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あの放課後から、続けてきたから【ハンブレ×フレデリックat野音】(ライブレポ)

2023.7.1 SOUND CONNECTION -BLOW UP- at大阪城野外音楽堂
ハンブレッダーズ×フレデリック

2023年下半期、一発目のライブ。野音でのハンブレ、ずっと楽しみにしていたこの日が来た。そして、最高のライブを見てしまった。この日、ここに来てよかった。どうか今日みたいな日が走馬灯に現れますように。

開演前

この日は朝のバスで大阪に向かった。気になっていた心斎橋の「明治軒」というお店でオムライスと串カツをいただいた。昭和の味、という感じで美味しかったし、串カツが思いの外めちゃくちゃよかったから驚いた。また機会があったら行きたいな。いろいろメニューがあって開拓しがいがありそうだった。

お昼ご飯の後は、三木楽器というベース専門店を訪れた。ビルの2階に入っていて、フロアいっぱいにベースが飾られている。もちろん弦やアンプやエフェクターなどもしっかり完備。ずっと試奏してみたいな、と思っていたプレベを試させてもらえた。試したのはでらしくんのゴールドちゃんをおもい出させるようなキラキラと光る金色のボディのプレベ。隣には銀色のものもあった。ピックアップが不思議な形をしていて、4弦と1弦側は低くて2弦と3弦側、つまり真ん中に向かって高くなっているという形になっていた。親指を置くところが少し低めになっていたのだけれど、でらしくんのseedと同じくらいの高さだったからそこまで不便は感じなかった。肝心の音については覚えていないのだけれど、すごく弾きやすいな〜という印象だった。左手も滑らかに動くし、弦を弾くときにそこまで力を入れなくてもしっかり音が出ているという気がした。ただ、seedに慣れているせいか、少し弦幅が広く感じた。店員さんが説明をしてくださったのだけれど、ほかの一般的なプレベに比べたら弦幅は狭めになっているらしかった。4弦と3弦は張り方が少し違っていて、強く弾かなくてもしっかり音が出るように設計されているそう。そういうことも教えてもらえるから楽器屋さんはいいな、と思うね。10万円台だしもしいつか欲しくなった時の候補にしたいなぁ。

楽器屋さんに行ったあとは、野音に向かった。先行物販で新グッズが出たので、買うしかないよね〜。
物販では、マルチストラップの黒を買った。スマホの裏に挟んで使えるタイプのやつ、ハンブレッダーズのロゴが入っていてかわいいね。

物販のあとはフォロワーさんと会ってお話をしたり友達と会えたりした。1人で行くライブ、ライブハウス、フェスはもちろん楽しいのだけれど、こうやって好きな音楽が同じでそれを共有できたりそこから仲良くなったりした人たちと過ごせることがすごく大切な時間になっている。最近、ライブハウスで群れてる人たちが多くて嫌だな、っていうツイートをよく見るようになった。わたしも同じように思う。ひとりのための音楽だと思っているから。アーティスト側がどう思っていようが、わたしは、音楽はひとりで聞くものだし孤独のためのものだと思っている。だから、ライブハウスで大勢で身内ネタで話している人を見るとこわくなる。でも、わたしももしかしたら誰かにとってのそういう「大勢」なのかもしれない。連番をしているときは、誰かにとっての「こわい」として映るのかもしれない。たとえそれがただの孤独の集まりだったとしても。ひとりとひとりじゃないは、一生分かり合えないと思っている。でもひとりと「ひとりとひとり」はなんとなく似ている気がするから、わたしは今の友達と過ごせる環境を享受することにしている。何言ってるんだ、って思われるかもしれないし、何言ってるんだろう、ってなっているけれど、結局言いたいことは、今仲良くしてくれている人たちのことが好きだよってこと。それから、話したことがなくてもわたしのことを見ていてくれるフォロワーさん、あなたひとりひとりが大切なんだよってこと。

