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DisGOONie Presents Vol.9 舞台「GHOST WRITER」
初めまして、あおちゃんと申します。
DisGOONie Presents Vol.9 舞台「GHOST WRITER」
2/6ソワレ公演を劇場で観劇、2/7大千穐楽を配信で視聴いたしましたので遅ばせながら感想を
…の前に少しだけ自己紹介をさせていただきます。
お前の自己紹介なんて興味ねえよという方は飛ばしてください💁🏻♀️
about me
冒頭でも名乗っておりますが、あおちゃんと申します。
推しと舞台が好きなしがないオタクです。
舞台が好きと言いつつもしっかりハマったのは去年なんです。
興味はあるけど金がない高校生活を終えて舞台三昧の日々が!
…と思っていたらコロナに阻まれて過去作品の配信を見る毎日でしたけどネ😒
noteを始めた経緯はTwitterだと振り返りにくいそれだけです。
今まで観劇後や観賞後はTwitterに感想を垂れ流していたんですが、溢れんばかりに湧き出してくる言葉たちが140字に収まるはずがなく。
TLを荒らすのも申し訳ないし、振り返るのも面倒だしどうしたらいいのか🤔
と考えていたときにnoteのことを思い出し、始めるに至りました。
文才なんてものは胎内に置いてきてしまったので、かき集めた語彙力と取り繕った文章力で書き連ねていきます。
人に読まれてもいいように書くつもりですが備忘録みたいな感じなのでね…
あー頑張ってんなくらいの生暖かい目で見てやってください。
舞台「GHOST WRITER」について
舞台の概要について書こうかと思ったのですがとんでもない情報量になりそうなのでリンクだけ貼っておきます
感想
一言では伝えきれない、魅力に溢れた作品でしたが、頑張って一言で伝えるとすれば「熱」でした。(びっくりするくらい伝わらない…)
とにかく舞台から発せられるエネルギーがすごかった。
喜び、怒り、哀しみ、楽しさ。あたたかい気持ちも辛い気持ちも胸がギュッと掴まれるような苦しさも、全ての感情をあの作品の中で味わったような心地です。
全体の感想は感覚でしか話せないので(凄かった!しか言えん)私はキャストごとの感想でも書こうかなと思います。
語彙力は考察やしっかりとした感想は他の方のを読んでください…😓
以後も変わらず語彙力はないのでご注意を。
ではどうぞ。
ダルタニアン 猪野広樹さん
以前からお名前は存じ上げていましたが、お芝居を拝見するのは初。
とにかく殺陣のキレが凄かった。あと顔がいい。目が綺麗。
2幕ダルタニアン+三銃士+死神の場面、好き。
あと、コンスタンスと結ばれる別の世界線があるなら観てみたいものです。
ミレディ 生駒里奈さん
アイドル時代の生駒ちゃんしか知らなかったのでいい意味で衝撃でした。
いい女感の中にどことなく漂うあどけなさが本当に素敵だった。
あとは殺陣。そのヒールでやるの!って思いました。私なら即転ぶ。(比べるな)
色んな運命を背負わされていてもその役目すら楽しんでいそうなミレディの雰囲気良かった。
三銃士 アトス 山本涼介さん
個人的見どころは殺陣。
身長高い、手足長い人の殺陣って乱雑に見えがちな気がするんですが、涼介くんはがむしゃらに振り回してる感が全然なくて所作が綺麗だなと。
”美しい”という言葉がふさわしいと思うような殺陣でした。
あと背高いし顔小さいし声良いしただのイケメンじゃん(褒め言葉)ってなった…
三銃士 ポルトス 定本楓馬さん
とにかくポルトスは可愛かった。弟にしたいタイプ。
2幕の「ちょっといい?」からの日替わり結構楽しみにしてた。
アトスに「静かにしろ」と怒られるシーン(実際はアトス→悪魔)のしょんぼりは抱きしめてあげたくなる可愛さでしたね。殺陣とのギャップよ……
三銃士 アラミス 青木玄徳さん
途中槍のような長もの(多分槍)振り回していたのかっこよかったです。
1幕で鉄仮面に私はそんな人間じゃない(超ニュアンス)のシーン引っかかってたけど2幕で事実を知って心苦しくなりました。青木さんの過去とも重なってちょっと泣きそうだった。
マリー・テレーズ 楠田亜衣奈さん
優しさと愛らしさと強さを兼ね備えた声・表情・佇まい、皆が逆らえない王にもしっかりと意思を伝える様はまさに”王妃”という存在そのものでした。
コンスタンスに向ける表情が妹を可愛がる姉のようで微笑ましかったなあ。
王が「2人(マリーとコンスタンス)とも面白いね?!」の返答あまりにも棒読みで好きです。
コンスタンス 伊波杏樹さん
まずあれで殺陣初めてってどういうこと?天才?前世騎士か何か?
