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DADARAY「花は買わない」歌詞の意味を勝手に考察🌷
「花は買わない」は、超恋愛体質の主人公が、寂しさを紛らわすために本命ではない人との恋に突き進んでいく歌だと思います。
以下、川谷絵音のことが超大好きなわたしによる勝手な歌詞考察です。
※この歌に性別は関係ないと思いますが、便宜上、主人公を女性、相手を男性として書き進めていきます🙇🏻
糸は切れない
息もきれないや
どうして どうして
運命の赤い糸 とよく言いますが、始まりの歌詞「糸は切れない」は、本命の彼との恋が終わっているのにも関わらず、まだ運命の相手としか思えない、大好きで諦め切れない気持ちを表しています。
「息も切れない」
そんな運命と信じてやまない恋がうまくいっていないのに、自分はなぜか生きていて、毎日を過ごしている。どうしてだろう。
花は咲かない
萎れたくないや
愛して 愛して
「花が咲く」=本命の彼に愛されること。
「萎れる」=恋愛をしないこと。
彼が私を愛してくれない。でもだからと言って自分が萎れていってしまうのはいやだ。もう誰でもいいから愛してほしい。
花は買わない
泣き虫でいいや
どうして
だけど別の新しい人に自ら恋をする=「花を買う」気力もない。本命の彼のことを思い出すだけで涙が出るけれど、もう泣き虫でもいい……。
そんなとき、主人公のもとに自分のことを好いてくれる別の彼が現れます。もしくはずっと彼とは仲が良くて、自分を想ってくれる気持ちに気づいていたけれど、気づかないフリをしていたのかもしれません。
とにかく主人公は自分の寂しさを埋めるために、自分を好いてくれる相手と距離を縮めていきます。
あなたもダメにするから
共に落ちるとこまで落ちていこう
その相手が「あなた」です。ただ、この寂しさを埋めるための恋愛に対して、主人公はヤケクソというよりかなり本気で、自分が本命の彼に心を奪われたように、「 あなた」をダメにしたい と考えています。
「共に落ちるとこまで」というと、かなり絶望的なムードを感じますが、わたしは、ここで歌われる落ちるとは恋に落ちるという意味なのではないかと考えました。
心が酔い続ければ
その世界では大丈夫
朝までは 春までは
生きていられる気がする
主人公は、自分の「心が酔い続ければ」=誰かに愛される喜びを感じていれば、この恋愛が上手くいくと信じ、「あなた」に狙いを定めました。
そしてサビまでの歌詞がもう一度繰り返されたあと、ラストの下記に続きます。
結べたはずの真似事
隣り合わせたぬるい悲しみ
結局、そんな恋愛はただの真似事で、主人公には常にぬるい悲しみが漂っているようです。
殺した内の秘め事
この世界では大丈夫じゃない
大好きな彼のことを思い出さないように、「あなた」に察せられないように隠してきたけれど、もう大丈夫じゃない。でも、、
朝までも まして夜までも
このままじゃ このままじゃ
失いそうになるから
もう自分には「あなた」しかいない気がする。失いたくない。
あなたをダメにしたいの
共に落ちるとこまで落ちていこう
だからもっとあなたをダメにしたい。一緒に恋に落ちていこう。
酔わせて
暗いところで
脱ぎ捨てた服のことなんか気にせずに
「心が酔い続ければ」=誰かに愛される喜びを感じていれば、と前述したので
「酔わせて」は、もっと愛を感じさせてという意味。そのために必要なのは体の関係。
咲く花を
育てるの
そして主人公は「咲く花」=自分に落ちていく新たな彼を育てます。
愛されたいからね
さあ