一社しか眼中になかった私の就活
はじめに
初めまして!就活を終えたばかりのどこにでもいそうな平凡大学生をしています、「す」と申します。平凡とはいっても、正直就活の方法に関してはかなりイレギュラーだと自分でも思っているので(笑) 未来の誰かに私のこの記事が少しでも役立てばいいなと思い、執筆しました。
就活について記す前に簡単に自己紹介をさせてください。現在大学4年生になったばかりで、文学部でフランス語を専攻しています。高校生の頃からフランス語を勉強していたり、英語も並行して学習に励んでいたことから、最初は海外と関わる仕事がしたいという漠然とした思いを持っていました。が、紆余曲折あって絶対にここで働きたいと思える不動産会社に出会い、内定を頂き、就活を終えました。
就活の流れ
私の就活スケジュール
〇大学3年生10月
・就職活動開始
・オンラインの会社説明会や対面開催の合同説明会に参加
・10月頭に、大学の友人からinteeのサービスを紹介してもらう
〇11月
・内定先の企業と出会う
〇12月、1月
・不動産を中心に説明会や選考を受ける
〇2月、3月
・第1志望本選考
・SPIの勉強
・ひたすら自己分析
→3月末、内定
ざっとですが、私の就活スケジュールはこんな感じです!約半年間に及ぶ活動の流れをこれから話していこうと思います。(長くなりますので、気になるセクションだけ読んでみるなどしてください^^)
〇就活のはじまり
大学3年生の夏に1か月ほど短期留学に行っていた影響で、夏インターンには全く参加できておらず、周りと比べて出遅れている!と焦っていました。そんな焦りから自分で大手就活サイトに登録し、誰もが聞いたことのある企業の説明会を受けたり、ビッグサイトで行われるような大きな合同説明会にも参加しました。しかし、企業についての情報は増えても、自分が本当に何をしたいのか肝心な部分が不透明であり、自分の就活のやり方は本当に合っているのかと不安がありました。そんな時大学の友人にこのことを相談したところ、inteeのサービスを紹介してもらい、本格的に私の就活が始まりました。このサービスに出会うまでは、英語やフランス語を活かせる仕事(航空系や旅行・ホテルなど)に就きたいと思っていましたし、ぶっちゃけ名の知れた大手企業しか知りませんでした。また、私の周りには公務員志望が多く、就活に関する情報が全くと言っていいほどありませんでした。そんな私にとって、inteeとメンターである宮島さんとの出会いは自分自身を大きく変えるきっかけになりました。
inteeに登録後、自分1人で就活をすることに不安を抱いていた私は、メンターさんにおすすめされる企業(ベンチャー企業)を中心にたくさん説明会に参加しました。また、自己分析に少しずつ取り組むことで、今まで全く視野に入れておらず、下手すれば知ることもなかったベンチャー企業が気になっていきました。というのも基本的に実力主義で年功序列が関係しない点が、自分の価値観と合っていると自己分析から判断したのです。更には高校生の頃からあこがれを抱いていた海外と関わる仕事も、あこがれだけなのかも…と志望度が下がっていきました。
〇運命の出会い
自分に合うベンチャーを中心とした企業を紹介してもらいつつ、自分でも大手の説明会をちょくちょく受けていた11月頃、メンターさんから「秋山さんが好きそうな企業があるけど、説明会に参加してみない?」と紹介をいただきました。断る理由もないですし、このころはとにかく幅広い業界の説明会の数をこなしつつ、自分がやりたい仕事を見つけることに重きを置いていたので、喜んで参加しました。この会社(以後A社と呼びます)との出会いが、本当に私にとって運命でした。今まで何10社も説明会を受けてきて、正直ピンとくる企業やここで働きたい!と思う企業はほとんどありませんでした(笑)しかし、A社の説明会では自分自身直感的にビビっと来るものがあり、この時はとにかく直感でこの会社に入りたいかもと感じていました。
ここからの就活は、A社に入ることを目標に進んでいきます。inteeのメンターさんと月に最低1回は面談をしつつ、A社も専属のリクルーターがつく採用方針だったため、多い時で週2回ほど面談をしていました。これらの面談や自己分析を通じて、自分が「誰かの人生を大きく変えたい、大きなインパクトを与えたい」という想いを持っていることが明確化されました。人にとって一番人生を変えるものって何だろうと考えたときに、不動産が当てはまりました。このことに気が付いてからは不動産に業界を絞り、A社中心に企業説明会を受けていきました。
〇揺るがないどころかより一層強くなる想い
