【オタクが熱弁】世間が知らない大野智の音楽性

どうも、ハルです。


10割勢いで始めたこのソロ曲分析シリーズも!!!!!ついに!!!!!最終回でございます!!!!!

いやぁ〜〜〜長かった。初回の相葉ちゃんの記事書いたのが3月だっけ。あぁほら、カレンダー見たらもう5月末…………いや冷静に考えたら仕事が遅せぇ。

私、前回の潤くんの記事書いてから今回の大野くんの記事書くまで1ヶ月経ってたの、気づかなかったんスよ。いやマジで、Twitterのプロフ欄に載せてるマシュマロからフォロワーさんに指摘されるまで1ミリも気づかなくて。

………そろそろ右腕に『Time is money』って彫らなきゃ………(頭抱え)

と、いう訳で。先程からちょこちょこ言っておりますが、記念すべき第5回目のこの記事でご紹介させて頂くのは、ギャップがえげつない嵐のリーダー大野くんです。

大野くんの音楽性に関してはメディアでもかなり取り上げられているので、私なんかで良いとこ全部伝えられっかな〜〜〜〜〜と何故か今更ながら不安な気持ちも抱いていますが、結局いつものようにゆるくやっていくのが一番ですよね。オタク、有終の美を飾れるように頑張ります…………多分。(おい)

そしていつもの前置き。

これはあくまでも音楽が好きで、ちょこっと音楽経験があるだけの素人による分析です。
所々異論や突っ込みが起こる可能性もありますが、そこはどうか「あー、はいはい限界オタクの妄言ね」くらいに受け流して頂ければ有難いです…!!


(同シリーズの過去記事はこちら)




では、早速参りましょう。


・高い技術力を持つ正統派なボーカリスト


嵐のメンバーの中は勿論、ジャニーズ事務所内でもトップレベルの歌唱力で名を馳せている大野くん。音程の変化やファルセットから地声への移り変わりが滑らかで、歌声に絶対的な安定感があります。

大野くんの聡明且つ繊細なクリアボイスは、高音だとエネルギッシュなカリスマ性を、低音だと荘厳な雰囲気を醸し出しますし、落ち着いて聞ける声質なので、バラードの曲にも向いていますね。所謂万人受けするタイプの声質です。ハァ、スティーブ・ジョブズもびっくりの大野オールマイティ智ってなわけか…………(言い方)

これに加えて『静かな夜に』のハ行でひっくり返る生っぽい声や、『曇りのち、快晴』の口の中を狭くして母音の響きを薄くした可愛い声など、同じハイトーンでもかなり多くの引き出しがあるの、おっそろしいですよね。………………やっぱり大野くん、まだCD音源でも出してない種類の声いっぱいあるんだろうな。コワ〜〜〜〜〜!!!!!


と、まぁ声質の説明はこれくらいにしておくとして。今回私がこの記事でどうしても書いておきたいのは、大野くんのビブラートフェイクについてです。

ここで「名前は知ってるけどいざ説明してみろって言われたら分からんないよ〜〜〜〜!!助けてド〇えもん〜〜〜〜!!」みたいな人達がいた時のためにも、それぞれ解説を挟みながらソロ曲でのポイントを紹介していきましょう!!!!!


まずはビブラート。これは息を強弱させて声を一定に揺らすテクニックのことを指します。

二宮くんは喉、相葉くんと潤くんは顎、翔くんはノンビブラートのことが多い印象ですが、恐らく大野くんは横隔膜でかけるタイプでしょう。横隔膜を動かして息を強弱させ、それを均一に繰り返すことで声を揺らすので、ビブラートの中では最も習得が難しいです。(!!)

