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日曜の昼間のこと
おはようございます、広野です。
もう昼ですけどね。
布団でごろごろしています。
土日休みの生活になり早3ヶ月。
なんとなくルーティーンができつつある。
土曜の午前から昼は家の片付けや掃除をし、土曜の午後はゲームをしたり買い物に出掛けたりすることが多い。
用事がない日は18時には家に帰り(小学生か)、プシュッと缶を開けて料理を始める。
日曜は晴れていれば布団を外に出して、マットレスの上で日向ぼっこをする。
布団は大概土曜にも干していることが多いが、日向ぼっこの邪魔なので外に出すのだ。
洗濯を回しているわずかな時間。
少し窓を開けて、ケットを被り、昼寝したり、本や漫画を読んだり、ぼーっとベランダを眺めたりしている。
これが私は、かなり好きな時間なのだ。
洗濯機に呼ばれると、終わってしまう。
ベランダの陽の当たるところは洗濯物で占領されてしまうので、小さな部屋には光が入らなくなってしまう。
このわずかな時間が大変愛しい。
今週なんかとりわけ用事がないため、起きたままの
ボサボサ頭で日向の範囲で丸くなる。
クッションや膝掛けや部屋着を巻き込んで丸くなるので、猫団子みたい。
いいんだ、このずぼらな時間が。
この時間は何を考えても、考えなくてもいい。
だいたい考えてないな、あったかいな〜幸せだな〜くらいしか脳みそが動いてない。
外の優しいお日様が私の皮膚に当たって、その温かさが「良い子良い子」されている時の心地よさに近く、多幸感で満たされる。
外は冬の濃い青空で南に薄ら雲が張ってる。
部屋の本棚は私の好きな本でいっぱい。カラフルな背表紙や帯ばかりで楽しい。
もう少ししたらピーピーと音がする。
この優しいひとときが終わってしまう。
そう思うと、どこか悲しいな。
そうしたらベランダに出て洗濯物を干す。
指先が冷たくなる。
次は熱い紅茶を淹れて、ふーふーしながら口にして、マグを触って、身体を温めよう。
もし、元気だったら散歩にでも行こう。
1時間くらい歩いて、それで今晩の夕食の買い出しをして、家に帰って酒を飲み始めよう。
これが「私が好きなおやすみ」。
あ、洗濯機が鳴った。