12月、1月は他社の選考も受け始めました。とは言ってもA社に入社することがゴールだったため、自分の中では練習としてたくさん他社の面接を受けていました。ただ面接に慣れる練習だけではなく、企業の面接を受けて振り返ることで自己分析がさらに磨かれることを教えてもらったからです。12月にはA社の2daysインターンに参加し、実際の仕事や社員さんたちに密に触れることで、ますます志望度が上がりました。インターン後は本選考が始まるまでほぼ一本勝負で就活に取り組んでいました。ここまで振り切って就活をしている人はなかなかいないと散々言われていました(笑)
〇最後の追い込み
2,3月は本当にA社の対策しかしていなかったです。ひたすらリクルーターとメンターと毎週毎週面談を繰り返し、自分の考えを研鑽していきました。二次面接前はメンターさんと何時間も自分の考えについて「なんでなんで」と繰り返し問うことで深めていきました。時にはスパルタに対策してくださる時もあり、泣きそうになりながら自分の想いを話していたこともあります。(ここだけの話、面談後に泣いたこともありますね笑) 面談以外で言うと、本選考が始まる前にSPI受験もあったので、それに向けて参考書を2周ほど勉強したと思います。非言語が異常なほどに苦手だったので苦戦しました。これを読んでいる皆さんはなるべく早いうちから対策してください!!
最終面接に合格した時には安心と今までのメンターさんへの感謝で涙が止まりませんでした。どんな時も私の味方で支え続けてくれて、本当に二人三脚で取り組んできた半年間でした。そもそもinteeに登録していなければ、今の内定先の会社に出会うことは一生なかったと思います。時には就活にモチベーションを見出すことができず、説明会を蹴ってしまうこともありました。(今だから言えます笑) そんな私にずっと寄り添ってくれて、私の人生について私と同じ熱量で本気で考えてくれました。inteeに出会わなければ、メンターの宮島さんに出会わなければ私の就活はどうなっていたか見当もつきません…それほどinteeは私の人生に大きな影響を与えてくれたと言っても過言ではありません!
最後に
最後に私が就活を通して学んだことや感じたこと、アドバイスをお伝えできたらと思います。
多くの就活サイトや先輩たちの言う通り、「自分のことを考える」ことが1番大切なことです。正直未来のことなんて誰にも分からないからこそ、考えるのが億劫になります。自分自身、最初は仕事を選ぶ上で「誰かのためになりたい」とか薄っぺらいことしか考えられていませんでした。しかし、自分で自分のことを知らない限り、誰かに伝えることなんて到底できません。自分のことを掘り下げるのは正直答えのないもののようで、果てしなくて、本当に辛い作業です。でも私は就活を通して自分のこれまでの人生や今後どんな生き方をしたいのか、胸を張って誰かに伝えられる人間に成長したと思っています。就活ってただの職業選択ではなくて、人生について考える時間だと思うんです。だからそんなに就活嫌だなあとか、終わりが見えないなあと思いながらやるのではなくて、自分のことを知れる最大のチャンス!くらいに思って取り組んでみることをお勧めします。自分のことが分かってくると、自然と自分のことを話せるようになるし、企業側も自分の魅力に気づいてくれるはずなので!!
自分自身アドバイスできる立場ではないと思いますが、どんな時も諦めずに前向きにトライしてみてください。私は二次面接で一度保留になっている身から、逆転して内定を掴み取りました。絶対にこの会社に入るという強い想いと諦めない気持ちを持ち続けていたからこそ、手に入れた内定だと思っているので、本当に行きたい企業に出会えたらどんなに辛くても負けないでください。学生のうちで大変な瞬間なんて就活の半年くらいだと思うので、その期間くらい本気で取り組め!と自分を奮い立たせることは意識していました。私ほどポジティブでい続けることはなかなか難しいのかもしれませんが(笑) でも!根詰めすぎず、息抜きを忘れないように、納得いく形で皆さんの就活が終わることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました^_^
私のつたない文章が役に立つのかは分かりませんが、少しでも役立ってくれれば嬉しいです。皆さんのことを心の底から応援しています。
最後に私が感謝してもしきれないほどお世話になったinteeさんの登録リンクを載せておきます。皆さんの就活に本気で向き合ってくれる方たちが沢山います。絶対に力になること間違いなしなので、是非気軽に利用してみてください!
https://intee.jp/student/referer?introducer=KZ5C0dfRoguZwhp2wljuKw%3D%3D