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蠍座新月のサイクルに想うこと

昨日太陽が蠍座に移動し、間もなく蠍座新月が来ますね。

本日は獅子座下弦の月ですが、自分が太陽牡牛座、冥王星蠍座のオポジション(180°)持ちだからなのか何なのか、蠍座(チーム不動宮)のサイクルからの影響をとても強く感じている実感があって、既に今年も物凄い圧をひしひしと感じています。



☞2023年の蠍座新月と牡牛座満月を振り返る

昨年の蠍座新月は11月13日18時28分、〈はじまり〉を表すASCは双子座、太陽と月は蠍座20°で、〈ライスワーク〉や〈実務的な仕事〉を表す6室。〈自分の能力を最大限に発揮して、欲しいものを獲得する度数〉であり、〈押し付けられた義務への反抗〉を意味するサビアンシンボルでした。

私はこの新月を迎えるタイミングで10年続けた仕事に対して「もう本当に終わりなんだ」ということを痛感させられる出来事が起きました。普段の私だったら絶対にやらないことを咄嗟にやったことによって引き受けることになったお仕事だったのですが、「この方たちと一緒に仕事をさせてもらいたい!」という願いが叶い、そこに対してブーストが掛かるような状況で、頭ではアクセルを踏むつもりだったのにも拘わらず、心に急ブレーキを踏まれ、物凄く有り難い状況に居るはずなのに自分の内側は限界を感じていたこと、もうそこに嘘は吐けないということを身をもって体験しました。4人中3人が山羊座、1人が乙女座という圧倒的〈地〉星座の集いなので、これまでの時代だったら物凄い安定感と安心感のある関係性を築けていたと思うのだけど、マヤ暦のツォルキンで「出会えたら奇跡!」「運命の相手!」と言われる私にとっての絶対反対Kinくんのように、5つある個人天体の内4つが双子座、みたいな、そこまでじゃなくてもいいけど風の性質を持った人に居てほしいな~~~と思うようになっていることにも気付いて、時代の切り替わりを感じています。終わりなんだと思った時は結構ダメージを受けたけれど、この時のお仕事を引き受けていなかったら今頃私は別の意味で終わっていたと思うし、頭で考えたものではなく頭で考える前に無意識に出た行動って自分を導いてくれているのだなと改めて。

そして、冥王星山羊座時代の始まりに合わせてこの仕事を志し、冥王星山羊座時代の終わりに合わせて手放す流れが訪れていて、本当にこの仕事は私にとって山羊座を象徴するものだったのだな~~~と感じています。

山羊座って〈天職〉や〈ライフワーク〉を象徴する10室に相関しているサインでもあるので、志した頃は占星術の「せ」の字も知らなかったけれど、ただ「おれはこの仕事と結婚して生涯添い遂げるんだ~~~~~~~!!!」と本気で思っていて、でもそれは若干の解釈違いというか、私にとってはそうやって一人でウオオオオ~~~!!!って山岳地帯を駆け上がって獲得していくという姿勢そのものが物凄く山羊座的だったなと今は思っている。とは言え、山羊座という土台を経験したからこそ水瓶座でより良い土台を構築させていけるわけで、この十数年の生き方を後悔しているわけではないし、関わらせてもらいたいと思った方たちとは殆ど全員一緒にお仕事させて頂いてきたので心残りもありません。

そして牡牛座満月は10月29日5時25分、ASCは天秤座、太陽は蠍座5°で〈自分自身〉を表す1室、月は牡牛座5°で〈パートナーシップ〉や〈結婚〉、〈契約〉を表す7室。〈それぞれのサインの下地となるメンタルを形成していく度数〉であり、太陽は〈自己実現のための固い信念を持つ〉、月は〈他者に興味を持って自分との相違を認識する〉という意味を持つサビアンシンボルでした。

この満月、かげした真由子先生の星読みでは『未来からの招待状が届く満月』と言われていたのですが、私はこの日の朝、夢で息子と娘の名前を授かりました。二人とも姿は見えないし顔も分からないし、妊娠していたり出産している夢でもなかったのですが、起きた瞬間に「絶対に息子と娘の名前だ!!!!!」という根拠のない謎の確信があって、この満月が『未来からの招待状が届く満月』と言われていたことを知ったのは少し時間が経ってからだったのだけれど、「未来からの招待状ってそういうこと!??」っていう伏線回収感が凄まじかった。

