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わんこのいる現場
こんばんは。ささです。
何だかんだでnoteを更新するのはいつもこれくらいの時間になってしまいます。許してちょんまげ。
トップの写真は、職場の先輩が撮ってくれた写真です。面白いので好きです、この写真。
あ。最近面白かったというか...愉快だったこと、もう一つあります。とある日の撮影についてなのですが、某有名カメラマンさんが現場に飼っているわんこを連れてきたの。いつも現場に連れて行ってるみたいなんだけど、私はもちろん彼の現場に入るのは初めてで、動物を連れてくるカメラマンさんにお会いするのも初めてだったから、最初は相当驚きました。
↑噂のわんこ、ジョジョ。もう14歳なんだって。
歳も歳だから、ずーっとこんな調子なので「大きな くたびれた犬」と化していました。ストロボが発光しても、機材を動かす音がガチャガチャうるさくても、沢山の人がジョジョを通り抜けても、ビクともしない。さすが大物犬。本当に大きなわんこがあまりにも気持ちよさそうにすやすやと眠っているもんだから、仕事中不覚にも、私も一緒に横になってすやすやしたいよ、と思ってしまった。あわよくばジョジョになりたい。
この日、わたしの将来の夢は『大きなもふもふの犬を飼って、わしゃわしゃの毛のなかに埋もれてねむりたい』になりました。
実は少し前から現場にわんこが来ると聞いてはいて、嬉しい気持ちというよりかは、( 大丈夫かな......走り回ったり危なくないかな.......)と心配の気持ちが上回っていたのです。けれど、ジョジョは現場に新しい風を吹かせてくれた。
皆んながジョジョをわしゃわしゃと撫でてゆく。手を繋いでみる。話しかけてみる。いろんな方法でコミュニケーションを取ろうと試みる。それを見て話しかけるひと。ジョジョの周りには自然と沢山の人が集まって、そこで人と人とが繋がる。
この子はすごい子だなあと感じました。現場って、ピリピリしがちなもの。なのに、その場がまあるく、柔らかくなった。わたしの気持ちも、そう。そういうのって、大事よね。と本当に思う。
また、この日は撮影が終わってからカメラマンさんの直アシさんだけが残っていて、いろんなお話を聞くことができたのだけれど、『師弟関係』ってやっぱり独特というか、不思議だなーって思った。
[※なんの話?と思った方。
カメラマン界隈では、未だに師弟関係が残っています。一人のカメラマンさん・写真家さんの元に弟子入りして、沢山のことを学ぶのです。現場では、お弟子さんのことを"直アシさん(直接アシスタントについているから)"と呼びます。大抵のお弟子さんは事務所の近くに居を構えます。何故なら、始発前集合や終電後解散なんてザラにあるから。近くに住んでいないと帰れない。(中には事務所に住む人もいるみたい。)また、師匠に呼び出されたら、すぐに行かなくちゃいけないなどなど、とにかく拘束時間が長いのだ。家族よりも長い時間、師弟はともに時間を過ごす。どの方の弟子につくかによって人生が変わるといっても過言ではないため、慎重に、慎重に、人を見極めなければいけない。その力を、わたしもスタジオを卒業するまでにつけなくてはいけない。※]
話を戻します。
とても長い時間を一緒に過ごすことになる師弟は、もはや家族を超えた関係になるみたい。
勿論全ての師弟関係にある人々がそうというわけではないと思うけれど。
私はどんな師匠につくのが良いのかな。
わくわくする。
よし。近々大切な研修終了テストを控えているので、今日のところはこの辺りで失礼します。
みんなゆっくり休んで、良い週末を!
私も色々と振り返りをしたら、眠ろうと思います。
おやすみなさい☺︎