雨は降り続いていた。野音の会場に入って、席に着き、ステージを見上げたら、ドキドキが一層増した。イベントのバックドロップに、左右にはハンブレッダーズとフレデリックそれぞれのバックドロップ。先手はハンブレ。野音で見られるのが嬉しかった。カッパを用意し忘れたから紫のタオルで頭だけを覆う。

17時、開演時間が来た。

ハンブレッダーズ

ハンブレッダーズ セトリ
1、BGMになるなよ
2、ワールドイズマイン
3、いいね
4、DAY DREAM BEAT
5、カラオケ・サマーバケーション
6、才能
7、名前
8、SUMMER PLANNING
9、アイラブユー
10、ヤバすぎるスピード
11、ギター
12、THE SONG
13、銀河高速

ハンブレッダーズ公式Twitterより

SE おはよう。
でらしくん、最初は赤のタオル置いてあったけれど、かともみさんがイベントのタオルに変えてた。
衣装、デカポケット付きの淡いブルーみたいな色のシャツだった、かわいい。黒ハーパンとポンプフューリーちゃんはいつも通り。
SEでいつもドキドキしてしまう。胸の前できゅっと手を握りしめてメンバーの登場を待つ。拍手と歓声が起こる。ムツムロさんが耳に手を当てて、フロアから歓声が沸き起こる。にこにこして頷く。それだけでこっちまで笑顔になれてしまう。
サビの最後の音が鳴って、みんなでジャーンと音を合わせたあと、一瞬の空白。

1、BGMになるなよ
「愛と平和を歌っても」と入る。え、びっくりした。BGM始まり。少し泣きそうになりながら聞いていた。手はあげなかった。じっと聞いていた。
今日、雨が降っていてよかった。明るい野音でも、涙を流したってバレないから。
「僕らの手の中の未来」でムツムロさんが右手をきゅって握っていて、よかった、好きだ…。
「生きててよかったそんな夜は〜」のところ、うううう、ってなった。いろんなハンブレのライブを思い出した。一番素晴らしい夜はまだ来てない、そう思えるようになれたかなぁ。
「誰かを憎めば楽になる〜」のところ、親とのお金関連のごたごたがあって、それを思い出してしまってしんどかった。
ラスサビ前のだーんだーんだーんだーんじゃーーんのところ好き。

2、ワールドイズマイン
つなぎ、スラップ、ありがとう。高い音でのアレンジなしでスタンダードな感じだったけれど、それも大好きです。お立ち台で堂々とスラップする姿、かっこよかったです。
自由に楽しめばいいんだなーって思えた曲。2番のベースソロ、かっこよかった。
間奏のギターソロのあとの余興なしで、そのままラスサビ入るタイプだった。でらしくん、上手でうきくんの足の下から覗いていたのこれ?違うかも。でも下手から走って急いで戻っていてかわいかった。

3、いいね
ムツムロさん「君の人生がキラキラしていなくてもいい、俺が君の日々にいいねを押してやる」
なんかこの、キラキラしていなくてもいい、という言葉にグサって刺されて泣きそうになっちゃった。というか泣いていたかも。なんでその曲で泣くんだ、っていう曲で泣いてしまう。
かわいすぎる歌詞なんだけれど、どこか切なくて、哀愁を感じてしまって、いつも胸が苦しくなる。
しばらく触れていないベース、それでも大好きなんだよ、そこにいてくれるだけで。

4、DAY DREAM BEAT
ムツムロさん「何か特別なものを持っているわけでもなくて、イヤホンをしてダラダラと音楽を流していたあの放課後からやってきました、ハンブレッダーズです」
この文句の〜からきましたハンブレッダーズです、は初めて聞いた、すごく好きだった。「あの放課後から」のところで涙がうるうるしていた。MCでなんとなくそうかなと思っていたけれど、やっぱりこの曲が始まって、大切な曲でイントロから嬉しさと苦しさで泣いてしまった。ツアーでのことやライブ映像とかを思い出して余計に。
1Aの歌詞からまた涙が溢れる。
ドキドキして胸が震えて、手が抑えきれなくて拳を握りしめて突き上げる。
落ちサビ、ツアーの時みたいには声が聞こえなくても、ちゃんと伝えたくて歌った。
やっぱりこの曲は歌詞が全部自分なんだよな。原点であり頂点。大好き。

