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夢を追い続ける君たちへ

どうも、通りすがりのAぇ! groupを応援しているものです。

今日は2024年2月19日です。

Aぇが結成発表されてから、5年と1日が経った日です。

まずはAぇ! groupのみんな、
結成5周年おめでとう。
これからもたくさんの幸せな景色を見れますように。
そしてその幸せを少しでも一緒に分け合うことができますように。

さて、先に述べると私は福本大晴くんを贔屓していました。
グループ自体は結成して半年ほど経った少クラ2019年in大阪から推していますが、実を言うと誰推し、と明確にはずっと決まっていませんでした。
6人6色、みんな個性があって魅力が溢れていて、贔屓できずにみんなが大好きでした。
大晴を特に推していこうってなったのは2022年頃からでしょうか。
明確なタイミングは定かではありませんが、「大晴を応援していれば、たくさんの夢が叶う瞬間が見れるんじゃないか」そう思って気づけば身の回りはどんどんとオレンジのものが溢れていったような気がします。


正直、体調不良で休みが続くことに違和感を感じていたところもあります。
今まで体調不良を理由に(コロナ陽性はありましたが)生放送を立て続けに休んだことがなかったから。
それよりも11月からAぇが、大晴がネット上で立て続けに叩かれていることを目にすることが多くなって体調よりも精神の問題ではと心配する日々が続いていました。

少し脱線しますが、私は学園祭の件があそこまで炎上したこと、今も納得していない所があります。
他のグループは現場があるのに自分たちは無料で、しかもファンではなく学生に対してのライブか。
そんな文句言える立場でしょうか、私たちって。

自分たちが安心して所属できていたはずの事務所が形を大きく変え、自分たちではどうすることもできない判断であったはずの仕事が次々となくなっていき、やりたい音楽もできなくなっていた彼らが「今できること」として探したものがあのステージでした。「もっと大人に頼ってもいい」ってそんな環境下の彼らがこれからの人生の大きな選択をしなければならない学生たちに向けて話したんです。その言葉であそこにいた誰か1人でも「明日からまた頑張ろう」と思える人がいたならば、6人があのステージに立った意味があるのではと思います。

そして、なんでもやりたいと話す彼らをエゴで縛りたくなかった。これが私の思いです。そりゃ会いたいですよ。現場も欲しい。でもそれが叶う状況じゃなかった。それが痛いほど分かっているから「なんで現場じゃなくて」なんて言えない。自分たちで動いて作った場所を楽しんだ彼らを心からかっこいいと思った。(それとは別に距離感とかそういった類でこらこら〜とは多少思っていますが…笑)

そんな自分たちで作ったものまでも否定され、年末の島動画も公開されなくて「ファンのことを考えていない」と言われ続けるのをただ見ることしかできませんでした。あんなにファン想いでいた6人です。できない理由がある、そう思っていましたがそんな予想、杞憂であってほしかったです。


さて、ここで筆が止まってしまい奇しくもちょうど3ヶ月経った5月19日に続きを書いています。

この3ヶ月で当時は考えてもいないくらいのスピードで状況が変わっていきました。

デビュー発表、MV公開などなど、Aぇ! groupは念願だった夢をひとつ、またひとつと叶えていきました。

そしてもうひとつ、これが一番想定外でしたが、福本大晴くんの言葉を受け取ることができました。
それは私が知っている「聞いて聞いて!」って感情が先行して上手く説明できていないけど楽しそうに話すものではなくて、とても丁寧な、何度も謝罪の言葉を残しているものでした。
まず湧き上がった感情は、「生きていてくれてよかった」「投稿できる元気があってよかった」という安堵でした。この4ヶ月間、何をしているか、そもそも生きてくれているか分からなかったので、「生きていく」という言葉を残してくれたことが嬉しくてたまりませんでした。
どんどん増えていくフォロワー数。中には番組プロデューサー、タレントさんが何人もいらっしゃいました。私はそんな中の1人でしかありませんが、こんなにも福本大晴を知っている人がいて、興味本位だとしても気にかけている人がいて、忘れないでいようとして、たらればが溢れては消えていくのを感じて。

今現在、4月4日に投稿した彼の言葉が最初で最後となっています。
また動きがあるのかな。なかったとしても、あの投稿をするのに相当な覚悟、勇気が必要だったと思います。言葉をくれてありがとう。ほんの少し、前を向けたような気がした日でした。