しかし、喉に負担をかけずに歌にアクセント(抑揚)をつけるなど、他の技術にも応用できるメリットもあるので、ボーカリストとしてはまさに理想的なビブラートとも言えます。

大野くんのソロ曲では様々なフレーズでビブラートが使用されていますが…………個人的に好きなのは、奥行のビブラート余韻のビブラート!!!!!!でして!!!!!!(思わぬ形で琴線に触れてしまったオタク)

Baby もう離さないで
君だけは守りたい

こちら『Hit the floor』のCメロ、君だけは守りたぁ〜〜〜〜〜いの伸ばし。これが奥行のビブラートです。

音程は揺れてないけど、音が揺れてるというか……音の高さが上下するというより、音が前後に揺れるイメージですね。声量によって揺らすと言った方が分かりやすいかもしれません。このビブラートは『two』などの曲で特に堪能できると思います。

……………当たり前ですが、実際にやってみると結構難しいです。(私も一瞬で諦めた)


「心にも あらで憂き夜に 長らへば…」
知らぬはずの 燃えるように
鮮やかに 輝いて

そんでもってこちら『暁』の1サビラスト、輝いてぇ〜〜〜〜〜〜〜の伸ばし。これが余韻のビブラートです。

簡単に言うならば、ガツンと強くストレートに音を伸ばした最後に、余韻を残すようなビブラートがかかっているパターンですね………このビブラートは『Take me faraway』などの曲で特に堪能できると思います。


まったくもう………こら!!!!!大野智!!!!!その歌声でどれだけオタクをヒィヒィ言わせれば気が済むんだ!!!!!ライブ終わりの嵐オタク(特に智担)なんてぜって〜〜〜〜〜〜存命寄りの屍選手権でぶっちぎりの一位取れるんだからな!!!!!嵐オタク舐めんなよ!!!!!(???)


ハイ、続きましてフェイク。これは歌い出しや、歌の最後、歌の間奏などで音を曲げて「O-oh」「yeah」「huh~」「Lalala」などと元々譜面にない歌詞や、リズムを即興で入れるテクニックのことを指します。

先程紹介したビブラートと違って音程を滑らかに変える訳では無いので、上手いフェイクを入れるには、正確なピッチ移動が求められます。

おまけに『歌を歌う場合においてフェイクが必要になるのか?』と問われればNoと言えますが、聴き手側に気持ちよく、心地よく、個性的に聴かせる音楽を生み出すためにはかなり大切です。

必要不可欠ではないけど、かなり重要な存在………なんかややこしいですよね。安心してください、説明してる自分もややこしくなってます。

森羅万象を司る大野くんのフェイクはグループ曲でも大活躍していますが、ソロ曲もかなりヤバいもの揃いです。なんせ森羅万象を司るので。(大事なことだから2回言った) 



※この技法に関してはニュアンスで説明しなければいけないので、とりあえずフェイクが始まるところの歌詞を引用しました。

捕らえないまま望み描いては
そっと 朝を願うのは

こちら『Imaging Crazy』のラスサビ。言葉を紡ぐように進む主旋律に合わせて、とんでもなく伸びやかな高音フェイクが炸裂してます。

ていうかそもそもこの曲の何が恐ろしいって『All Chorus Work by Satoshi Ohno』ですから…………………何から何までぜ〜〜〜〜んぶ大野智で出来てる…………………コッワ…………………MOCO'Sキッチンでもそこまで素材調達難しいレシピ作らねぇよ…………………

I’m a very bad boy
I’m a very very bad…boy

そんでもってこちら見ての通り『Bad boy』のラスサビ。ここで「僕はとても悪い子だ〜〜」なんて繰り返し言っといてやっぱり高音フェイク炸裂させちゃう大野智。めちゃくちゃ悪い子じゃねぇか。

個人的には途中で出てくるファルセットがめちゃくちゃ好みです。いつも曲聴く度に「ヒィッ…………」って過呼吸起こしながら天を仰ぎます。(共感者いたら教えて)


大野くんのソロ曲は結構ミステリアスな雰囲気のものが多いけど、なんだかんだそれが一番人間離れしてる風に感じられて良かったりするんだよなぁ…………推しを神格化させるのは良くないって知ってる、でもそうならざるを得ないのが大野智ってもんじゃないか…………

(詳しい話はTwitterでしてるのでリンク貼っときます)


・女性に近いキーでも安定して歌える


近いというか、グループ曲の最高音見たらほぼ女性のキーなんですけども。

大野くんの音域って、まぁ〜〜〜〜〜〜〜ひっろい!!!!!!!!!!