5、カラオケ・サマーバケーション
ムツムロさん「7年、7年好きだった子がいたんです、その子と初めて遊びに行ったのがカラオケでした。カラオケ・サマーバケーション」
MCなんとなくしか覚えていないけれど。こういうバンドです、ってこのくだりのことで言っていたな。
夏だからカラオケ最近たくさん聞けて嬉しい〜。
かわいすぎた歌。
ムツムロさん、最初の歌詞飛ばしそうになっていた気がした。
でらしくんがコーラスの語尾を叫ぶように歌っていたの、これかな。よかったなぁかわいかった。

6、才能
わ、才能!となった。ベースずめっちゃ見ていた。
1Bのベースめっちゃかわいかった。アレンジ?って思ったけど、わからない違うかも。とにかくめちゃくちゃかわいくて好きだった…。
2Aの歪ませてるとき、口ベースしていて、めっちゃかわいかった。さいこーーーとなった。尊い。そのあとのところで足でリズム取っていた、かも。どっかで足トントンしてる!って思った記憶。
とにかくベースずっと見ていた。かっこよかったよ〜。歌詞聞こえなくなるくらいだった。でもそういう曲があってもいいと思っている。

7、名前
たぶんライブハウスでだったら暗転していた空気感。イントロから本当にすてき。久しぶりに聞けた感じする。
ゆったり聞いていた。
2サビの、「ハッピーエンドで僕ら待ち合わせよう」がいつも苦しくなる。死はハッピーエンドと言えますか…?しんどいことばかりで死にたくなる日々で、それしか考えられなくて、そうすることでしか救われなくて。わたしにとって死はハッピーエンドと言ってほしかった。
探し出すよ、ででらしくんが目をつぶって叫んでいて、顔上に上げる感じで、あーーもう好きです、ありがとね…。

8、SUMMER PLANNING
でらしくんと木島さんが顔見合わせて2秒くらいして、どん、って入っていて、見ていてにこにこした。途中ギターが入っていくあの感じも大好き。身体揺らして聞いていた。セッションで、一瞬常識!?って思ったけどいやちょっと待てよ違うかも、となった。やばいサマプラや、とわかったとき嬉しすぎて泣いていた。なぜ?大好きなんだよな。
ムツムロさん「みなさん、夏の計画はそろそろ立てましたか?おれは、今年は打ち上げ花火を見に行きたいなって思います。そろそろ夏の計画、立ててもいいんじゃないですか?SUMMER PLANNING」
という感じのニュアンスのMCで、あーもうにっこにこですよ。
本当にかわいーー。今年の夏は夏フェスのためにお金を貯めたいよー。
「ふたりで過ごす時の方がさ ひとりとひとりだってわかってしまうんだな僕ら」のところ、わかりすぎてしまうんだな。
「太陽と月みたいな関係性」のところ、太陽がでらしくんで、でらしくんがいてくれるから生きていられるわたしが月みたいだな、ってふと思った。

9、アイラブユー
大阪の歌!
でらしくん、サビ前で後ろにぴょんぴょん、くるりと回って、サビあたりで上手にくるくる移動していた。かわいすぎか?????
ラスサビのラブラブラブラブラブのでらしくん…かわいいすぎる。グーパンで指くるくるしていたやつ、もうやらないですか?また見たいです…。
これの間奏のとき?ふたりが向き合ってギター弾いている間からにこにこしていたの。違うかも。かわいかったな。

