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きっと私以上にいい人がいると思ったので、彼氏と別れました。

こんにちは、rrr(アール)です。

つい先日、約1年ほどお付き合いしていた方とお別れしました。しかもけっこうあっさり。イマドキっぽく別れはLINEの数行で。

別れた理由はけっこう単純で、彼の嫌なところが見えてしまったのと、それに自分は我慢ができないことに気づいたから。

お別れして半月ほどですが、今のところは後悔とかはありません。

▼とっても優しくて最高だった彼

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彼は出会った時から連絡がマメで、わたしが連絡を返さないときはなにか事故に巻き込まれてないか心配してくれたり、あまりにも返すまでの時間が長いと「俺との連絡が嫌だったら言ってね」みたいなことを言ってくるとにかくいい人でした。

クリスマスディナーではお店の予約はもちろん、わたしが苦手な食材を入れないように事前にお願いをしてくれていたり、北海道旅行に行った際は宿・飛行機の手配と2泊3日の行程をすべて決めてくれるような、とっても心優しい人でもありました。

あまりにもそれまでお付き合いしていた男性たちとはレベルの違うおもてなしにどうして彼女が居ないのか不思議に思うほど。

おまけに顔もなかなかよい。友人に写真を見せると揃えて「え!イケメンじゃん!」と言ってくれる素敵な人でした。申し訳ないことにタイプの顔ではなかったんですが。

好きな異性に優しくされる喜びって本当に素晴らしくて、20年ちょっとの人生の中で初めての感動をたくさん味わわせてもらいました。本当に素敵な日々だった。毎日連絡も取り合ってたし。

しかも定期的に好き好きアピールも出してくれるので、あの頃の自分は毎日夢を見てるのかな~とも思ってました。

終わった恋愛なのに惚気まくっててすみません。楽しかったんです(笑)

▼ある日、ふと感じた彼への違和感

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…と何も考えずに夢を見れていたのは付き合い始めてから半年ごろまで。

それはいきなりやってきました。

夏に迎えた私の誕生日。カップルにとってお互いの誕生日はめちゃめちゃ盛り上がるイベントです。例によってわたしも誕生日が近づく度に期待を膨らませていました。

だってあんなに素敵な彼のことだから、きっと素敵なお店を予約してくれて、素敵なディナータイムを過ごして、素敵な夜も迎えて、素敵な贈り物もくれるんじゃないか。

ぶっちゃけ、めっちゃ期待してました。だけど、現実は想像よりだいぶ違っていた。

彼が用意してくれたのは居酒屋よりは雰囲気いいけど料亭とまでは行かない和食のお店。決して騒がしくはないけど、ほかのお客さんがすぐ隣にいるテーブル席。特別感はありそうだけど、アニバーサリー感がイマイチかもと思ったデザートプレート。

本当に申し訳ないんですが、この瞬間に気づいちゃったんです。「あ、この人は手を抜いてるな」と。大していい女でもないのに偉そうにごめんなさい。でも思っちゃったんです。

その瞬間、一気に彼へのテンションが下がってしまい、それ以降の彼の行動に少しずつ違和感を感じるようになり始めました。彼の最盛期の素晴らしさを知っているからこその違和感を。

▼そして、別れを決意するまで

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その日を境に、わたしの気持ちの傾きを感じたのか彼の態度も少しずつ変わっていったような気がします。

わたしと彼は結局、お別れするまで喧嘩というものをしなかったのですが、「彼の行動に不機嫌になるわたし→それを見てまた不機嫌になる彼」というのが数回ありました。本来なら言葉にして、喧嘩をしたほうがまだよかったのかもしれませんが、もはや言い合いをする気持ちもなく。

とはいえ、それ以降もしっかり楽しかった思い出は積み重なっていきます。流行りの喫茶店に行ったり、お互いの買い物に付き合ったり、近場の温泉に行ったり。

彼への違和感は本当は違和感じゃないのかも、これが本来の恋人の形なのかも、愛していたら許してあげるべき部分なのかも、と考えるようにもなっていました。

そしてある日、別れを決意するきっかけとなる出来事がありました。

それは彼とは全く関係のない、わたしが普段から仲良くしている飲み仲間との集まりでのこと。その日は飲み仲間が連れてきた、知らない男性がひとり居ました。

その男性とは初対面ながらもお酒が進むうちに意気投合、自身の恋愛相談をお互いに話す中でわたしが彼の件を打ち明けました。

「彼の気持ちが冷めている気がする。それに対して自分が嫌な気持ちを持っているのはわかっている。でも彼の気持ちがわからないから何もアクションができない。」

男性からの回答はとってもストレートでした。

「彼はきっともう、君のことを大切にしてないよ」

はっきり言われました。それまでの彼の態度から考えるとそのことは第三者から見ても明らか。そして話を聞く限り、彼はもう元には戻らないと思う。男性の見解はこうでした。

その言葉を聞いて、わたしはついに夢から醒めるのでした。そして、彼と一度会い、改めてその日の行動にも違和感を持つ自分を確認し、別れを決心。

後日、LINEにて別れを告げたのでした。

本当は最後に彼と会ってから、別れを告げるまで2週間ほど空いていて、その間にいろいろとあったのですがそれは2人の話なので今回は割愛します。

▼彼にはたぶんもっと素敵な人がいるのだと思う

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別れ際、もうお互いに気持ちがなかったわたしたちですが、彼は本当に心の底から優しくて素敵な男性であることは事実だったと思います。

彼にとって愛する女性だった時のわたしには、きっと彼は自分のもつ最大の心遣いをしてくれた。そして時が経ち、残念ながら愛する女性じゃなくなってしまったわたしには最大の優しさを与える気がなくなっていた。

たぶん、これがすべて。

だから彼にはこの先、ずっと愛し続けて、自分の最大の優しさを与え続けられる素敵な人が現れると思ってます。

それはわたしではないから、この別れはきっと正解だと思うことにして今回の恋愛を終わらせることにしました。

こんな綺麗事で終わらせるのはわたし都合でめちゃくちゃ申し訳ないけど、これだけは最後のわがままにさせてください。わたしは彼に愛されなくなった理由を探して、反省しながら、これから生きていくので。

楽しかった日々をたったの2500文字に収めてしまいましたが、残りの思い出は心の中に残しておきます。

では。

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