惹かれ合うように、『PULL UP』!【Hey!Say!JUMP“PULL UP!”参戦記録】
この年末は、必死で仕事をしていました。絶対に気持ちよく明日を迎えたい……その一心だったのです。
12月29日。個人的には4年ぶりの東京ドーム、そして4年ぶりのHey!Say!JUMPのコンサートでした。1か月以上経った今でも、夢の中にいるような気分というか……とにかく浮ついています(笑)。その気持ちを整理する意味も込めて、Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2023-2024 "PULL UP!"について綴っていきたいと思います。
自分用に、というところもあるので拙い文章なのですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
今回のツアーについて
公演名:Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2023-2024 "PULL UP!"
参戦日:12月29日(ツアー3日目・東京公演1日目)
会場 :東京ドーム
前回参戦した時もほぼ同じ位置だったような気がしています(前回は着ブロだったので1列~2列程度のズレはある)。今回は着ブロ希望しなかったのですが、やっぱり立って見られるのが個人的には良い。倍率がどの程度変わるのか、私にとっては未知の領域ですが、コンサートらしく盛り上がれるのは普通席だなと。
一方で、着ブロでも良かったなあと思う事も。実は今回、初めて親子参戦というものをしました。50代母、ジャニコンに一度行ってみたかったようで。親孝行をする事にしたのです。
私の母は、あまり体が丈夫な方ではないのですが、会場までが長旅だったのと、周りに圧倒されて疲れた様子。そんな事もあり、「今回は着ブロでも良かったかもな……」と思いました。私くらいの世代で親子参戦の方っていらっしゃるのかな?その際はどうしているんだろう?ちょっと気になります。
思い出記録(セトリ順)
①サンダーソニア
あーーーーーーーーーそう来ましたか(鳥肌)。てっきりDEAR MY LOVERかPULL UPあたりで来るんじゃないかと想像していました。JUMPの新たなスタートを思わせる、粋な演出だったなあと思います。
②ネガティブファイター
一緒に踊れるし、コールも出来たし、新しいライブ鉄板曲になりそう。それはもう楽しかったです。ていうか、名前呼ばれたときの薮くんの笑顔、めちゃくちゃ可愛かったな。もうすぐ発売から3年経つけど、セトリ落ちしなさそう。
③PULL UP
JUMPくんって、8人の声の相性がとても良いと思うんです。そして、8人それぞれの感じ方はあるものの、リズム感もとても良い。そうして彼らにしか出せないグルーヴ(音楽的には高揚感を意味するそうです)が生まれる。この曲はそれが最大限に活かされてるな!って思います。さらに、それが生歌でも損なわれないっていうのが本当に凄い。彼らの才能であり、長い活動歴にいるからこその熟練の技なのだと思います。
④ウィークエンダー
これやらなきゃ何やるんだよ!ってくらいでしょう。でも参戦日が金曜日の夜だったから、不安だったところもあります(笑)。涼介くんのどエロい「スウィートアンサー」聴けたので、この時点で目的のひとつは達成された。
⑤MuahMuah
泣いた(ガチ)。これ聴けるとは思わなかった。ダンスも曲も大好きなの!可愛いさの中に、スパイスが効いてどこかセクシーな曲。とことん酔いしれました。伊野尾くんが最後に囁く生の「Rouge……♡」で崩れ落ちました(これもガチ)。
⑥ファンファーレ!
これもやってくれるのー!?って感じです。今回は本当に新旧楽曲いろいろやってくれて、この時点ですでに多系統に渡って魅せられるんだぞ俺たち!っていうJUMPの熟練の技を見せつけられている。私、「奏でるリズム~♪」からの薮くんのダンスが凄い好きだった……。力の抜き加減と視線の配り方が何とも言えない。後日、ダンプラ動画観返したけどやっぱり好きだった。
⑦VILLAN
髙木雄也、無双。これに尽きる。この日の雄也くん、黒or暗めの髪色で薄ーく前髪作ってる感じの髪型で。この時点からセクシーでお腹満たされているのに、どうして腰を振った(歓喜)。ド直球でセクシー路線をいく楽曲って、可愛い系の人が急に魅せてくるのも恐怖(歓喜)だと思うんですけど、王道路線で、真のセクシー担当が本気出してくれるっていうのも至高なんだよな。ちなみに、後からSNS界隈で他の方のレポを拝見したところ、自担も相当やばかったらしい。ぜひ円盤を。そしてマルチアングルかソロアングルを。
⑧Dirty Innocence
ステッキ登場。限られた時間の中での振り入れだったでしょうに、あんな技出来るの?シンメ位置にいる人とステッキを投げて取り換えたり、ジャズ調の楽曲なのでステップもかなり特徴的だったり。アイドルすごくない?っていうか、JUMPすごくない?
