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不妊治療ってなにするの

不妊治療と聞くと、
つらい、大変、お金がかかるとか、
器具で受精させるとか、
こんなイメージがあるのではないでしょうか。

私も顕微鏡で見ながら体外で受精するもの、
体に負担がかかるもの、
みたいなイメージを持っていました。
ですが、実際に半年以上不妊治療を経験してきた私の感想は、今のところそこまで大変ではなかったな、という感じです。
そこで、そもそも不妊治療ってどんなことをするのかについて、まとめていきます。

不妊治療にも大きく分けて3つのステップがあります。

①タイミング療法
②人工授精
③体外受受精

ほとんどの方がこの3つの治療を①から順に行なっていくという方針です。
(年齢や、疾患など、状況によって変わることはあると思います。)

これら1つずつをそれぞれクローズアップしていきましょう。


①タイミング療法

排卵の周期に合わせて、エコーで卵子の大きさをチェックします。
この時、卵子の大きさが約20mm程度になると、排卵されるため、この大きさを見ていきます。
卵子の大きさを見て、
医師に『今日からタイミング取ってね』などと、タイミングを教えてもらうことができます。
これがタイミング療法です。

医師からタイミングの指導をもらうからタイミング療法、、、?
これは治療なのか?と、思ってしまうような感じですよね。
ですが、実際に生理が正常に来ていたとしても、毎回排卵しているとは限らないんだそうです。
だから、実際にエコーで卵子の大きさを確認して、確実にタイミングを取ることで、妊娠への近道ができるということなのかな、と思います。

そんな形で、卵子の成長度を見ながら、最適なタイミングを教えてもらえるのがタイミング療法なんだと思っていてください。

(タイミング療法の経験については、また今後に)


②人工授精

排卵の時期に合わせて、パートナーの精子を子宮内に直接注入する方法です。
パートナーには採精をしてもらい、医療機関で濃度調整などが行われたのちに、子宮内に注入することになります。

(今後行なっていくので、実際に経験したことはまだ書けません。)

ここまでのタイミング療法、人工授精は、パートナーの協力があれば、特に女性側の負担は少ないように感じます。
そして、ここまでは最初に思い描いていた不妊治療とは少し違うな、と言う印象です。


③体外受精

女性の体内から卵子を取り出し、直接精子と卵子を出会わせることで受精させ、子宮内へ戻す方法です。

卵子と精子の出会わせ方にも方法があり、
卵子に精子を振りかけて、自然に受精させる方法や、卵子1つに対して精子を1つ注入する方法などがあります。

今での方法と明らかに違うのは、
受精する場所が体内ではなく、体外で起こるという点と、採卵を行う必要があるという点です。

タイミング療法、人工受精では、自然に排卵するのに合わせて、精子を出会わせる方法でした。
しかし、体外受精では体内から卵子を取り出して、体外で受精させることになります。
1度に何個も卵子を取り出し、できるだけいい状態の卵子や受精卵を保存しておくこと、それを子宮内へ戻して妊娠に至ること、を目的としています。


卵子は通常、1度に1つの卵子が育ち、排出されます。これが排卵です。
ですが、採卵の際にはいくつか卵子を育てて、成熟したところで採卵を行う必要があります。
そのため、薬を飲んだり、注射を行なって、卵子をより多く育てる必要があります。
また、採卵の際には経膣で針を刺して、育てた卵子を採取することになります。
女性側にはとても体に負担のかかることになるのが、体外受精です。


不妊治療とはここまでの3つを合わせたことを言います。
不妊治療とひとことでいっても、全然違うものですよね。
そして、1番最初に思い浮かべていたイメージのものは体外受精だったなと気付きました。

そして、お金がかかるというイメージもおりましたが、このほとんどについて2024年8月現在では保険適応となっています。
色々な規定もありますが、以前と比べるとお金の負担は減っているのだと思います。

また、不妊治療を始めると同時に、様々な検査の必要があることも知りました。
次はその検査についてもまとめていきたいと思います。


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