M.A.Y. in the Backyard /坂本龍一
アルバム「1996」に収められたピアノ版がオススメ。僕が昔使っていたガラケーは着メロを音程で入力できたので、コロコロとしたメロディーを自分で打ち込んで、しばらく着信音にしていたことがある(伝われ)。猫が庭を縦横無尽に駆け回る様子を音符で再現。高い塀から駆け降りたり、全身の毛を逆立てて怒ったり、何かを見つけて睨みつけていたり、とか、想像力を掻き立てられる。そんな風に僕はこの曲を解釈したのだが、坂本さんのある解説本によるとその予想は当たっていた。しかし、猫は実は3匹いて、MとAとYというのは彼らのイニシャルだったのだという。そうか、あのシークエンスは猫の喧嘩だったのか!と納得。お嬢さんの美雨さんの猫吸いぶりも有名ですもんね。
*画像はイメージです。パリ・セーヌ川沿いの青空市にて撮影
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