そして知念侑李、有岡大貴、炸裂してたな……。時々モニターに抜かれる表情とかステッキの指先がすごーく……うん、えっちだった(正直)!!
これは後から調べた事なのですが、Dirtyは「汚れた」「淫らな」、Innocenceは「純潔」「無邪気」という意味があるそう。歌詞を見返すと、モラルに反して「相手を汚したい」「自分のモノにしたい」という本能がチラついて……という世界観に見えました。やっぱり、ピュアそうに見えてDirtyっていうのが、いちばん怖いんだよ。(いいぞもっとやれ)
⑨あの日の夢を見させてよ
ランタンが実際に会場内に浮かび上がるというロマンチックな演出でした。スポ紙によると、伊野尾くん考案の演出だったのだとか。何かで見た景色だなと思っていたのですが、『塔の上のラプンツェル』ですね。なるほどね。ディズニーが好きで、ディズニーとの親和性が高い(当社比)、伊野尾くんらしいなと思いました。アイデアマンなところもありますが、まずは、彼、結構ロマンチストですよね?好きです。
⑩恋をするんだ
この流れでこれはエグいて……。切なさのオンパレード(?)。「ねぇ、」から始まる涼介くんの声に心臓抉られた。CD音源ですら泣いていたのに、愛おしそうな、でも辛そうな、曲の世界観に浸った涼介くんの表情もそこにはあって。思わず引き留めようと手を伸ばしそうになりました(急なポエマー)。
⑪ときめくあなた
初めて聴いた時、ファンサ曲っぽいな~という印象だったので、トロッコ嬉しかったな。笑顔の伊野尾くん見ているだけで、「うわーやっぱり好きだ」って気持ちになりました。
コールがちょっと難しくて、時々こっそり間違えてた(笑)。次までにバッチリにしておきたい。これもライブ定番曲になって欲しい。
⑫我 I need you
一緒に踊っちゃいました!楽しかったー!隣の席が小学生くらいの男の子だったのですが、振りが完璧で可愛くて(笑)。誰が好きだったのかな?気付いて貰えていたらいいね。
⑬キミアトラクション
有岡大貴「みんな違って、みんないい!」→私「ありがとうございます!!」(笑)。「靡く髪~♪」で髪をかき上げた伊野尾くんに、私の心はドキッ!トキメキメリーゴーランドだよ!?!?
MC ー 個人的ハイライト
・『サンダーソニア』で……
光くんが「楽しむ勇気ありますか~?」と会場を煽ってくれたのですが、他7名が「”楽しむ勇気”とは???????」という感情になったそう(笑)。大ちゃんの「もう一回(客席に)聞いてみたら?」と言われて、まず「サンダーソニアの時、怖がってたよねー!?」と聞いた光くん。それに対し、静まり返るどころか何と答えてあげるべきか悩み、少しどよめく会場が面白かったです(笑)。後から涼介くんにフォローして貰って「勇気持ってるかーい?」と聞き直し、バッチリお返事を貰えた光くんなのでした。
・バミリの位置が……
「楽しむ勇気~……」の件から、薮くんの『恋をするんだ』での立ち位置の話題に。
裕翔くんとシンメ位置にいるはずだった薮くん。ですがこの日、所定よりも遠目に行っていたそうで、裕翔くんは「薮くんが離れてる!?」「(もしかして)俺が間違ってる!?」と不安になった様子。見えていた知念くん曰く、薮くんのもともとのステージ上での位置は(おそらくセンターから)2.25の距離だったそうなのですが、3.25にズレていた、とのこと。
バミリの測り方は諸説あるのかもしれませんが、約90㎝程度で1だという説をきいたことがあります。2.25ということは、薮くんと裕翔くんはセンターから90cm×2.25=202.5=2m2cm5mmの立ち位置にいる……。ミリ単位で立ち位置把握してるってこと???プロ恐るべし……!見えている知念くんも動体視力お化けやん。MC中は思わず笑ってしまったけど、後から考えたらとんでもねえ話だった。
・今年のクリスマス!
今年も恒例のクリスマスプレゼントの交換会を行ったみなさんとマネージャーさん。今年のクリスマスは名古屋で過ごした為、荷物がかさばらないように、この日のプレゼント交換になったようです(笑)。
プレゼントは、
涼介くん→キャンドルウォーマー(伊野尾賞)
知念くん→ノンフライヤー(裕翔賞)
裕翔くん→おしゃべりするロボット(八乙女賞)
大ちゃん→ボディブラシ(山田賞)
光くん→リカバリーパジャマ(薮賞)
伊野尾くん→クッキングプレート?(知念賞)
雄也くん→保冷効果抜群の金属製グラス(マネ賞)
薮くん→ドラえもんモデルのポケトーク(有岡賞)
チーフマネさん→ハンディクリーナー(髙木賞) だったそう。
知念くん→伊野尾くんのプレゼントは、会話中ほぼ一貫して「鉄板」と呼ばれており本当にクッキングプレートかは不明(笑)。私はBRUNOみたいなやつを想像したんだけど、どうかなあ……。ところで、プレゼント交換どうしようか?と毎年盛り上がる彼ら、今年全員30代に突入しました。信じられるか……?
