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『好き』を纏って生きること

黒い服が好きです。
「黒以外の服って着ることあるの?」と言われるくらいには。

私の金星は牡牛座に座していますが、色彩感覚が強い牡牛座にとって黒を纏うことは牡牛座の魅力を殺してしまうと言われがちです。
ですが、私は黒が美しいと思うからこそ黒を纏っています。

タロットカードのHIEROPHANTは牡牛座のエネルギーを持っており、DEATH(このデッキではTRANSFORMATION)は牡牛座の対岸に位置する蠍座のエネルギーを持っています。HIEROPHANTというのは法王・教皇。DEATHは死神。

ファッションに例えるなら、牡牛座は色彩豊かで繊細なお花の刺繍が入ったオートクチュールのドレス。蠍座は黒一色な中にもレースやレザー、ベルベットなど、異なる質感で表情を作り出すゴシックファッション、という感じでしょうか。

勿論どちらも美しく尊いものですが、私の金星力(好き!!!!)がより発動するのは蠍座的要素だったりします(うら若き十代の頃に『KERA!』というファッション誌に載っていたゴシックファッションや地元の新聞に載っていたAlexander McQueenのコレクションの世界観に大変ときめいたのを覚えています)。

Alexander McQueen 2009-2010 AWの記事、ときめき過ぎて未だに持ってる

そして、「黒は300色ある」とアンミカ先生がおっしゃっていますけれども、一口に黒と言っても様々に存在しているわけで、その中の細かな色彩の違いや質感の違いを愛でることができるというのは実は究極に牡牛座を突き詰めた姿なのでは???とすら思ったりもしています。

私の金星の対岸には蠍座の冥王星が座していますが、冥王星というのは蠍座を守護する準惑星です。「死と復活」「破壊と再生」なんてよく言われますが、「究極さ」という意味もあります。
そこに蠍座の要素が加わることにより「究極に突き詰める力」が生まれるので、そんな蠍座冥王星に対岸から常にまっすぐ見られている金星を持った結果こういう人間が誕生したのは、最早なるべくしてなったようなものだなと思ってしまいます。

レムリアンシードクリスタルを始め、ターコイズやマラカイトなど、この地球が生み出した石の中から「これ!」と思う一つ一つを身に着けることはとても牡牛座的だなと思うし、私の場合は殆どが青色だけれど、黒い服の中に小物やネイルなどポイントで色を取り入れるのが好き。

シルバーも好きだけれど、ネイビーとゴールド、モスグリーンとゴールドの組み合わせが好きだと気付いてからはゴールドの小物がぽつぽつと増えました。

そんな私が珍しく青色のスカートを購入したわけですが(サムネイル画像を参照)、個人的には結構挑戦感があってどきどきしています。
着こなしによって甘いガーリースタイルにもカジュアルにもなれそうなチュールスカート。私の色で穿き倒していきたいなと思っています。

パンツスタイルであっても一見スカートっぽいシルエットのものが好きです。圧倒的骨格ウェーブなのでハイウエストだと嬉しい。ウエストマーク必須です。真っ黒なので尚更。

ちなみに、占星術的観点から見て「自分に似合う系統のファッションはASCの星座で分かる」と言われていますが、私は「似合う」よりも「好き」で大優勝したいのでASCは特に気にしていません。

そもそも「バイオハザードに出てくるような洋館に居そう。館の主人が一番信頼を置いている使用人。笑顔で出迎えてくれるけど、一歩足を踏み入れたら二度と帰って来れないような雰囲気がある」と言われる人間が果たしてASC乙女座なのかと問いたいところではあるのですが、「館の主人が一番信頼を置いている使用人」というあたりは乙女座なのかもしれない。

私のASCのサビアンシンボルは乙女座18度『ウィジャボード』ですが、乙女座の対岸に位置する魚座の要素である無意識や直感を生活に取り入れ、占いなどを利用して答えを求めたり近い未来を覗くなどといった意味合いを持っているので、その点から考えると案外それっぽい気もしなくもない。占いっていうのも蠍座っぽいし。黒色に300通りあるように乙女座にも30度ありますからね。

現在の私のファッションの系統を何と呼ぶのかは分からないけれど、最早「〇〇系」という枠に縛られず、年齢という数字にも縛られず、これからも、これから更にもっと、自分のときめきに忠実に、「好き」に反応したものを身に纏い生きていく。それは、「好きという豊かさ」を纏って生きていくということだと思う🐄

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