あの低すぎてカラオケで歌えないと有名な『truth』のAメロの最低音がlowGで、逆に高すぎて歌えないと有名な『ONLY LOVE』のフェイクの最高音がhiGなんですが……

ほぼ3オクターブあるやないかい!!!!!!


皆さん知ってます???最高音の音域(超高音域)、合唱で言うならばソプラノパートですよ???大野智、ソプラノパート出来ちゃうんですよ???え、怖すぎません???

勿論グループ曲だけでなく、ソロ曲でも音域の広いものは沢山あります。

時を止めて まどろむ森の深くに
記憶を隠したまま 光探す

こちら『静かな夜に』のAメロ、記憶を隠したまま〜〜のフレーズでは最低音のmid1Cが出てきます。

伸ばした手のひらに触れた光
通り過ぎてゆく
目覚め忘れた 花を濡らして

そしてこちらのサビ、伸ばした手のひらに〜〜のフレーズでは最高音のmid2Gが出てきます。

これは男性の声楽的声域の平均を丸々使ったレベルの音域で、大野くんのソロ曲の中でもトップ3に入るほどの広さです。(『Imaging Crazy』と『Bad boy』が確かこれと同じかもう少し広いくらいだったはず……)

『静かな夜に』はサビに入ると最高音が連続で出てくるので、一般の男性の声帯で考えるとファルセット無しで歌うには少しキツい曲かもしれません。

これを涼しげ顔で歌いこなす大野智………………

ノイズのない、甘く澄み透った声で………………

ちゃんと聴き手を惹き付けるような技法も付けて………………


あとは様々なアーティストから『大野智の歌声を一つの楽器として扱う』ような楽曲提供されたら完璧なのにな!!!!!!!!!!私は諦めてないかんな!!!!!!!!!!


大野くん、鼻歌でもいいからまたいつか歌って!!!!!!!!!!(うちわ)





以上、大野担をはじめとした嵐オタクと一般層に送る大野智の魅力を伝えようの会でした。


やっと全部終わったぁ〜〜〜!!!!!!


お父さん!!!!お母さん!!!!私やったよ!!!!Noteに5人分愛を込めてビッシリ文字書いたよ!!!!

シリーズの始まった3月からずっと止まっていたCARNIVAL NIGHTがようやく再開された気分です…………日々の悲しみも知らぬ間に夜空の果てへと消えていきました…………ありがとう…………




嵐が活動休止期間に入ってから、以前と比べてメディアで彼らの音楽を耳にする機会が減り一抹の寂しさを覚えたものの、テレビ番組のBGMなどで使われているのを見ると、言葉に表しきれないほどの喜びを感じました。

5×20FILMを通してファンになった人もいる今、彼らの素晴らしい音楽を伝えるために、自分は何が出来るのか。友人の勧めから始めたNoteを活用して、『嵐の音楽の良さ』を必死にオタク構文で書き綴ってきた私ですが、まさかここまで多くの人に見て頂けるとは……と、未だ実感が湧いていません。

(知らぬ間に全体ビュー36000人超えてたんだよ???????逆にこれどうすれば実感湧く???????)


ここまで読んでくださった方や、Twitter・Noteで記事の感想を送ってくださった方、私の文章を好きだと伝えてくださった方、色々なSNSで記事を共有してくださった方…………

心より感謝申し上げます。


また感想を送って頂けるとベッドの上で前転して喜ぶので、是非。



拙い文章でありましたが、ありがとうございました!!!!!




(珍しく最後を真面目にまとめましたが、来月のカバーアルバムの感想は多分この倍暴れるので、よろしくお願いします)

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