・おっきい声、出してこ!
お着替えの組み分けは、雄也くん考案のグッズ(トランプ)を使ったクジ引きで決定。この日は、前半に涼介くん・裕翔くん・雄也くん・伊野尾くん、後半に知念くん・大ちゃん・薮くん・光くんに。各々個人活動の宣伝も交えてお話してくださる中、伊野尾くんも、ミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』が決まった事をお知らせしてくれました。
ミュージカル初出演の伊野尾くん、他メンバーにコツを聞きたいと話を振りましたが……
涼介くん「大きい声で歌う」
え、いや、可愛い……じゃなくて、お遊戯会かよ(笑)!!でも、ミュージカルだしあながち間違ってないのか……?どうやら知念くんが名古屋公演で同じことを言っていたとのこと。後日、同じ公演に行っていた友人に連絡を貰ったのですが、「伊野尾くん、ミュージカルなんだね!」「大きい声で歌えるといいね!!」と言われました(笑)。伊野尾くん、おっきい声、出していこうな!!
⑭Sweet Chili Sauce(Hey!Say!BEST)
正直に申し上げますと、初めましてでした!!予習が足りていない?ごもっともです。なので、モニターで自担と歌詞字幕を一生懸命追っていました(笑)。ド直球ラブビームソングっていう印象なんですけど、合ってますか……。タイトルに相応しい、刺激的なのに可愛い歌詞でビビった。
⑮あの日の僕へ(Hey!Say!7)
こちらも初めましての楽曲。たまたまなのかもしれないけれど、今までJUMPとして、7として出して来た楽曲の歌詞のワードも入っていて、うるっとしてしまった……。この歌の「君」という言葉の向こうに、私は圭人くんを見ました。
⑯Evans Knot
この楽曲を初めて聴いた時に、「“エバンスノット”とは何ぞ?」と思い調べた事を思い出しました。同じ事をした方は多数いるかと思いますが、”エバンスノット”はロープの結び方の名前で、日本語では”二重止め結び”というのだそうです。この結び方をするとかなり強度が出るのだとか。なるほど、絆の強さをロープの結び方に例えた歌か……と納得。曲のラストの振付も印象的でした。まさに、「八重固結び」……泣きそうになってたのに、その一言で引っ込んだわ(笑)。
⑰White Love
私よ、何度目の涙か。しかも振り付きで!フォーメーションの切り替わりが本当に楽しいし美しい!天井席から見たら感動するだろうな~!JUMPの純度の高い歌声で聴く、純度の高いラブソングは、本当に最高なんだぜ……。
⑱ウラオモテ
ちょっと待って?自担、カラサンとか聞いてないんですけど(言ってないですけど)!?!?しかもスカート付いてるのでは!?めちゃくちゃかわいい。かわいいのにかっこいい。目眩しそうだった(は?)。
個人的に、直近のJUMPの楽曲の中ではトップクラスに好きな曲。なんか、耳馴染みが良いんだよね。JUMPらしい曲なのかもしれない。
⑲Ready to JUMP
ハイ、出ました!ゴリゴリに踊るJUMP、最高にかっこよかった!!そしてやっぱり大ちゃんってこういう曲似合うよなあ。ダンスの出来不出来はわからないけれど、とにかく彼は歌にしろダンスにしろ、曲のビートを感じるのが上手すぎると思う。
⑳Tiki Don
開演前に教えてもらっていた、「PULL DOWN」「PULL UP」のペンラの動きをここで回収。途中で曲がピタっと止んで、ペンラをDOWN。このタイミングが難しい。そして隠しきれないので完全には暗くならない(笑)。ペンラをUPするコールは大ちゃんが。それまで静寂の中、8人の息遣いだけが聞こえて、その熱量に圧倒され、何とも言えない気持ちになった。でも、息切らし過ぎてちょっと笑えて来た人、メンバーにも客席にもいた気がしたよ?(笑)
《Remix》 ㉑Ride With Me、㉒「ありがとう」~世界のどこにいても~、㉓Your Seed、㉔め、㉕Entertainment、㉖ウィークエンダー
クラブのイメージっぽい感じの、ダンサブルなリミックス。ありせかでは、大ちゃんの「サンクスファイアー!!」とともにガチのファイアーが(笑)。ムビステだったのですが、メンステに着く時には、いのゆとのハグを拝んで私、無事に召される。いのゆとって何であんなに幸せな気持ちになれるんだろうね……?