ただただかっこよくて惚れ惚れしちゃいました🥺
表情がコロコロ変わるコンスタンスは見ていてとても楽しかったです。
恋に落ちた瞬間のコンスタンス本当に可愛かった…
ルイ14世、フィリップ(鉄仮面) 橋本祥平さん
この作品に出会うきっかけをくれた方、私の推しの1人です。
ルイはただただ狂気的で、我が推しながら恐怖心を抱きました、怪演。
推し云々置いておいても今回の芝居は本当に凄かった。
2幕、ルイとフィリップの切り替えは「役者だ。」となりました。(役者です)
最高!爆笑!は一生使っていこうと思います。
ルイ、フィリップに関しては好きな感想ツイートがあるので貼っておきます。
コンスタンスに「どんな気持ちで人を裏切るのか。同じ血を分けたならわかるでしょ?」って言うのもどこか引っかかる言い方。彼にも文字通り血を分けた兄がいる。
— もの (@crane_lincecum) February 8, 2021
ルイも元々は兄のような優しい性格で、でも兄の方が優しさが大きかったために兄が牢に入った。
→#GHOSTWRITER
牢に入らなかったルイは不向きな政治を不向きなりに頑張ってやってきて、結果があの様だった。
— もの (@crane_lincecum) February 8, 2021
「貴方が国民にどう思われているか、知りなさい」って言われた時の「知ってるよ、マリー」がさぁぁ。彼は彼なりに国を思ってるんだよ、ただ政治が向いてなかったってだけで。#GHOSTWRITER
彼の演じる狂気的な役は好物です、頭のとち狂った芝居が上手い。(褒めてる)
普段はボケたがりで人を笑わせるのと駄菓子が大好きな好青年ですが、舞台に上がると本当に化けます。憑依型だと思っています。
ちなみに千穐楽でやっていたバルーンアートですがあれは彼の趣味です。
自粛中にハマって車やらコイキングやら色々と作っているので
是非彼のTwitterアカウント覗いてみてください。
この辺で切り上げないと際限なく書いてしまうのでそろそろやめます。
推しについてはどこかでお話しできたらと思っています。需要は知りません。
リリス 田中良子さん
独特の世界観を持つ不思議な役でしたが、”演じている”というよりも”存在している”という印象を受けました。
死神として存在している時は不思議な雰囲気を醸し出していて、でも皇太后として登場した時は黒いオーラ(?)は全く感じず優しく温かい人だと感じました。
死神の「○○ってこと!」って喋り方癖になる、好き。
トレヴィル銃士長 萩野崇さん
全てを理解した上で改めて見ると、トレヴィルはすべて分かっていたんだなと思う瞬間が多々あっておもしれ〜ってなってます
ちなみに私配信で見た時(2回目)にイエズス会のトップ(?)が銃士長であることに気づきました…劇場で何を見ていたんだか。あといい声すぎ。
パンニャ 長友光弘さん(響)
ずっと俳優さんかなと思っていて、休憩中に調べてびっくりしました。
パンニャの立ち振る舞いや存在感良かったなあ。
元帥とのシーンはお疲れ様でした…大変そうだったけど笑わせてもらいました。
というかパンニャが片割れの本っていうのが未だに分からん。
アレクサンドル・デュマ 村田洋二郎さん
王のそばにいる時のマケも良かったけど、城を追い出されてからはさらにつかみどころがない感じに変わっていって良かったな。
例の推しが舞台上でバルーンアートしたアドリブシーン、あの辺すごく楽しかった。
コンティ公アルマン 伊崎龍次郎さん
伊崎くんは推しと同事務所なので存在は認知していましたがお芝居は初見。
1人でも戦おうとする姿本当にかっこよかったです。
反乱を起こそうとする姿は強さが滲み出た雰囲気なのに、コンスタンスといるとやっぱりお兄ちゃんだなあと感じていました。
テュレンヌ元帥 的場浩司さん
きっと色々思うところはあったであろうに、ずっと国の矛であり盾であり続けたテュレンヌかっこよかった。
「王は背中を〜」のシーン本当に好き。王を鼓舞し守ろうとする姿、最後まで立派であろうとする姿、涙なしじゃ見れない。
テュレンヌとパンニャのシーン的場さんも笑っちゃう瞬間あって面白かったな。
オーギュスト・マケ 一内侑さん
安西さんの代役という形での参加。稽古期間も長くはなかっただろうし色々なプレッシャーもあったと思うけど、必死に物語を描き続けるマケの姿と重なってとてもよかったです。
1幕はマケの語り、2幕はデュマの語りから始まるのすごく好きな演出。(マケだけの話ではなくなった)
Special Thanks 窪寺昭さん
誰もいないところへのサス、1人分空いた空間、皆の視線。
窪寺さんは舞台上にいました、みんなと一緒に乗船していました。
皆の心の中で生きている、物語はずっと続いている。そう感じました。
窪寺さんどんな役の予定だったのか気になるなあ…
最後に
祥平くんが「役者が観たら誰しが乗船したいと思わせるディスグーニー作品」と言っておりましたがその言葉よく分かる。
”演劇”の端の端をちょこっと齧ったくらいの私でも思いましたもん…
舞台「GHOST WRITER」この言葉で片付けるのはもったいないのですが、本当に最高だった。
色々あったからこそ、この時期だからこそ感じること、考えさせられることがたくさんあって、今出会えたことに本当に意味があると感じています。
誰がどこで何していようが物語は進んでいく。
登場人物に追い抜かされないように今を精一杯生きようと思えた、本当に素敵な作品でした。
ここまで読んでくださった皆様本当にお付き合いありがとうございます。
こんな調子で観劇記録をしていきますのでご興味ある方はまた覗きに来てくださればなと思います。
ではまたどこかでお会いしましょう。おあちゃんでした。