10、ヤバすぎるスピード
ムツムロさん「コスパとかタイパとか最近あるじゃないですか。コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス、って。でもタイパとか言ったら、人間生きてることそれ自体がコスパが悪いことだと思っていて。だからそういうのじゃなくて命のパフォーマンスを大事にしたい、って思うんです。お前らの人生のフルコーラス俺がギター弾いてやるって気持ちで歌ってます、ヤバすぎるスピード」
こんなニュアンスのMCだった。なんか、ヤバスピ前のフルコーラス俺がギター弾いてやる、の言葉は何回も聞いてきたはずなのに、なぜか今日はより強く刺さって、そこの時点でうるっときてしまった。
歌詞、1番も2番もなんか泣いていた。泣く曲じゃない気がする。けど歌詞聞いていたら刺さりすぎてしまうんだよな。
「ありとあらゆるネガティヴよ今ここでメロディになれ!」で、ライブに来ている理由を強く感じた。しんどいことが重なってでもハンブレが歌ってくれているからまだ耐えられている。ドキドキする左胸のビートで、まだ生きているんだと感じられた。
2A「約束になる」でムツムロさんが指掴んできゅってしていて、それで余計に涙出た。
「君の人生のフルコーラス俺がギター弾いてやる」のところで、ぼろぼろ。この先の人生、ずっと支えられ続けるんだろうな、と思った。
Cのとこ、涙で前が見えなくなるほどだった。この歌詞は、ハンブレ自身のことを歌っていると同時に、ハンブレのリスナーであるわたし達のことも歌ってくれている歌詞だと思っている。だから熱くなるんだ。

11、ギター
ムツムロさんがギターを青から赤に持ち替えて、「やっぱこの赤いのが落ち着くわ、ギター」
楽しすぎた。ずっと待っていた時が今来たんだな、と思った。
悲しくて泣くでらしくん、大好きです…。
全部全部全部、ギターギターギター、いえーいいえいいえいいえー、歌った、嬉しいな。
正しいことは楽しくないし、のとこ、でらしくんが下手に遊びに行っていて、コーラスうきくんだけしていた。
最後、泣いていて歌えなかった。楽しいのに涙が出ることってあるよね。

12、THE SONG
ムツムロさん「会えない時のために、こんにちはこんばんはおやすみ、それと、ヘッドフォンをしろ!」
相変わらずベースのイントロから泣いていた。歌詞がよすぎるんだ…ぐずぐず。
でらしくんと目あった?
「君のいのちはかけがえない」のところで、そんなことないよ、と思って苦しくて涙が出た。そうやって言ってもらえるほどいい生き方してないよ、ごめん。
1サビ「ヒトであること嫌になって 夜の合間で立ち止まっても」のところで、死んでしまいそうだったあの日のことを思い出した。この歌詞はきっと、死のうとして、という意味を暗喩で表現しているのだと思っている。だから、あの日のことを思い出してしんどくて涙が出た。
2番「孤独な夜めがけて言葉を送信中」もそうだ。
ベースソロ、かっこよかったなぁ。
2サビ「毎日ほんのりと鬱なら」いつだってそうだね。しんどいことばかりだよね。

13、銀河高速
でらしくんがベース変えていて、え、と思った。
続けてきたから〜みたいなMC。曲でMC全て飛んだ。
MCしてから曲名とかなしで、いきなり歌。不意打ちすぎて号泣。しんだ、ありがとう、むり。めっちゃ泣いてしまった。
今聴きながらこれを書いているだけでも思い出して涙が溢れてしまうほど、ばかでか感情を銀河高速に抱いている。
最近あった、死のうとして死ねなくて、まだ生きていること、そのことを思い出してぐしゃぐしゃに泣いてしまった。でも今生きているからこうやってハンブレの音楽を享受できているんだと思ったら情緒がおかしくなりそうだった。
「新しい歌を書く度聴いて欲しい君の顔が矢継ぎ早に浮かんだ」でなんかもうありがとうね…ってなった。
あの日と何も変わらずに生きていくことなんて無理だけど、でもまだ生きているんだよ。
「懐かしい歌を流して」のところで、ラジオで話していた曲かな、あの曲かな、とか考えて、僕に当てはめたらハンブレの曲、昔の曲たちになるのかな、と思って涙が出た。ずっとずっとハンブレが続けてきてくれていることを感じた。
「君を主役にするBGMを不甲斐ないなりに歌いたいんだ」で、ムツムロさんが本当にそう思っているんだ、と感じたし、ヤバすぎるスピードで言ってくれていることと同じだな、と思って涙が出た。ハンブレの音楽が、ムツムロさんの言葉があればこんな人間だって一瞬だけでも主役にさせてくれるのかな。
「ここが潮時かもな」のところで、あぁもう今が死ぬタイミングかもな、と思った僕の気持ちと重ねてしまって、苦しくて涙が浮かんだ。
たくさんの言葉を嘘にしてきた、それでも今どうにか生きている。そんなことを感じながら聞いていた。
ほぼずっと泣いていたな…。涙を拭いながらどうにかでらしくんの姿を見届けようとしていた。


