体重は減り、○○は増加。驚きがいっぱい!初めてのファスティング体験記
こんにちは、ありです。
大型連休シーズンも終わり、このまま夏の陽気になるかと思いきや、肌寒い日も続く今日この頃。寒暖差や溜まった疲れで、元気が出ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうした時期でも、身体の中をすっきりリセットできたら、気持ちも晴れ晴れするかも!今日は、私自身も試して効果のあった「ファスティング」をテーマにお伝えします✨
ファスティングとは?
「ファスティング」はSNSをしていると、最近よく見かけるワードかもしれません。
ファスティングとは、一定期間固形物を摂らないことで、疲れた消化器官を休ませ、身体の中をリセットしてお掃除することです。日々働き続けている胃腸を休めることで、代謝も上がるのだとか。
「なんだか重い」「元気が出ない」そんな気持ちになりやすいこの時期にもぴったりだと思いませんか?
私もファスティングに挑戦してみました!
社会人になってから、自分自身や周りの人の体調を観察してきて、「身体の声に耳を傾けること」の大切さを強く感じるようになりました。
興味を持って始めた東洋医学の勉強でも、「消化が済んでいないのに次々と食べ物を摂ることは、洗濯が終わってないのに次々と汚れた衣類を洗濯機に入れるようなもの」と聞いて衝撃!
私は食べることが好きなのですが、ついお腹が空いてないのに何かをつまんだり、周りに合わせてお腹がいっぱいなのに何かを食べたりしてしまうこともありました。
健康診断も近づいていることだし、「消化しきって空腹を楽しむ感覚がほしいな」「身体の中をリセットしたい!」と思い、ファスティングをすることにしました✨会社から振替休暇ももらって、気合充分!
挑戦したのは24時間ファスティング
初めてのファスティング。お世話になったのは、酵素ドリンクとレトルトのお粥やリゾットです!
栄養素をしっかり摂りつつ、消化のために身体に負担をかけることのないアイテムを選びました。
プログラムは「24時間ファスティング」です。
飲み物だけで一日過ごすという体験は、よほど体調が悪くて食べられないとき以外したことがなかったので、「本当に私にできるのだろうか」とドキドキでした!
ファスティング1日目
本来であれば、前日の夜から準備が必要。肉や魚、脂質を避けた軽い食事を20時までに摂り、早めに眠ることがおすすめされていました。
しかし、仕事の関係で夕方に軽食を摂ったこと、帰りが遅かったことから、夕食に固形物は摂らずはちみつで栄養補給をするのみにしました!
そして迎えた1日目。
酵素ドリンク自体は朝食の置き換えで飲んだことがあったため、久しぶりに飲めるのが楽しみでした。500ミリリットルのペットボトルで酵素ドリンクの水割りを作り、飲みました。
そう、朝は良い感じ〜♪だったのですが…
この日は前日の仕事の関係で睡眠不足だったことや疲れ気味だったこともあり、一日中眠い!そして、軽い頭痛も。
そもそもファスティング中は副反応として頭痛を感じるパターンもあるそうなので、あまり心配はしませんでした。こんなこともあろうかと、休暇をもらっていてよかったです。
その調子で昼も夜も500ミリリットルペットボトルで酵素ドリンクの水割りを飲み、水分摂取量1日2リットルを守るためさらに500ミリリットルをちょこちょこ飲みました。
日中は溜まっていたドラマを観たり、読書をしたりと家でゆったり過ごせたので、エネルギー切れになることもありませんでした。ただ、一緒に住んでいる夫の食事づくりをするのがちょっと辛かったです…!加熱するだけ、味噌汁を作るだけ、といった簡単な調理で完成するものを選びました。
ファスティング2日目
「ファスティング中は朝の目覚めが良い、スッと起きられる」という声もよく聞いていたのですが、私の場合はむしろいつもよりもゆっくり眠っていました。
1日目のドリンクのみの過ごし方のおかげで、胃腸が休まって、身体全体がしっかり休息できたような。じんわりと「あー休まった!」と感じられるような朝でした。
朝食は昨日と同じように酵素ドリンクの水割りを飲んで過ごしましたが、2日目は昼夜レトルトの食事を摂ることができます!実際、昼食を摂る頃になるとお腹はもうぺこぺこ。
久しぶりの食事ということで、お粥を選びました。こちらはマンナンや雑穀が入っており、栄養豊富!きちんとお皿に盛り付けることで、「ちゃんとした食事をするぞ」と気分も盛り上がります。
いつも普通にしている食事よりも、一口一口を大切に、噛み締めていただけました。食感が楽しくて美味しかったですし、少量ながらお腹が満足できる食事でした!
