4 わたしが嫌いな読書感想文 / イサック 第9巻
わたしの読書感想文ですので、ネタバレが含まれます。
本の名前 イサック 第9巻
本を書いた人 真刈信ニ
なんでこの本を読みたいとおもったの?
ユーチューバーのミヤマさんが紹介されているのがはじまりで、読むようになりました。お小遣いの都合上第8巻までしかかえていませんでしたが、第9巻買えました。
どんな本なの?
以前にも書きましたので、そちらを読んでいただけると、ありがたいかぎりです。ざっくりお話するとイサックが仇を討つためヨーロッパまでわかってきて戦うというお話。
どんなことが気になったの?
今回読んでみて、一番わたしがこころにのこったのは、イサックの仲間みんなの人柄の良さです。イサックの誠実で寡黙な人柄が、みんなに伝わっているのかなと感じました。また、ゼッタちゃんの人柄が素敵すぎます。おじいちゃんの人柄のお陰様なのかしら。特に心に残ったのは3つあります。
1. ゼッタちゃんが言った言葉がとても印象的でウルッと来ちゃいました。「喜べ 貧者は何も持たぬゆえ 自分の肉体と心で人に尽くすことができる」と言いました。ゼッタちゃんのおじいちゃんが言ってたことだそうです。これを読んで、大好きなおばあちゃんとおじいちゃんを思い出しました。二人ともここにはいませんが、とても会いたくなりました。
2. またゼッタちゃんの事になりますが、ゼッタちゃんがイサックと一緒に戦うとみんなの前で叫びます。そこでこの巻は終わりますが、そこがまたジーンときました。
3. 最後は、日本の火縄銃の事について触れている文章がありました。当時の日本の火縄銃はとても精巧で銃としての性能も良かったそうです。また米国初代駐日公使は「日本滞在記」のなかでも、「日本人ほど金属、木材の加工技術にすぐれた民族は世界にいない」と言っているそうです。やっぱり日本人は世界の人たちからみて、ものづくりが上手だということが見て取れるんだなと感じました。
本を読み終わってわかったこと。
前にも書きましたが、イサックだけでなくゼッタちゃんの言動までもが、みんなを変えていく様子をみてると、誠実さって本当に大切だなと感じました。