淡路島移住日記① まばゆい朝陽を引き連れて、淡路島に入国
引っ越しの積み込みが終わると、部屋の明け渡し。12年間住んだ部屋のカギを他人に渡すのは、なんだか落ち着かない気分でした。もう戻ることのないいつもの道を通って下北沢駅のホームへ向かい、夜の新幹線で関西へ。
「新大阪」の駅表示を見た時「そうか、もう東京に戻らなくていいのか」と不思議な感覚になりました。これまで一時的な帰省タイムを満喫するゲートシンボルであった「新大阪駅」が、日常の拠点に切り替わった瞬間でした。その日は三ノ宮で一泊し、翌朝淡路島に入ります。
島の入り口で、朝陽がお出迎え
10時の荷物搬入に間に合わせるため、始発のバスで淡路島に向かいます。島の入り口である明石海峡大橋に差しかかると、燃えるような朝陽が歓迎するように出迎えてくれました。はからずも淡路島初日を、幸先よくスタートすることができたのでした。
淡路島に入るには、必ず大きな橋を渡ることになりますが、これが非日常感を演出する素敵な装置になっています。島に入ること自体が、最初のイベントというわけです。
記念すべき初ゲストは、会社の同僚と両親の初共演
荷物の積み込みが終わった二日後には、ちょうど関西に戻ってきていた同僚の古林さんと前職で一緒だったチヤマ編集長が遊びに来てくれました。淡路島に釣りにきていた両親も好奇心を抑えきれず乱入。古林さんの手土産「乃が美の食パン」を横取りし、嬉しそうに帰っていったのでした。
本日のスタメン発表
本日のメインディッシュその①はとれとれ市場で泳いでいたエビ。生け簀から生きたまま車でドナドナされる途中、我々の会話で「炭火」という単語が出るたびに激しく反応。エビ界隈では「遠赤外線でじっくり炙られて死ぬのだけは御免こうむりたいものだ」というような世論で概ね一致しているようです。
本日のメインディッシュその②は淡路ビーフ。100g単価が600円・800円・1,000円の3段階方式で売っていたので、食べ比べをするためにそれぞれ買ってみた。結果は・・・とにかく美味かった!どう美味かったかは、あえて書かない。淡路島に来て自ら確認してもらいたいからである(編者注:前向きな論調で、記憶が曖昧なところをうやむやに乗り切る作戦)。
肉が焼けるまでの前菜には、淡路島の新鮮な刺身と両親からの差し入れの丹波の黒豆。フライング気味にチビチビとビールを飲みながら、食材を並べていくのは至福のひとときです。
チヤマ編集長のお土産は、その頃ちょうど欲しくて探していた富士山グラス。見た目がマーヴェラスなのはもちろん、グラスが薄いのでビールの味も最高なのです。
この番組は、信頼のブランド「アリさんマークの引越社」の提供でお送りしています。
いよいよ最初の宴開始です。買ったばかりの七輪に、淡路島の幸を次々に投入していきます。もうワクワクとビールがやめられない止まらない状態です。
引っ越し直後であらゆる物資が不足している中、台やテーブルは全てアリさんマークで代用。プレースメント広告ではありませんが、アリさんマークは素晴らしい引越社でした。
翌朝はシモキタ印の焙煎珈琲でお目覚め
翌朝はシモキタの飲み仲間、コータがくれた「COFFEA EXLIBRIS」の焙煎豆を挽いて優雅なモーニングコーヒー。他にも「こはぜ珈琲」「モルディブ下北沢」「BOOKENDS COFFEE SERVICE」「BEARPOND ESPRESSO」の合計5軒の豆をセットにした、コータなりのForget-me-not(忘れな草)ならぬForget-Shimokita-not(シモキタ忘れんなよ豆)なプレゼントでした。