズ、スモークサーモンなど、中身の具材を追加することも可能です。

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ベーグルとスムージーのセット(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

わたしが食べたのはベーグルとスムージーのセットで、ベーグルのトッピングはフライドオニオン、中身の具材はツナ。野菜もたくさん入っていました。メニューの値段は、ベーグルとデザートのセットだと11ユーロ、ベーグルとスムージーのセットだと13ユーロです。もちろん単品でも注文できます。単品のデザートには、ブラウニーやマフィン、キャロットケーキなどがあり、どれもおいしそうでした。

[Information]
住所:312 rue Saint-Martin, Paris 75003
お店の情報(deliveroo):https://deliveroo.fr/fr/menu/paris/3eme-temple/aris-bagels-saint-martin

mussubi(ムスビ)

ランチボックスを開けたとき、スタッフみんなで「わ〜!」と目を輝かせたのがmussubiのお弁当「Bento Box」です。このお店ではクラシックな日本のお弁当が楽しめます。日本の味が恋しくなったときに最高です。このお店もベジタリアンに対応しています。

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スペシャル弁当(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

写真は看板商品のスペシャル弁当。小ぶりのおむすび3つと、6種類のおかずが入っている日替わり弁当です。値段は1箱13ユーロ。色鮮やかで見た目にも食欲をそそられ、さまざまなおかずがちょっとずつ入っていてバランスの良さも魅力です。何よりも、味付けが日本の味で感動しました。

[Information]
住所:89 rue d’hauteville, 75010 Paris
営業時間:月曜〜金曜の12時〜14時30分
公式サイト:https://mussubi.fr/

Nanashi(ナナシ)

Nanashiは、有機野菜を使った和風でヘルシーなお弁当が人気のお店です。わたしが働いていたブランドでは、ファッションウィーク中のケータリングとしても毎シーズン利用していました。店内にはイートインスペースもあります。メニューはお弁当だけでなく、黒ごまプリンなどデザートメニューもおいしそうなものばかり。

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日替わり弁当(Photography by 𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨)

看板メニューの日替わり弁当には、お肉、魚、ベジタリアンの3種類があり、いずれも15ユーロ程度。写真は、お肉のお弁当。この日は牛肉のステーキでした。お米はキヌアなどの穀物をブレンドしたオリジナルになっていて、副菜は生野菜(今回はサラダ)と、温野菜(今回はフライしたさつまいも)の2種類が入っていました。ヘルシーな有機野菜や穀物などを多く摂取できるのが魅力です。

[Information]
住所:57 rue Charlot, 75003 Paris
営業時間:月曜〜金曜の12時~15時、19時30分~23時、土日の12時~16時、19時30分~23時
公式サイト:http://nanashi.paris/

この記事は、𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨が訪れた2017年当時の情報をベースに、思い出を振り返りながら2020年に執筆したものです。お店を訪れる前には、ご自身で最新の情報をチェックしておくことをおすすめします。あなたがパリで素敵な時間を過ごすお役に立てば幸いです。

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✰꙳𝐡𝐢𝐫𝐨𝐤𝐨⋆☽
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