その他諸々

あの、めっちゃでらしくん目見てくれてた…。私信…。しぬありがとう。ほぼ全曲、めっちゃ目合った。

かっこよかった。口をむんってやっていたり尖らせていたりして天才すぎた。めっちゃ笑顔で弾いていた瞬間あって惚れ直した。
口むんってやってるのかわいすぎて真似していた気がする。
俺が楽しそうに笑っていたら笑ってくれた気がした。

うきくんとムツムロさんが背中合わせでギター弾いていてかわいかった。

ムツムロさん、おれがチラッて見たときに目合わせてくれた気がした。バカ泣きしていた曲だけれど何の曲だったんだろう。ヤバスピかデイドリかTHE SONGか。

うきくんがお立ち台に立ってギソロ弾いている時に、でらしくんがその脚の間から覗き込んでにこにこ口開けて笑顔でベース弾いていて、かわいーーー!!!ってなった。

ミュートしている時の指がちょこっとずつ動いているの、めっちゃよかった。才能のところかな、わからない。

ムツムロさんの、ヘッドフォンをする仕草とか約束になるの指握る仕草とか、そういうのが好き。

でらしくん、何かの曲で、両手で頭くしゃあってやって髪の毛くしゃってさせてたの、本当に、本当に、好き、です…。何ですかあれは…。
ありがとうございます…。

MCで、フレブレがこれから夏フェスで被るのめっちゃ多いから、ツアーみたいな感じで、今日がその始まりの日みたいな感じに思っています、ってムツムロさんが言っていて、いいなぁそういう考え方、と思った。その「始まりの日」に見られたことが嬉しいな。

MCで、ムツムロさんがフレデリックは先輩バンドで、他にもキュウソとかKANA-BOONとかいるけれど、フレデリックはその2バンドよりも仲良くしてあげてもいいかなって思ってます、って言っていておもしろかった。こういうムツムロさんのお茶目なところ、好きだなぁ。


ハンブレッダーズを大阪の野音で見られたことが本当に嬉しかった。セトリも空気感もパフォーマンスも、全部が完璧だった。
それから何よりもでらしくんが声が出せるようになったことが本当によかった、それだけで涙が出た。まだ完全じゃない感じもしたけれど、どうか身体を大切にしてほしい。(そして足の傷も。ちゃんときれいに治りますように)
本当にこの日、この場所に来ることができてよかったと思った。全部、続くことは当たり前じゃない。バンドも、自分も、周りも。だから今日という大切な日のことを何度も思い返して、大事に大事に抱きしめていきたい。雨も涙も汗も、全部抱きしめて走り続ける。

フレデリック

ハンブレが終わってから、放心状態になっていた。それでも時は進むし、対バン相手のフレデリックが待っていた。セッティングがされ、会場がざわざわとしている中、SEが流れ始める。

フレデリック セトリ
1、スパークルダンサー
2、YONA YONA DANCE
3、オドループ
4、セーターを脱がさないで
5、トライアングルサマー
6、midnight creative drive
7、ナイトステップ
8、Wake Me Up
9、KITAKU BEATS
10、ジャンキー
en、名悪役

