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シェアサイクルで散歩を拡張する
前説
外出する時、電車を使うと却って時間がかかることがある。
電車だと迂回することになるから直線で行ければ早く着くのにみたいなパターン。
具体的な例を挙げると東京の西側、京王線・小田急線・西武線・JR中央線あたり。縦の移動をしたい時に悩む。
車があれば全て解決する気がするけど車社会ではない土地で車を所有するのは色々なあ…となる。
そして都会にいると電車が交通機関として圧倒的な強さなので他の交通手段を忘れがちだけど、バスか自転車を使えばいいのではないかと思い当たる。
しかしこのご時世なのでバスはちょっと二の足を踏む。
となると今こそ自転車の出番!よし自転車を買おう!
早速物色して
このcymaの折りたたみ自転車に目を付けた。
いよいよ買うぞとなったところで盗難対策について考えないといけないことに気づく。
盗難対策をどの程度まで行うか、盗難のリスクと施錠の煩わしさを天秤にかけて悩んでいた中、ふと以前旅行した時にシェアサイクルを使った事を思い出した。
自転車がほしいというよりは自転車で移動したいのが目的だったので、毎日乗るような頻度でもないし、いっそ買わなくてもいいかと方針を転換して付近のシェアサイクルについて調べ始めた。
調べてみると100円で数時間自転車を貸し出しているレンタサイクルもあったので、シェアサイクルの前に数回使ってみたところ
- 借りる時に毎回書類に記入して受付に提出しないといけない
- 借りた場所まで戻ってこないといけない
- 途中どこかで停めるときは駐輪場などを探す必要がある
と、安いのはとてもありがたいのだけど面倒くささが少しあった。
そしてシェアサイクルを使い始めたら便利だったので、今はシェアサイクルを主に使っている。
使っているシェアサイクル
現在使っているのは以下の2つ。
どちらも基本的に以下の手順で利用できる。
1. 会員登録
2. 支払い方法を設定
3. スマートフォンアプリで自転車を予約 (しなくてもよい)
4. 自転車に乗る (予約した場合30分以内に乗り始めないといけない)
5. どこかの駐輪場で返す (返却場所も30分以内の制限はあるけど予約できる)
6. 以降、3-5を繰り返し
良いところ
対人の手続が不要なので、シェアサイクルのサービス対象のエリアにいれば乗りたい時に始められる。
利用ごとに料金が自動決済されるので、支払いの煩わしさがない。
乗った所と別の駐輪場に返せる、いわゆる乗り捨てができる。行きは自転車で帰りは電車みたいにできるのがよいし、駐輪場の位置がアプリですぐわかるのでスムーズ。
基本的に全て電動自転車なのですいすい移動できるし、アプリで個々の自転車のバッテリー残量も確認できるので安心。
ふとメーターを見てみたら労せずして時速17km/hくらい出ていたのですごいですね電動自転車…
良くないところ
メンテナンスの頻度によるのか、バッテリー切れやバッテリー残量が少ない自転車もそこそこあったりする。
前の人が使ったままの状態なので、乗る時にサドルの高さなどを調整する必要がたまに発生する。
サービスの運用上、借りたい場所や返したい場所に空きがないことがある。
またユーザーの良心に任されている部分が多いサービスなので、規定の駐輪台数を超えて雑に乗り捨てられた自転車が稀にあったりする。
レンタサイクルよりは値段は高め。
まとめ
と、色々あるけど街歩きやちょっとした移動にとても便利でした。
気になっていたけどずっと行けてなかった駅から少し離れた場所にあるお店に足を伸ばしたりなど、行動範囲も広がって良いです。
真夏はしんどいけど、それ以外の季節には交通手段としてシェアサイクルオススメです。
(といいつつ道交法が改正されたりして実用が楽になったら電動キックボードを買いそうな気がする)