ちなみに牡牛座5°は私の持つ水星の度数であり、ASC乙女座なので水星は〈人生の中で重要なシンボル〉とされるチャートルーラーでもあり、私個人としては〈隠されているもの〉や〈血縁〉を表す8室で起こっていた満月だったので、夢とは言えとても意味のあるものだったのではないかな~~~と思うし、水星は〈コミュニケーション〉を司る惑星でもあるので未来の可愛い可愛いむしゅこ👶🏻とむしゅめ👶🏻がコンタクトを取りに来てくれたのかなと思っています(ちなみにほんの1年半前程までの私は、自分は結婚する価値もなければ子供を産む価値もないと思っているような女でした。人は変わる)。


☞2024年の蠍座新月と牡牛座満月に想うこと

今年の蠍座新月は11月1日21時46分、ASCは蟹座26°、太陽と月は蠍座9°で〈家族〉や〈家庭〉、〈安心できる居場所〉や〈心の拠り所〉を表す4室。〈蠍座の土台が完成する度数〉であり、〈真の仲間との共感〉を意味するサビアンシンボル。
ちなみに牡牛座にとっては〈パートナーシップ〉や〈結婚〉を表す7室、私個人的には〈生まれ持った資質〉や〈所有〉を表す2室で起こる新月。

私の小惑星リリスは蟹座で、この小惑星リリスを発揮させるための度数が〈共感し合える仲間と理想を追求していく〉という意味を持つ『南に向いた太陽に隠されたところにいる女と二人の男』というサビアンシンボルなのですが、これがまあ面白くて。〈この地球に生まれる前の統合された自分〉や〈性の働きが分離する前の自分〉を表す小惑星リリスにツインレイくんの〈パートナーシップ〉を表す小惑星ジュノーと、ツインレイくんと人生の半分以上を共に過ごしている男性の〈使命〉を表す小惑星ベスタが見事なまでに重なっていて「南に向いた太陽に隠されたところにいるかは分からんけど、女と二人の男ってつまり…おれたちってコト……???」と思っているのだけど、今回そこに対して新月のはじまりが誤差2°で重なっており、〈家族〉や〈家族のような仲間〉を表す蟹座に相関する4室で〈相手と一体となりたい〉蠍座の土台が完成する度数、〈真の仲間との共感〉を意味する新月なので、もしかしたら私は物凄いタイミングを迎えようとしているのかもしれません。

ちなみに、この2人に加えて先ほど登場した絶対反対Kinくんの計3人が人生の半分以上の時間を共に過ごしていて、私が彼らの存在を知ったのが私の木星が回帰していた年で、彼らと初めて会って話したのが私にとって12年に一度の幸運期であり絶対反対Kinくんが木星回帰していた時だったの、あまりにも運命の引き合わせが過ぎると思いませんか。上記に挙げたもの以外にもアングルやら天体やらが重なり過ぎていて最早余談で書き切れる量ではないのだれど、これだから占星術って面白い。

そして牡牛座満月は11月16日6時28分、ASCは蠍座25°、太陽は蠍座24°でASCの一歩手前の〈精神世界〉や〈霊的世界〉を表す12室、月は牡牛座24°でDSCの一歩手前の〈ライスワーク〉や〈実務的な仕事〉を表す6室。〈それぞれのサインの資質が完成し、結晶化させる度数〉であり、太陽は〈物事の本質を見抜く力を発揮すること〉、月は〈自分の生まれ持った能力や美的センスを発揮すること〉を意味するサビアンシンボル。
牡牛座にとっては7室の太陽と1室の月、私個人的には〈近所〉や〈初等教育〉を表す3室の太陽と〈海外〉や〈高等教育〉を表す9室の月で起こる満月。

ASC(1室)が表すのは〈私〉、〈自分自身〉。そして、DSC(7室)が表すのは〈あなた〉、〈対人関係〉。姿形のない魂の状態(12室)から肉体を持ちこの地球に産み落とされる(1室)フェーズであり、社会に出て働いたり自分なりのルーティンを確立(6室)させたところから他者とのパートナーシップを築いていく(7室)というフェーズ。そして、ASCは蠍座から次の射手座へ向かう準備を始める度数です。どれも、次の段階へ切り替わっていく一歩手前の状態。

