地獄の本当の残酷さ、暖かさ―1年越しの0年0組 第8話
0年0組 アヴちゃんの教室 第8話「祈りと叫びの歌」。
これは、「0年0組-アヴちゃんの教室-」の一気見を経て龍宮城オタクとなった私が、リアルタイムでは追えなかった同番組を1週間に1話のペースで鑑賞し、1年前を追体験する感想録、
でした。2か月前(?!)までは。
めっちゃ観溜めた。
なんで当時ジャパサイ前日真夜中にこんなの書いてたんだろう。
何言ってんだか。
春ツ越してもうプレデビューもしちゃったよ…
正式なデビュー日までにどこまで巻き返せるかな。
ただいまHuluさん!完全版!
忙しい人のための20分でわかる第8話。
万が一ですが、本編まだ観てない方は最終話まで見終わってからまたお越しくださいね。
Twitterも、
散々ガミガミと忠告していた訳を記させてください。
(※以下ネタバレ注意)
オンエア当時、リアルタイムで番組を追わなかった一方で、
アヴちゃんのゼロゼロ関連のツイートは「やってるなあ」と観測していました。ツイ廃なので。
「いつか見る時のためにネタバレ踏まんとこ」と思って、さらりと流してました。
わりと、かなり、いつか見る気満々。
メンバー決定の日からは、さらに薄目でTL高速スクロールしてた。
ツアー参戦前の私たちみたい。
それなのに。
満を持してゼロゼロを見始め、丁度このあたりまで見進めていた頃だと思います。
いつもどおりTLを見ていたその時、
『女王蜂 アヴちゃんさんがリポスト』
よりによって?
最推しの??
ネタバレ踏みます????
はっきりと「ITARU」の文字を目に焼き付けてしまった。
見た記憶は取り消せない。
この日からデビューメンバー決定まで、うっすらと
「まあITARUはデビューするから大丈夫かぁ~」
って思いながら見進めることになります。
ネタバレ嫌いなのに。不憫すぎるって。
結末を知っていても十分楽しめるけど、
ネタバレは踏まないに越したことはないです。本当に。
そして今気づいた、
壱だから一番目にこれアップされたんですね…
だから気を付け様がなかったのか…
こんなの一人ずつアップされると思ってないってば…
たしかこのあたりの時期に、7人全員で映った写真も目に入ってます。
おそらくこの写真。
twitterやめろ。
見た瞬間高速シュッしたけど、その一瞬で暗髪ばっかりだったのは憶えてしまったので、
「SHO-K、黒染めでもしたんかな!!!」と思ってました。
わりと本気で。
「RENT」を履修した
やっとすぎ。
だけど観てよかった。
私の言葉では何を書いても薄っぺらくなる気がして、言語化はあきらめます。
この作品を観た生徒たちはきっと、
各々が愛について考えを巡らせていたのだろうな、と想像しました。
映画版、U-NEXTで観れました。回しものじゃないよ。
アヴちゃんの演じるエンジェル、絶対に素敵だよね…
アヴちゃん先生からの手紙
冨田くんへの手紙、読まれてない部分すごく高度なこと書いてあったのね。
『誰かのために歌う自分とは別に、己を救うために歌う自分を新たに発見すること』
手を動かす=エネルギーが外向き(誰かのため)であるのなら、
そのエネルギーが外から内に向けば、「己を救う」ことになるのか…?
手紙の言葉だけ拾うと、ITARUくんに宛てられたものは
冨田くんとは対になっているような気がした。
ITARUくんは「伝えるための音量を上げる」ことを指摘されてる。
これはむしろ、内にこもらず、もっと外向きに、という意ですよね。
チームメンバー内でお互いのいいところを盗み合ってほしい、というアヴちゃんの狙いが、このふたりに表れているとしたら。
ふむ………
これは良いとみたるですね……(偏差値3)
パフォーマンス、チーム毎の好きなところ
Aチームの好きシーン。龍宮城メンバーのソロが一人ひとり続くところ。
やっぱり全員声が好きだ~~~!!