充分魅せて頂いて本当に感謝しかないのですが、正直『Entertainment』はフルで見たいという欲がある。もっと言うならアレンジじゃなくて、原曲で。もし皆様がよろしければ、また踊るJUMP、見たいんだぜ……!!
㉗DEAR MY LOVER
ハイ、来ました、大本命!私、ディアラバ観る為に遠路遥々東京まで来たといっても過言ではありません。前の席の光担のお姉さんが、一緒に踊っていて楽しそうだった。
メインのモニターで8分割にメンバーそれぞれを映すっていう演出に感謝。あと、振りの途中ですれ違いざまにハイタッチする大ちゃんと伊野尾くんな……そういうところでうるっと来ちゃうんだから、現場っていいよなあ……。
㉘キミノミカタ
ディアラバがとても良い盛り上げ方をしてくれたので、「終わりかな?」と思ったら投入されたこの楽曲。ライブ出来るのか?という不安は、客席側ももちろんだけど、彼らだってそうだったのだと思う。おそらくそんな中でトリに選ばれた曲なんだろうなと思うと、涙無しには聴けなかった。私もJUMPのミカタでありたいよ!と思いながら、心の中で口ずさみました。
《Enc.》
㉙明日へのYELL
あすえる~~~!やらないかと思ったじゃないか。実家のような安心感とはまさにこのこと。個人的に、キミノミカタから繋がるには良い選曲だったなあと思います。
㉚それぞれ。
最近、ウィーケンのラップとか貰っちゃって頑張ってるなーと思っていたけど、まさか伊野尾くんがメンバー紹介までしてくれるとは思わなかったからびっくりした(笑)。「とびっきりの笑顔、やぶ!」で、薮くんが期待通りのくしゃくしゃスマイルだったので可愛かった。カメラを探す素振りも可愛かった。本当に最年長(34歳)ですよね?
㉛春玄鳥
モニターに映っていた裕翔くんが、すっごく綺麗で(いつも綺麗なんだけど)見入ってしまいました。小指と親指を立てて、空を舞うツバメに見立てた振り。裕翔くんの爽やかな笑顔と、彼が作って飛ばしたツバメの軌道があまりにもマッチしていた……。
㉜Come On A My House
知念くん「カモナマイツリーハウス♡」
いのちねの落ちサビ前の掛け合い、やっぱり面白いな~と思っていたら来ましたよ、有岡衝動。大ちゃんを羽交い絞め(肩組みたかったのかな?)にする涼介くん。あんまり記憶にないんだけど、他の方のレポを読ませて頂くと、大ちゃん、「知念のおうち行くんだから!」的な事を話していたらしい(笑)。
㉝ナイモノネダリ
メインステージ中央に大樹を模したステージセットがあって、ラストはそこで。かなりはしゃいだ後だったから、皆さんちょっと歌声がハスキーになっちゃってて(笑)。でもさすがの薮くん。抜群の安定感でした。しかもイヤモニが外れてしまってもそれはブレない。本当に最年長か?とか先に言ってしまいましたが(笑)、薮くんが支柱になるのはこういう場面なんだろうなと感じました。
ラストの挨拶では、少しだけ今年あった色々を匂わせるお話も。でも、「これからも8人で」「またどこかで会おうね」というニュアンスの言葉があっただけで、希望が持てました。ありがとう。少しでも長く、彼らの音楽に、彼らの言葉に、彼らの表情に、寄り添っていられたらいいなあと思った締めくくりでした。また一緒に、「Hey!Say!JUMP」って叫ぶ事が出来て良かった!(最後、伊野尾くんの話がコールに被りそうになって笑ったけど(笑))。
最後に
勢いに任せて書き切った参戦記録、最後までお読み頂きありがとうございました。冒頭で挙げた通り、4年ぶりに彼らのライブにお邪魔した訳なのですが、変わらない雰囲気の安心感と前に進んでいく力強さを感じた、魅力満載の公演でした。
『PULL UP』は直訳で『引き上げる』となりますが、レゲエでは『もう一度(同じ曲を)かけて!』という合図になるのだそう(ちなみに、プルアップ!よりもプーロー!と聴こえるようです)。アルバムには、この二つの意味が込められているのだとか。ライブの中でも、そのようなお話があがる場面がありました。
記事のタイトルは、今回のライブでも歌われた『PULL UP』から引いてきました。きっと私の中でも、色とりどりの楽曲たちは、この日の思い出とともに、何度も繰り返されていく。そして、私を奮い立たせ、まだ見ぬ明日へ連れ出してくれるだろう……そんな事を考えながら、参戦記録を綴りました。