ゴールデン 考察
先日リリースされたanewhiteのゴールデンという楽曲がよすぎてこの歌詞を紐解いていく。
この歌を初めて聴いたとき、佐藤佑樹は多くの切なさを持った人なんだろうなと思った。
言葉の節々に散りばめられた遠回しの言葉たち。
少しのネガティブさとなかなか素直になれない主人公の心情。
もしかしてこの物語の主人公は佐藤佑樹だったりして。。
さてこの歌は、終わった恋を深夜番組に見立てて回想していく歌である。
歌の名前の通り、ゴールデン=本命になれなかったたぶん2番手とか3番手の子の恋の話。
ではどうぞ。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
Aメロ
君が好きだった番組
ばかり観てしまうつまらない
今観ると悪くない
なんて思い出みたいで良くない
・冒頭、ここはプロローグである。
失恋したばかりの主人公の心情から始まる。
「今が好きであればいい」
「今を好きになればいい」
同じようで違った
同じようでさ
・この微妙な差、似ているようで全く違う。
前者は、刹那的な考え。
後者は、義務感を感じる。
たぶん、前者は主人公の表向きの考えであり、
後者は、今の状況を自分に納得するように言い聞かせているように思える
サビ
全部見せ合ってさ
それで別に良かった
君よりいい人は
きっといると分かっているけど
ゴールデンなんてさ ①
なれない深夜枠の恋が
何を躊躇ったんだ ②
君のためだったんだ
①ゴールデン=本命
深夜枠の恋=本命ではない都合のいい関係
②君と別れる決断を躊躇したと思われる部分
都合のいい関係で満足していたはずなのに、物足りなくなって気持ちが揺れ動いた一コマ
その次の文、別れを選んだ自分を肯定してそれでよかったと言い聞かせる。Aメロのあの部分と繋がる
今を好きになればいい
Bメロ
「君が好きであればいい」
「君の好きになればいい」
・ここでも主人公の心情が君と過ごす中で想う
表向きでは君を優先するが、本心は君の好き=本命になれたら……と願う主人公
見逃せなかった
そんな君が好きだった
移り変わってくそれさえも
・彼が日々変わっていく姿を見てそれすらも好きだったことをいう
ヘアーを明るくして離れてみる
・ここは、そんな彼に少しでも振り向いてほしくて髪色を変えて少し距離を置いて様子を見る主人公
サビ
全部見せ合ってさ ①
それで別に良かった
君よりいい人はいるけど
君はもういなかった
ゴールデンになんてさ②
なれなくたって幸せだった
君のためだったんだ ③
でも君じゃダメだったんだ
①君との関係が終わった後の主人公の心情
当時を振り返り、彼と全部を見せ合ったこと全部を知りすぎたこと
それはそれで良かったこと
②君の本命になれなかったけど、君といた時間は幸せだったこと
③君のため君じゃダメ
この都合のいい関係は君のためだったはずなのに、どこかで本命を期待していた主人公。
最初から君とはダメだったことをいう
見逃せなかった
そんな君が好きだった
移り変ってくそれさえも
・前半にも出てきたこの部分
重複して強調してくるということは、この主人公的に日々変わっていく君の姿が色濃く残っているところであろう。そしてすごく好きだったところだろう。
ラスト
部屋を明るくして離れて観る
また観てる いつか笑える日まで
だからまだチャンネルはそのまま
・回想しているところ冒頭に戻る
また観てる=まだ失恋が癒えていない
・だからまだチャンネルはそのまま
この恋が吹っ切れるまでまた何度か彼との記憶を思い出す(番組を観る)けどそのままでいいことをいう
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
は〜〜〜初考察でしたっ!
いかがだったでしょうか?
少しでもこの歌をより楽しむきっかけになればといいと思う。
また機会があれば書く。
ではまた。