そして5月14日、私の手元にAぇ! groupのCDが届きました。
5年前に夢描いていたものが現実になった瞬間でした。嬉しかった。純粋に。
でも最後に少しだけ過去を振り返って本音をぽつぽつTwitterに言葉を残しました。

「6人で夢をこれから先も叶えていってほしかった」

きっとこれはずっと消えない思いだと思います。
だって私が好きになったのは6人のAぇ! groupだったから。
でも、それでも今のAぇ! groupも同じくらい愛したいと思っています。紛れもなく、心からCDが手元に来て嬉しいと思えたから。きっと大丈夫。きっと。
これからも「どうしてここにいないのか」と思うこともあると思います。だけど私はこれまでの5年間を大事な宝物として時々見返して幸せを貰いたいと思います。

あの時、Aぇ! groupを畳まずに前に進んでいくことを選んでくれて、バンドを続けてくれて、夢を叶えてくれて、本当にありがとう。これからもバカやって全力で楽しむAぇ! groupを全力で受け止めていきたいと思います。

最後に、福本大晴くんへ。

実は年明け早々にどうにか彼へ言葉を届けたくて一気に文章を書いて投稿したことがありますが、今届けたい言葉があるので改めて。

私はまだ、あなたが残した笑顔や明るさで救われています。
自論ですが、アイドルって夢や幸せを届けてくれるお仕事だと思っています。
「努力は必ず報われる」。100%そうだとは言い切れないのが現実ですが、たとえ1%でも可能性があるならと努力を重ねて武器を身に付けたあなたは、すぐにできないと決めつけていつも諦めてしまう私にとって希望でした。
グループの特攻隊長として先陣を切る時にいつも披露していたギャグ。
事務所初の国公立大学現役合格、そして4年で卒業し、在学中からその肩書きでニュース番組のコメンテーターとして出演。
触ったこともないベースを猛特訓し、4年で身に付けたステージを駆け回ったり踊りながら演奏する唯一無二の魅せ方。

全部、全部あなたが未来を夢描いて諦めずに身に付けてきた武器でした。

それらをあなた自身が閉ざしてしまったこと。
きっとこれはずっと忘れられない絶望だと思います。

2月18日に配信された「僕らAぇ! groupって言いますねん」で名前を呼ばれ、あなたがいるはずだった場所にスポットライトが落ちて。
「お願い、消えないで」と願ってしまいました。
きっとこれがあなたに当たった最後のスポットライトだから。
歓声も、照明も今までと同じようにはもう浴びることができない。
「幸せな景色」と話してくれたオレンジのペンライトの海を見ることができない。
あなたが話してくれていたこれからの夢をあなた自身が叶えることができない。
全部ぜんぶ悔しい。悲しい。嘘だと思いたい。

でも全部現実。この悔しさ悲しさも、今まで味わってきた喜び幸せも全部。
だから、私は今まで貰った喜び幸せを大事にしたい。どう足掻いても変わらないのなら、過去に縋り付いて。でも時間は無慈悲に進んでいくから。

アイドルとしての魅せ方が大好きだった。
どんな時でもこちら側が安心できるような言葉をくれたり、メンバーが落ち込んでいたりしんどそうな時に声をかける優しさが温かかった。
努力を怠らず武器を身につける姿が誇らしかった。

これらが過去形になるかまた進行形になるかはあなた次第。
もしもこの先姿を見る時が来たら。その時までまた。
太陽のようなあなたを見つけることができて私はしあわせものです。


正直なことを申しますと、デビューを境にひとつ何か吹っ切れたと言いますか、5人の姿を見て今までと同じ感情で楽しく過ごせている自分がいます。
(ちゃんとMステ見て腹抱えて笑ったくらいです)
この感情は一時的なものかもしれませんが、自分の感情にちゃんと向き合ってしんどい時はしんどいで無理しないようにしたいと思います。

ただこれだけは胸を張って言えます。

Aぇ! group見つけて好きになってよかった〜!!!!!!


なんの後悔もないです。この先もきっと。
これからも彼らが、やりたいことをたくさん叶えられますように。
締めは私が大好きな圧倒的スーパーカリスマゴットリーダーの言葉をお借りして。

「不完全こそが僕たちの完全体です。」

THE BIGINNING〜狼煙〜Aぇ!
 group単独公演前円陣より

不完全をこれからも無我夢中に追い続ける君たちに夢を乗せて。

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