「午前中、空いてる時あったら電話ちょうだいね」 午後からパートに出る母からのLINE。 夜勤明けにでもかけようかと思ったけれど、眠くて結局翌日の朝1番に「おはよう」と返した。 「もしもーし、どうね、元気で?」 母の聞き慣れた声と方言で、私もすぐに長崎弁に戻る。 「ねえ聞いてよ、仕事でさ〜、」 と、話し始めるのは私の近況から。話し相手が居ない一人暮らし、おしゃべりな私にとって母との電話は、私の溜まりに溜まったおしゃべり欲を解消してくれるいい時間だ。 「やばかよね〜、てかそっ
尼崎に来て、仕事を始めて半年。日差しは熱いけど風はもう秋仕様で、調子に乗って最寄りよりちょっと遠い駅に自転車で爆走してしまって、じんわり汗かいたのをほんの少し後悔した午後3時。 都会特有の課金制自転車置き場の支払い方が分からずにおじいさんにちょっと怒られたけど多分方言のせいだし、そういうことにしとくんだ。 大都会梅田に1駅でいけることに未だに感動してしまいながらも、半年前より人の流れに沿って目的地にたどり着けるようになった自分にも感動している。 2年前、カワノが世界に入る前
午前5時 寝ぼけ眼を擦りながら家を出て 特急 新幹線 特急 を乗り継いだ6時間から 私の0泊3日の旅が始まった 高校3年生 17歳 令和初めての夏 ひぐらしのなく頃、というより まだミンミンゼミのなく猛暑日 唐突に何処かに行きたくて 計画した1人旅 1人カラオケ、1人焼肉、1人旅行 特に1人に抵抗はないけれど 周りはそれを見て寂しいとでも言うだろうか 1日目はお盆なのに人が少ない島根県松江市 帰省客に向けた おかえり の声に 私はどんな顔をしていいのか解らなかった
note、だからとにかく思ったこと、思いついたフレーズを書き綴るのもいいよね 私の夏はセミのシャワーを自転車でくぐり抜ける所から始まる。お気に入りの通学路は四季をしっかり感じさせてくれて、春は桜舞う中、夏はセミのシャワー、秋は澄んだ空に夕日が綺麗で、冬は長い夜を街灯が照らしてくれる。川沿いの家の洗濯物の匂いを、温風が私まで運んできて、爽やかな香りに心做しか涼しさを感じたり、ちょっと早く家を出ると会うおじさんが、朝の方が涼しいからかもっと早くに歩いていたり。在り来りな季語だけ
不良が更生する物語 ビリからトップへ 自殺は弱さ 引きこもりは甘え 誰かが言ったから 責任のなすりつけ 果てには自己責任 連帯責任 ブルーベース骨格ナチュラル二重は正義 だけど整形は悪 A型は無難で誠実そう B型でしょ?はきっと悪口 コンプライアンス 倫理観 道徳 あるようでない 匿名だと意志強い 対面だと紡ぐ口 弱さ 群れ 1匹狼は標的に 男尊女卑で女尊男卑 嫌なら構わなきゃいいのに 欲しがり 自尊心 自我同一性 自己肯定感 教会で結婚 棺桶でお経 信仰の自由 敵 味方 好