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2024年に発売されたフィルムカメラを買ってみた

ご無沙汰しております。記事を書くのをたいぶ怠けておりました。久々に書く記事はデジタルカメラではなくフィルムカメラのお話です。

リコーイメージングが2024年7月に発売したフィルムカメラ PENTAX17を今さらながら購入してみたのでファーストインプレッションと作例を。カメラの詳しいスペックはメーカーのWEBを見ればわかるので端折ります。

まずは触ってみた感想です。通常のフィルムカメラだとフィルムによりISO感度は固定で絞りとシャッタースピードを調整し露出を合わせてシャッターを切りますがイチナナは絞りもシャッタースピードもいじることができません。フォーカスリングすら無いのでピントを合わせることすらできません。ではどうやって撮るのか?イチナナの最大の特徴はゾーンフォーカスによるピント合わせです。撮りたい被写体との距離によってゾーンフォーカスの位置を変更しあとはカメラ任せでシャッターを切る。非常に簡単な操作です。AUTOにしておけば自動的に内蔵ストロボ発光してくれます。露出補正のダイヤルがあるのでオーバーにもアンダーにも撮れます。撮影者はシャッターを巻上げ、半押しして切るだけ。フィルムカメラのくせに楽過ぎる。ただシャッタースピードは最速でも1/350secなのでほぼ絞り込んだパンフォーカスでの写真になります。それでは作例をどうぞ↓

film: ILFORD HP2 SUPER 400 

今回は露出補正±0で撮ってみました。写真はハーフサイズのフィルムカメラなので縦構図の2枚の組み合わせになります。現像では1枚づつにすることもできますが割増しで料金がかかります。

フィルム装填やシャッターの巻き上げ、フィルム巻き戻しなどアナログ操作も行いながら撮影はほぼカメラ任せ。これからフィルムカメラを始めたい方におすすめのカメラです。カラーフィルムで撮影したらまた記事書きたいと思います。



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