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春先の新潟・越後湯沢 おいしい旅

3月の新潟はまだまだ雪が残っていた。桜も満開ですっかり春の陽気の東京から新幹線で1時間半。越後湯沢駅のホームに降りた途端、きりりとした冬の空気に背筋が伸びた。越後湯沢でのおいしい旅記録。

【1日目】8:52 東京駅→越後湯沢駅

はじめての上越新幹線。「とき」に乗り1時間半。

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「海苔弁山登り」の“山“。箸休めのゆず大根がおきにいり

10:21 越後湯沢駅到着

東京駅から1時間半。意外と近い。そして寒い。
駅前は観光地らしく、飲食店やお土産物屋さんがたくさん。
連なる山々はまだまだたくさん雪が残っていてびっくり!

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11:00 レンタカーで清津峡へ

越後湯沢駅から一番近いのはトヨタレンタカー。今回は予約できなかったので、少し歩いてJネットレンタカーで借りる。店員のお姉さんがかわいかった。車で山道を1時間ほど走り、景色を楽しみながら清津峡へ。

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雪すごいー!!

12:00 清津峡到着

日本三大峡谷、清津峡。

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清津川。青くてきれい

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渓谷トンネルは全体がアート作品になっていて、最奥のパノラマステーションが有名。全長750mのトンネルに3か所の見晴台があり、峡谷を堪能できる。

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第3見晴所

‘露のしずく’が第3見晴所の湾曲した壁に散りばめられた。“しずく”は、不確かな窓のように、反射する開口部の連なりである。自然環境を映しこみながら、現実を投射し、また、水の分子のように超現実的に見える泡が、天井や壁から宙に落ち、時間のなかで凍結する。火のような赤いバックライトで照らされた凸面鏡を覗き込むと、 自然とのもうひとつのつながり――ミステリアスでありながら、あたたかな――を体験することができる。

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パノラマステーション。水鏡に映る幻想的な峡谷!

のんびり歩いて30分ほどで最奥のパノラマステーションに到着。写真のように奥に行くためには、浅いけれど水の中に入るので考えた靴が必要かも(スニーカーで挑んだが)。パノラマステーションについてすぐ、かわいいカップルのお姉さんに「写真撮るんで、撮ってもらえませんか?」と声を掛けられ快諾。その節はどうもありがとう。なんとなくそれもいい思い出になりました。旅先での交流的なね。

13:20 湯沢高原スキー場パノラマパーク

車で越後湯沢駅まで戻り、湯沢高原スキー場へ。越後湯沢駅からほど近い「山麓駅」から雄大な景色を楽しみながら、ロープウェイで山頂まで。往復2200円。スキーのお客さんが多いけれど、スキーなしで眺望を楽しむこともできる。

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山頂パノラマパークからの景色

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山頂のイタリアンレストラン「アルピナ」。ピザが絶品

雪があまり降らない地方の出身なので、初めてのゲレンデに大興奮!冬の営業とグリーンシーズンの営業があるみたいなので要チェック。

16:00 宿へ

レンタカーを返し、駅から10分ほど歩き宿へ。3回温泉に入ったり、お部屋で夕食をいただいたり、明日の計画を立てたり。従業員の方が赤ちゃんをおんぶされたのが印象的でした。かわいい。

【2日目】10:00 越後湯沢駅前の足湯

気温は少し肌寒いけど、足湯が気持ちよくて動けなくなるふたり。駅のコインロッカーに大きな荷物を預けて、出発。

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すね毛。

11:00 カフェ「水屋」 ロールケーキ

足湯の目と鼻の先にある「水屋」さん。温泉水で淹れたフレンチプレスのコーヒーや新潟産の米粉を使用した「湯沢るうろ」が有名な、越後湯沢ならではのカフェ。湯沢るうろはシュワっとふわふわ、生クリームは重くなく、ちょうどよい甘さ。堂島ロールラバーの私も唸る。イチゴの入った湯沢るうろが売り切れていたのが心残り。