KEIGOくんのこと、初見時ノーマークだった自分が恐ろしい。
Ray→春空→KEIGOとつながるときの安定感、勢いを止めず大きくしている感じ。
私はデビュー後に彼の本当のヤバさに気づくことになる…
TOMOくんが歌いながらメンバーを見るところ。
ITARUくんの表情が穏やかで優しいとこ。
先生の話を聴いているときの真剣な顔とのギャップが大きすぎて何度も見惚れる。
冨田くんこの時も十分上手だけど、歌、超上達してますよね。私は、冨田くんの成長物語を激推ししています。
春空くんとRayくんが目を合わせて歌うとこの春空くんの優しい表情。
ハア…百瀬くんと乙女ちゃん…(突然の発作)
工藤先生の「虚飾の部分を取っ払ってほしい」という言葉。
龍宮城にはそれを常に感じている。
かっこつけず、常にみんなが「自分自身でいる」ところがかっこよくて、私はそこが好きなんだと思う。
誤解を恐れず言えば、「アイドルではない」ということ。
Bチームの好きシーン。
KENTくんが絶妙なタイミングでこちらに目線をくれる。さすがすぎる。
イメチェンしたTAICHIくん、目を見張るものがある…絶対これで沼落ちしたオタクわんさかいるでしょ。
アヴちゃん先生は「あえて」新渡戸くんを「支える側」にした、と言った。生徒には色んな思いが託されている…
先生には指摘されていたけど、トッシーの表情私は好き。
SHO-Kくん。歌の成長に魅せられる。
頑張る人、素直な人はかっこいい。私がSHO-Kくんの立場だったとしたら、あんなに素直にITARUくんのアドバイスを聞けたのだろうか。
そんな彼を見つめながら歌うSくん。
Sくんがパフォーマンス中に微笑んでたりすると誰よりも「笑顔ッッ!!いただきましたッッ!!!!」ってなりませんか。私はなります。中々お見せいただけるもんじゃないですからね。えっ?なんですって?SEAFOODではなんかニコニコしながら踊ってるですって…?
はい好き~~~~!!!
パフォーマンス後、アヴちゃん先生の言葉
春空くん…
「今日で落ちちゃうのかも」と思っていた最中でアヴちゃんのあのフィードバックだったのね。どれほど不安だっただろう。どれだけ響いただろう。
春空くんの歌、この時のままなのに、この時と比べ物にならないくらい磨かれまくっているの、本当に奇跡みたいだと思う。いい意味で、「慣れ」がないままで、どこまでも真っ直ぐで。何処にも寄りかからず上に伸びていくヒマワリみたい。見えないところで確実に根を張ってるんだな。
その後のアヴちゃん先生の言葉。
たとえ成長していたとしても、それが「奇跡」と呼べないなら、選ばれない。
このアヴちゃん先生の言葉に、今更このオーディションの本当の厳しさに気づかされた。
アヴちゃんのインライ課外授業も見てみた。
https://www.instagram.com/tv/CpG-i0YqWtn/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
「潤沢な地獄(=0年0組)から、ひとりで乾いた地獄に出た時になんとかやっていけるように。」
アヴちゃんは惜しみなく与えている。
環境は十分に準備されている。だから、成長するのは大前提。
生徒たちはそこに奇跡を上乗せしていかなきゃいけないんだ。
それにしても、これでもかと与え尽くすアヴちゃん。愛の人。
委員長Rayくんへの試練
こんなにも、あからさまに戸惑い、焦燥するパーフェクトボーイRayさまを見れるのはゼロゼロ8話だけ。
貴重な資料映像。
「あの」Rayくんに「勝つためにはこの人が必要」と思われるということ。
そして、選ばれないということ。
初見時、12人中の3人なのだから、選ばれなくても仕方ない、と思っていました。
だけど。
想像ですが。
この時期の生徒たちは、少しずつデビューが現実味を帯びてきて、何人が落ち、残るのか、数にもシビアになっていたかもしれない。
その日、Rayくんに選ばれないということ。
もしもアヴちゃんが「少なくした方が伝わる」という判断を下すなら。
選ばれるのは5人。
Rayくんを含め、埋まった椅子は4人。残るは、たった1人。
ゾッとした。
Rayくんに選ばれないことの現実味。
選ばれる側も、選ぶ側も、怖い…
やっと、この怖さを理解して、今まで以上にRayくんのやさしさを痛感した。
1~3位のメンバーを告げる時の、その場にいる人たち全員への配慮。
それは春空くんが言葉に詰まった時、笑顔で自然に一歩寄り添うところでも十二分に伝わる。Rayくんからサラッと差し出されるやさしさの大ファンです、私は…
選び終えて定位置に戻ったRayくん、ITARUくんにやたら近くてかわいいね…
総じて、感想
0年0組、地獄!!!!!
今更!!!
そのシビアさを、アヴちゃんの言葉を紐解いて痛感した。
初見時には気づけなかった本当の地獄の情景。
そんな地獄を生き抜くために与えられるアヴちゃんの愛、それを映したかのような生徒たちの素直な姿。
こんなにも残酷で暖かい地獄があるなんて。
だから春空くんはSeasons of Loveの歌詞を自分たちと照らし合わせたのかな、と考えたりした。背景こそ違えど、RENTと0年0組に重なるものがあったのかもしれない。
私、とんでもないものにハマってしまった……