今回、冥王星山羊座時代最後の新月と満月なわけですが、山羊座時代の最後を蠍座が担っているということにも凄く大きな意味を感じています。

蠍座の守護星が冥王星であるということ、蠍座や冥王星が持つ意味として〈究極さ〉や〈死と再生〉、〈破壊と再生〉という意味があるということ、その破壊と再生のサイクルを経て冥王星が水瓶座入りしていくということ。

この蠍座の新月が向かう先にある牡牛座の満月は、冥王星と〈怒り〉や〈発散〉の火星に守護されている蠍座がはじまりを握っていることから、最後の〈意思表明〉や〈削ぎ落とし〉を求められるような出来事の訪れを感じずにはいられないのですが、〈本心〉とは別のところに存在している〈情〉で繋がってきた縦社会の山羊座時代から、〈フィーリング〉が大事な横の繋がりの水瓶座時代へと突入していくため、「〇〇さんとは〇年の付き合いだから…」とか「〇〇さんは先輩(上司、親、兄弟、夫、妻)だから…」とか「〇〇さんには以前〇〇してもらったから…」というような、情で繋がっている関係性や、そういった自分の中の価値観を徹底的に削ぎ落としに来るような気がしています。ASCとDSCの関係はまさに、私とあなたの関係。

なんてったって本質を見抜く蠍座の資質が完成された太陽が真正面から照らしてくる満月ですから。これまで騙し騙し続けて来れたとしても今回は嘘は吐けません。

「この蠍座新月で見出したこれからの水瓶座時代の〈真の仲間との共感〉を実らせていくためには手放していくものがある」ということを「これが本当に最後だからな???」という強烈な圧を持って訴えかけてきている感じ。昨年の3月に初めて冥王星が水瓶座入りしてからこの満月までの間に手放しを進めてきた人にとっては最終確認のようなものかもしれないけれど、〈究極に〉、〈極限まで〉、〈徹底的に〉やるのが蠍座ですから。

完全に縁は絶たないとしても、例えば父親という存在を見た時に「親だから」とか「ここまで育ててもらったから」とか色んなフィルターの情を貼り付けて見ていると思うのですが、それを一度全て取っ払って”ただの一人の人間”として見た時に「好き!」って思うのか、「一緒に居たい!」って思うのか、っていうのが水瓶座的フィーリングなわけです。逆に、「こういうことをしてくれる親ではなかったけど、でもこういうところは人としてめっちゃオモロいんだよな~」みたいなこともそう。もはや「この新月満月は」というよりも「これからの水瓶座時代は」という感じがするけれど、〈肩書き〉ではなく〈個〉を見た時の自分の感覚を大事にしようね、っていうのが大きなテーマになってくるのではないかなと思っています。

ちなみに私にとっては太陽と冥王星オポジションに重なる満月。価値観の合わない同業者と距離を置き、仕事の依頼は受けるものと受けないものの線引きをはっきりと決め、「父親だから」と情で取っていた連絡をやめ、「お世話になったから」と情で取っていた連絡もやめ、仕事を辞めたら捨てることになる物の中から既に手放せるものは手放し、これまでの私の生きる意味となってくれていたけれど手放す時が来ていると感じたものたちを手放し、何も見えないながらも先に挙げた3人と生きていく未来に賭けた私にはどんな影響が与えられるのか、某TRICKの某上田先生のような気持ちでもあるし(どんとこい)、某氣志團の某團長のような気持ちでもありますけれども(行こうぜ……ピリオドの向こう側へ……)。

昨年はネイタル上では2室と8室の満月だったけれど、今年は3室と9室なのでそれがどんな風に出てくるのかも気になるし、昨年が昨年だっただけにもはや楽しみでもあります。

ただ、「削ぎ落とし」だ「手放し」だと言っているけれど、〈実り〉や〈完成〉、〈完結〉を表すのが満月ですから。まあこれまでのライスワーク的働き方(6室)や山羊座時代的な対人関係(7室)が完結するという風に見えて仕方がないのだけれど。

折角の蠍座期間、徹底的にいきましょう。

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