公式Twitterより

SEで手拍子が起こる。メンバーが登場する。
ボーカルの三原健司さんが現れた時、顔、良!!となってびっくりした、のでとりあえず直視するのはやめておいた。

何曲か予習していたけれど、ついていけるかな、と少し不安もあった。けれどそんな不安は必要ないくらい楽しかった。

健司さんがめちゃくちゃ煽るし、康司さんのベースが綺麗だしにこにこで弾いていて楽しそうだし、フロアのみんなもめちゃくちゃ楽しそうだし、なんだこの空間、となった。

1、スパークルダンサー
最初から楽しかった。
スラップからの3連のベースがめっちゃよかった。
のってけ、で左右に手振るのかわいい。手拍子とかは全然わからなかったけれどいいや〜って思えた。
健司さんの魅せ方がめちゃくちゃうまいな〜と思った。あと煽り方も、めちゃくちゃ強気で引っ張られた。

2、YONA YONA DANCE
サビの途中のベースの段々上がっていくやつ、好きすぎた。
フレって同期だからそっちの音に持ってかれがちだけど、ライブでベースの人ずっと見ていたらめちゃくちゃベースいいなぁってなった。

3、オドループ
超有名曲。楽しい。

4、セーターを脱がさないで
「服装間違えた。3曲だけでハンブレッダーズ全部の尺の分の汗かいてる」
「サウンドコネクションのインタビュー記事があるんだけど、それでハンブレが聞きたいって言ってくれた曲があって。でもそれが、その曲!?っていう、アルバムの中のマイナーな曲で、ライブでも数年に1回しかやらないような曲だった。全然季節が違うんですけどやります。この中の誰が知らなくても、ハンブレに向けて歌います。セーターを脱がさないで」
最後の言葉がめちゃくちゃ好きだったな。
めっちゃよかった。サビのフレーズが頭に残る。

5、トライアングルサマー
季節感戻すために、って言って始まったこの曲。照明が青くてスモーク焚かれて、波の音が聞こえて。
途中、涼しい風が吹いて、曲と相まってめちゃくちゃ空気感がよかった。こういうのが野音のいいところだよね…。
ベースめっっっちゃよかった。曲前にセッションっぽいのしていたのこれか?

6、midnight creative drive
イントロの記憶しかない…。

7、ナイトステップ
エフェクトかけたベースの音だけ覚えている〜。あとディストーションって歌詞。

8、Wake Me Up
「あと3曲です。」「「え〜〜」」「まだあと3曲あるのか、って思ってるでしょ」
楽しかった〜頭に残るメロディ。

9、KITAKU BEATS
「まだ遊べるでしょ!!」
帰宅部^ ^
聞けたらいいなって思っていたから嬉しかった。これもベースかわいくて好きだな〜。

10、ジャンキー
あなたたちみたいなジャンキーがいるから〜って感じのMC。忘れちゃった。
照明キラキラしていて最後の盛り上がり見れて楽しかった。

en、名悪役
聞きたかったから聞けて嬉しい。


フレさん、すごかったな〜。少ししか知らない私でもあんだけ楽しめたのだからフレリスナーの人はめちゃくちゃ楽しかったのだろうな。
ベースめっちゃ見てたけど、康司さんめちゃかわいい笑顔で弾いているし弾き方も柔らかできれいだし指がベーシストの指でめっちゃきれいだしとにかくよかった〜。見れてよかった!

終演後

例によってフォロワーさんや友達と会って写真を撮ったり感想を言い合ったりした。ご飯を食べて例のごとくカラオケに。
なかった17歳の日を取り戻すかのように、ばかみたいにはしゃいで好きな人たちを眺めて、そうやって時間を埋めた。

本当に、今日この対バンが実現してよかった。
ありがとうございました。
こんな日がきっと走馬灯になりますように。

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