ちなみに、この日は夫婦そろってのお休み。夫がお出かけに誘ってくれたのですが、「飲食はなし」「雨だから屋外でお散歩などは難しい」ということで、映画を観に行くことにしました。
鑑賞したのは、「流浪の月」です🌙いろいろと考えさせられるストーリーで、映画館から出たあとはホットドリンクでも飲みながらほっこりしたい…!というところでしたが、ファスティング中なので我慢。
あっという間にやってきた夕食の時間は、グリーンカレー風味のリゾットを選びました。この日も、夫の夕食は簡単に調理できるものを。晩酌しながら美味しそうに食べてくれました。(ビールいいなあ)
リゾットも、一口一口大切にいただきました。スパイスの香りが心地よく、少量ですが満足できます。そしてなにより、「とりあえずこの夕食でファスティングは一段落だ!」と実感したら、目の前のビールも我慢できました。
ファスティング終了の朝
ファスティング2日目が終わった翌朝。体重計に乗ってみると…
ファスティング前よりも2キロ減っている!!
この日の数字は久しぶりに見るもので、純粋に「嬉しい」という感情が湧いてきました。
ファスティング中は水分も出て行くため、その後水分量の1キロほどは元に戻ると聞いていましたが(その後しっかり戻りましたよ)、こうして数字に現れるって嬉しいものなのだと感じました。
数字だけでなく、嬉しい実感は服を着たときにも。いつも履いているスカートがゆるくなり、くびれが出現!服を美しく着こなせるって、理想的だなあと思いました。
この日は早速友人とのランチの予定を入れていたのですが、食事に対してすぐ満足できたり、その前後の食事量を工夫することで胃腸の調子を労わることも自然にできるようになっていました。
ファスティングをやってみて
単純に「2キロ減」という結果を得られたのは、とても嬉しいことでした。しかしファスティングの真の目的は、「身体の機能を正常にする」ということ。
今回は24時間、と期間を定めたことも一因にありますが、ファスティングの経験を通して、「私にもできるんだ!」という自信につながりました。
今までは食事に気をつけたり、運動量を意識して増やしたりしても「これで効果あるのかな?」と自分に対して疑問を持つことも多かったのですが、数字に現れることで「痩せていってる!」というポジティブな思いになれました。
ダイエットは行動はもちろん、思考も重要なんだとか。身体が感じるストレスによっても、ホルモンの働きが変わってきます。だからこそ、ポジティブでいられる過ごし方をすることって大切だなとファスティングを通して感じました。
また、家族の食事作りは確かに辛かったけれど、「やるって決めたのはあなたでしょ」「ほら、ファスティングが終わったらもっときれいになれるよ!」と叱咤激励してくれた夫。そして、インスタグラムのストーリーでも、ファスティングの模様をシェアしていたのですが、メッセージやリアクションをたくさんいただきました。他の人の目があったからこそ、自分に嘘をつかずにやり遂げることができました。ありがとうございます。
ファスティングによる意外な副産物
ファスティング期間中、体重は減りましたが、増えたものもありました。
それは「時間」。
食事を用意してから、食べ、消化するまでには時間がかかりますよね。ファスティング中は「飲み物」「温めるだけで食べられる食事」が全てだったので、そうした時間がかなり節約されました。
そして空いた時間で、東洋医学の勉強を進めたり、お出かけをめいっぱい楽しんだりすることができたのです。普段、いかに「食」に思考を傾ける時間が長かったかということもよく分かりました。
私にとってのファスティング
実際に結果も出せて、自分に自信をくれたファスティング。
食に関わることも多い仕事柄、長期間のプログラムにチャレンジすることは難しいだろうけれど、今回行った「24時間ファスティング」は今後も定期的に続けていきたいと思いました!
私は本当に食べることが好きだし、食に関わるお仕事をする方々のこともとても尊敬しています。
だからこそ、今回行ったファスティングを通して、「食べる」ということの意味、食事で身体が作られていることをよく考えることができてよかったです。
ファスティングが気になるけれど、一歩踏み出せない…そんな方にもこの体験記が身近に感じられるきっかけになったら嬉しいです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました🌸