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【単語学習】留学にくる前の英語学習について


みなさん、コロナがだんだんと収束に近づいている今日この頃。
留学について考えたりしていないですか?

僕は2021年3月からカナダに来ていますが去年の今頃はコロナの影響でカナダマルタなどの数少ない国にしかいけない状況でした。
しかし今年に入りヨーロッパやアメリカなどのだんだんといけるようになり、カナダからアメリカも陸路で渡れる日が近づいてきました

留学を考えている人にとって英語学習をどのようにしようと模索している人は多いのではないのでしょうか?
留学するから日本ではそれなりに勉強しとけばいいやという考えはすぐに捨てましょう。

僕はカナダに来て感じたのは、日本で日常会話のフレーズや単語、文法などを勉強し、留学に来てそれを実践するというイメージで捉えていた方がいいと感じました。こっちに来てからまた英語座学をやるのはもったいないです。僕はそれをひしひし感じながらまだ座学をしています。

そこで今回は留学の前にしておくべき単語学習にフォーカスしてみなさんにシェアしていきます。次回はフレーズ学習


単語勉強

単語勉強は日常会話の骨組みを作る前の材料集めと考えてください。実際、材料が少ないと十分な骨組みすら作れません。骨組みが十分に作れないと本番は足元がグラグラで事故(ミス)を起こす危険性があります。→英語力の向上の上でミスはするべきなのですがここでは例えとしてミス=ダメと捉えます。

本番が始まって材料集めをするのは本当に効率が悪いです、さらに材料集めが一番、労力と時間を奪います。

1つ!1つで十分なので単語帳をすべて網羅して終わらせてください。いろんな単語帳を買って勉強するのは悪いとは言いませんが正直お金と時間の無駄です。

オススメ単語帳

TOEFLテスト英単語3800

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僕はこの単語帳を使っています。日常会話で使う単語も最初の1000単語にたくさん入っていて、後半からはより難しい単語になり、TOEFLやIELTなどにも役に立ちます。3800単語は日常会話をするだけの目的ではかなり多いですが留学を視野に入れている人は覚えておいた方がいい単語がたくさん入っているのでぜひお手に取って確認してみてください。

英単語ターゲット1900

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こちらは時間のない人にオススメ。主に大学受験に必要な英単語が並べられています。日常会話や語学学校のクラスなどはカバーできますが専門性のある単語が載っていないのでcollegeなどのレベルでは不十分であるという印象です。

単語を学ぶ重要ポイント

単語学習は質より量です。1分で1,2単語をしっかり覚えるよりも10単語を目に通すイメージで進めていきましょう。エビングハウスの忘却曲線に基づいて英語学習しましょう

エビングハウス

エビングハウスの忘却曲線によると、復習なしの場合100単語をしっかり時間をかけて覚えても2ヶ月後には20単語前後しか覚えていません。さらに恐ろしいことに次の日に覚えている%は34%しかありません。英語学習において、質より量というのは早く進めるためではなく、短い時間の暗記を何度も行うということです。仮に一日20単語を覚えるという目標を立てましょう。明日は新しい20単語+昨日の20単語の計40単語。次の日は新しい20単語に昨日の20単語+もう一昨日の20単語の計60単語。最低でも2日の復習を作ってください。そして覚えてた単語にはチェックをつけましょう。その単語はもう覚えているので、いちいち時間を使っていてはもったいないので飛ばしましょう。そうすると1日に復習する単語が減ります。これはサボってしますと復習する単語が減らず、さらに毎日のように新しい20単語が増えていくのでサボり症の方にはきつい学習方法ですがすごく効率的でいい学習と感じています。

ついで暗記が効果的

ついで暗記とは1単語を覚えたついでにこれの似た意味と派生系をついでに覚えちゃおうという暗記方です。英語には大きく分けて名詞(n)動詞(v)形容詞(adj)副詞(adv)の4つに別れています。例えば

define(v):定義する 意味を明確にする
を覚えたとしましょう。・
この1単語で終わってしまってはもったいないです。
この単語の名詞形を調べてみましょう
define 名詞と検索
definition, definerという単語が発見できましたか?
definition(n):定義
definer(n):定義者
単語帳ではdefinitionという単語はあまり載っていませんが留学において最重要単語の1つです
What's the definition?:その(単語)の意味なに?みたいな感じに使えます
このように1つの単語から多くの単語をついでに暗記します。

英語は英語で勉強

英語は英語で覚えることが一番です。単語帳などではdefineは「定義する」と日本語で覚えますが、英語で覚えると言うのはどう言うことでしょうか。そこで、googleでdefine definitionとタイプしてみましょう。先ほども説明したようにdefinitionは言葉の意味や定義という意味です。

・to explain the meaning of (a word, phrase, etc.)
・to show or describe (someone or something) clearly and completely

このような意味がでてきましたね
簡単に和訳すると

・言葉やフレーズの意味を説明すること
・誰かもしくは何かをしっかりと示すこと

つまり日本語で"定義する"ということですね
定義するで覚えてしまうと頭の中でパッと出てきませんが英語で覚えてしまうとどうですか?パッと出てきそうではありませんか?意味を説明したい時、何かを述べたいときに使うんだと頭の中で整理できますね。

日本語は便利です。
見るという単語は映画を見るにも人を(じっと)見るでも人見る(見るつもりはなかった)でも"みる"という単語で全て大丈夫ですが英語は違います
see, look, look at, watch, stare at, glance at, など様々な表現方法があります
日本語では理解できなかった違いも英語でなら発見できるかもしれません。

自分の周りのものを英語に

日常単語を爆速で増やす方法として生活中に目に見えるものを全て英語にしていきます。私は今図書館の机で勉強していますが目に見えるものを全て英語にすると(複数形、単数系は省きます

Library, jacket, knit, hat, cardigan, leather shoes, laptop, equipment, light, plag, battery, pencil case, eraser, umbrella, window, folder, bookshelf, desk
chair, textbook, novel, etc
今ざっと目に見えたものだけでも21個の単語がありました。この中でわからない単語などありますか? これらは図書館のシチュエーションで出てくるかもしれない単語たちです。例えば

そこの本棚に君の探している小説があるんじゃない?
を頭の中で英語に変えてみてください。言い方は人それぞれですが

Isn't the novel you're looking for on the bookshelf there?
になります

すごく簡単な単語で構成されていますがnovelやbookshelfはいざという時には出てこないものですおそらく僕もこのシチュエーションでは

I think it has the book you want
という感じで本棚を差しながらこんな感じでいいますね
上の文の方がより的確でリアル英語っぽいですよね
自分の身の回りの単語は全部頭の中で英語化させちゃいましょう

終わりに

英語学習は人それぞれです。これが一番効率的で効果的というわけではないですが、学習方法に困っている人にはぜひオススメしたいものです。
単語勉強は終わりがありません。日本語でも私たちの知らない単語があるように英語もネイティブですらわからない単語がたくさんあります。無数にあるからこそ質より量留学前に早めの対策が大切です。留学を最高のものにするために単語を1つでも多く覚えましょう!

次回は骨組みであるフレーズ学習について説明していきます

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