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「湯沢るうろ」340円、「温泉珈琲」530円

11:48 ほくほく線「ゆめぞら」

越後湯沢駅からローカル線の「ほくほく線」に乗車。毎週日曜日にはシアタートレインである「ゆめぞら」に乗車できる。本数が少ないので時刻表を要チェック。今日はこのゆめぞらに乗って、終点の直江津まで行ってみる。約1時間、電車の旅。

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0番線から乗車。かっこいい

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トンネルの度にプロジェクターで映像が流れる。楽しい。全5種。

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終点、直江津でパチリ。ゆめぞら、なかなかイケメン

12:00 駅ナカ「雪ん洞(ゆきんと)」爆弾おにぎり

南魚沼産のコシヒカリを湯沢の美味しい水で炊き、1個1合のお米を使用(!)した爆弾おにぎり。越後湯沢駅で乗車前に購入し、車内でいただく。具は期間限定のものもあるようだけど、16種類ほど。2種類選んでミックスおにぎりにすることもできる。

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しまってないのよ。

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おかか・しゃけミックス。具によって値段が変わる

味噌汁が無料でついてきて、テイクアウトだとしっかりめのフタ付き容器に入れてもらえる。写ってないけど、アルミホイルに包まれてハーシーのキスチョコみたいにされたお漬物がついていて、それが美味しいのなんの。お米は、さすが米どころのお米。そして具材も、特にしゃけが美味しかった…!さすがに大きくてお腹いっぱいで、途中で「一旦休憩して後で食べようかな、、」と何回も思ったのに、結局まるまる一気に食べちゃった。

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まるかじりの幸せ。おいしかったから写真3枚ものせちゃう​

13:00 終点「直江津」駅

ローカル線!ローカル駅!これこれ~!!といった感じの駅。ここからのんびり歩きながら、水族館に向かう。

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かわいいマンホール

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たまたま立ち寄ったけれど、直江津の無印良品は世界最大級らしい。地域の食材を使用した、団らんをテーマとして世代を超えて楽しめるフードコート「なおえつ良品食堂」や、地域の野菜を販売する「なおえつ良品市場」など、地域に寄り添った場所になっていた。農家の卸先として、地元の人の憩いの場として、雇用の場として、可能性に満ちた場所だと思った。ホームページを見るとさらに地域に密着したいろんな活動をしているみたい!

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「Open MUJI」というフリースペースでは「くらしの美術館」が開催されていた。直江津海岸で集められたプラスチックゴミを使用したアート。

14:00 上越市立水族博物館「うみがたり」

日曜日ということもあって、小さい子を連れた夫婦がたくさん。きれいな水族館。

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「日本海テラス」。大水槽と日本海が一体となって楽しめる

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イカが一番かわいかった。

16:00 越後湯沢駅へ

日本海を見に行ったりしながら直江津駅まで戻り、1時間半かけて越後湯沢駅に戻る。

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日本海とわたし。確かにゴミが多い

17:30 駅ナカ「天地豊作」新潟タレかつ丼

新潟グルメである「タレかつ丼」。たまごでとじず、薄めのとんかつを甘辛いタレにくぐらせてごはんに乗せたシンプルなかつ丼。これがおいしい~!

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新潟名物もち豚タレかつ丼 1130円

18:00 駅ナカ「麹らって」麹ソフトクリーム

ミルク感あふれるソフトクリームがおいしい~!カップの底までみっちりソフトクリームが詰まっている。

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麹ソフトクリーム いちごソース・チョコソースがけ 440円

19:00 東京へ

最後にまさかの「雪ん洞」の爆弾おにぎりを再度購入し、東京へ。

おわりに

JTBのパックを予約して、新幹線・宿あわせてふたりで51800円。東京から新幹線で1時間半。
温泉とお米、きれいな景色を堪能できて、新幹線ですぐ行けるのに「東京から離れた感」もしっかりあって、リフレッシュできる旅。新潟・越後湯沢、おすすめです。

彼氏によるvlogも~

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