動き出せ。僕の中の少年のようなピュアなハート。「トレイン/ケツメイシ」
好きな曲を語るシリーズ、早くも4作目です。
今回はケツメイシの「トレイン」について書こうと思います。
2007年発売の曲なので少し前かな?
夢に向かって葛藤する主人公の心情が描かれた曲です。
目標に向かって邁進している人の心に響く応援ソングだと思います。
それでは、お気に入りの箇所を紹介していきます。(^^)
夢への憧れやなりたい自分を想像した「僕の中の高速列車」は、今日も動き続けています。
ガタガタ言いながら。
高速列車なら乗り心地はスムーズなはずですよね、ガタガタ言っているのは僕の夢への道が一筋縄ではいってないことを表しているのでしょうか。
ここからラップ部分です。
夢を追いかけ続けるのか。それとも途中で諦めてしまうのか。
僕は未来が見えなくて葛藤しています。
しかし、「この僕乗る列車」、つまり僕の夢は今日も人々を魅了し続けます。
僕の気持ちに関係なく時間は過ぎていく。
途中で投げ出した人は置いていかれ、夢に本気の人だけを乗せてどんどん先へ進んでいくのです。
「子供の頃の夢見心」
僕の夢は幼い頃から目指していたようですね、この強い憧れの気持ちを原動力にして走り続けます。
途中下車、つまり夢を追いかける途中で投げ出してしまうことは「憧れの自分にはなれない」と同然なのです。
だから、辛くても苦しくても動き続けるしかないのです。
夢を追いかける中で、どんどん憧れは膨らみます。
でも、期待すればするほど、そこに届かなかった自分を想像して絶望を味わうのは怖いですよね。
ここの部分、お気に入りです。
本気で夢を追いかけた経験のある方は、「夢が叶わないかもしれないと思ってとてつもない恐怖に陥る」感情を味わったことがあるのではないでしょうか。
しかし、夢を目指したきっかけを思い出せば、また走らなきゃという気持ちになれる。
自分にとっての目標が心の中で定まっているので、僕は僕でいられるのです。
多分この曲は聴き手の人生経験によって解像度が変わってくると思うのですが、「夢があるからこそ僕は頑張れる。僕を認めてあげられる」っていうのは凄く共感する部分です。
1サビです。
夢を追いかける時に一番原動力になるのって、自分だけの「きっかけとなった経験、風景、言葉、出会い」だと思うんですよね。
私は、夢を追いかけようと思ったその人だけのエピソードを友達から聞くのが好きで、その度に素敵だな〜という気持ちになっています。
どんなに挫けそうになっても、自分の中で大切にしたい想いだけは忘れたくないですね。
草かき分け走り出せ。
線路上に「草」があるようで、未舗装の線路のようですね。
まだ夢への道も確立されてなく、周りからの厳しい声もある。
でも道なき道を進む。歩みを決して止めてはいけない。
2番。まだフラフラしてます。
「駅」から「空」に変わりましたね。
再びラップ部分。
夢を目指す限り、道は続いていきます。
追いかけている中で、本当にこれでいいのか、自分に向いているのかと不安になる事もあります。
ただ、夢を目指す道筋は全て自分次第なのです。辛くなったら少し立ち止まってみてもいい、と語りかけているように見えます。
「その積み荷の重さ 誰が知ってるだろう」
ここの表現、お気に入りです。
夢って一筋縄では叶わなくて、痛みを抱えながら追い求めている人が多いと思います。
その苦悩も不安な心も、全て経験して理解しているのは自分だけ。
他人に見えない、その人だけの努力って沢山あると思います。
辛い人の心に寄り添ってあげることは出来るけど、気持ちを完全に理解してあげられるのは絶対できないっていう考えを私は持っています。
なので、人の夢や目標に対して先入観や決めつけで否定することは絶対してはいけないと思っています。
強い想いがあるのに夢を信じてもらえなかった、馬鹿にされた経験があるので。
少し語りすぎてしまいましたね。笑
僕の夢について否定的な意見を投げかけてくる人もいます。
でも大事なのは自分の心に真っ直ぐに向き合うこと。
人生という長い映画は自分が主役なので、他人に指を刺されて脇役になっては絶対いけないのです。
2サビ。
詩人のようなキザなハート。
本気で夢を追いかけている人はとてもカッコいいです。
胸張っていきましょう!
ここの後の間奏部分のメロディがとても好きです。
チャンスの神様は前髪しかありません。
絶好の機会が来た時にすぐ捕まえられるように、日頃から自分を磨き続けていたいですね。
ラスサビ。
最後「空」で終わるのが好きです。
「駅」だと動かない点、予め予定してた目標って意味が捉えられるのですが、「空」はもっと自由なイメージ。夢の可能性は無限大だよ、という感じがするので。
夢ってその人なりの解釈があっていいと思ってて、目標に届かなかったとしてもその経験が活きて新たな自分に出会えたとか、良い出会いがあったとか、別の意味で夢が叶うこともあるんじゃないかなと思います。
人生、何が正解だったかは終わってみないと分かりません。
その時本当に悔しくて泣く泣く違う道へ進んだとしても、その先に自分を変える出会いが待っているかもしれない。
それに、夢に向かって一生懸命駆け抜けた日々は必ず自分を強くしてくれます。辛い時に乗り越える原動力と自信になります。
だから、叶う叶わないと考えすぎずに、やりたいことがあったら本気で取り組んでみるって大事だな、と最近思うことです。笑
まとめ
夢への一筋縄ではいかない道筋、複雑な心境を電車が走る様子に見立てた比喩が素敵な曲です。
皆さんも是非、目標に向かって頑張る時にこの曲をお守り代わりにしてみてください。
個人的MVP歌詞→
不安に駆られ 霞む一時
「忘れるな」とあの気持ち騒ぎ出す
その時 また車輪は回り出す
列車 行き先は自分に見える
だからこそ 僕は僕でいれる
今回も語りすぎてしまいましたが。。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!