港町 Hamburg -ハンブルク- おでけけ日記
急遽、ベルリンからハンブルクへ一泊二日の小旅行をすることに。
彼も私もDeutschland Ticketを定期購入しているので、ICとICE以外は乗り放題。ハンブルクまでも片道4時間(ICEなら1時間半くらい?)。
朝早く起きて、電車に乗り込んだ。
13時頃ハンブルク中央駅に到着。
その日の夜公演のElbphilharmonie großer Saal でのコンサートに彼の知り合いも出演していることが判明し、ネットでは完売だったがとりあえず着いてすぐチケット売り場まで行ってみることにした。案の定、その場ではチケット販売はなく、Abendkasse で並んでみてちょーだいと言われ、売り場を後にして、Philharmonie周辺をお散歩して、一度ホテルへ向かった。
お天気にも恵まれて、気持ちよかった。
15時過ぎにチェックインをして、荷物を置いてから私は腹ペコになり、次の目的地 Hamburger Kunsthalle ハンブルク市立美術館 へ向かう途中にカフェへ寄ることにした。
いろんな人から勧められた elbgold。
カプチーノとクレームブリュレパンを注文。とても美味しかった。
歩いて美術館まで行き、鑑賞料が半額になる17時から鑑賞開始。
特にCasper David Friedlich の作品で有名なこの美術館。晩年、彼の画風が時代遅れと見放され、死後直後も再び人々の関心を集めることはなかったが、初代館長リヒトヴァークの優れた審美眼によって名画として収集された。彼の存在があり、今やルンゲと共にドイツロマン派二大巨頭として知られる。
こんな背景があるから、美術館を訪れずにはいられない。
ベルリン市立美術館が所蔵する「海辺の僧侶」も私はとても強く惹かれる。
(普通にサラッと書こうと思ったのについついアレもコレも書き進めてしまう… )
美術館のあとはコンサートに行こうと思っていたけど、Abendkasseでも予想通りチケットが取れなかったので夜ご飯を食べに行くことにした。
夜も友達のおすすめレストランへ。彼はコンサートのことより、美術館のことより、何よりも「え!カニがあるの?カニ食べたいカニ食べたいカニ ……」とずっと言ってたので、海鮮(殻付き)ミックスを注文。前菜とデザート付き。
そのあとは市庁舎の近くのバーで乾杯。日付が変わり、私は1歳年をとった。
翌日はSt. Pauliにあるサンドイッチ屋さんで。ディルが効いていて美味しかった。
独特な雰囲気の地域で、日本語のサイトには近寄らない方がいいと書かれていたけど… 面白かった。
そのあとはSchanzenviertel 周辺をぶらぶら。Despressoというカフェでコーヒーを飲んで、買い物をしたり。
そこからS-BahnでPlanten 植物園へ向かった。日本庭園があり、休憩所のようなところでお茶をご馳走になった。
小腹が空いたので、中央駅へ向かう途中でドイツ内にあるチェーンのピザ屋さんでラドラーとピザを注文。ピザは二人で一枚を半分にしてちょうどよかった。
そろそろ電車の時間になり、中央駅へ行ったらちょうどEM(サッカーヨーロッパ杯)ドイツ対スペインの試合最中で、どのインビスも盛り上がっていた。
私たちもチラッと観て、プラットホームへ行こうとしたところ、延長残り僅かのタイミングでスペインが一点決めてしまい、みんな頭を抱えてしまった。ドイツ無念の敗退…
珍しく電車の遅れもなく、無事ベルリンに到着し、帰宅。
楽しい旅だった。