VTuberの勢いと感じた凄さ
はじめまして。
私は、デジタル・SNS領域を中心とした広告会社で働いている社会人4年目です!
VTuberが好きなことがきっかけで、コスメ商材でVTuberを起用したPR案件をプランニング・キャスティングしたので、今回のnoteでは体験談やそもそもVTuberがどのくらい盛り上がっているのかを中心に書いていきます。
※今回のnoteは、VTuberのことをあまり知らない人に向けた内容です。
VTuberを好きになったきっかけ
元々、友人の影響でFPSゲーム「Apex Legends」をプレイし始めて、プレイを上達させるために、プロ選手やストリーマー(ゲーム配信者)の解説動画、プレイ動画を見漁っていた。
そんな中、だるまいずごっどの配信に出会い、彼と話すVTuberの子たちが面白かったことがきっかけで、様々なストリーマーとコラボ配信するVTuberに興味を持っていきました。
最近は、Apexがきっかけで好きになったぶいすぽの子たちの配信を見たり、VCR GTA・RUSTきっかけで好きになった赤見カルビの配信を見て新作のマクドナルドのハンバーガーを購入している。
ちなみに、彼女の食レポは忌憚ない意見を言うので、美味しいと思ったものは間違いないと思い商品を購入している。笑
※会社用のスマホには猫汰つなさんのステッカーを貼って推し活している。
VTuberとは
そもそもVTuberとは、「Virtual(バーチャル) YouTuber」の略で、YouTubeやSwitchなど動画配信プラットフォームで動画配信を行う2D・3Dキャラクターを指している。
現在では、動画配信(雑談・ゲーム実況など)を中心に、企業PR配信、コラボイベント、CM・イベント出演など幅広く活躍している。
VTuberの登場は2016年にデビューした「キズナアイ」をきっかけに急激に国内で盛り上がりをみせている。
国内では大手VTuber事務所として「にじさんじ」と「ホロライブプロダクション」があり、二事務所が国内のVTuber業界を引っ張っている。
なぜVTuberは人気なのか
VTuberが人気な理由は主に以下の3点であると考える。
①個性的なキャラクター性、②VTuberへの親近感、③コンテンツ量が豊富
①個性的なキャラクター性
にじさんじ、ホロライブに所属するタレントだけでも約200名を超えるVTuberがいるため、その他事務所や個人合わせると約500〜1,000人以上のVTuberがいると思う。そういった中で、容姿がかわいいく声もかわいい子がいたり、容姿がかわいいが中身がニートみたいな生活していたりと個性豊かで自分の好みに会うキャラクターを見つけやすいと考える。
②VTuberへの親近感
VTuberは動画プラットフォームでの生配信が主な活動である。
生配信は短くても1時間、長くて5時間以上している子たちもいる。
そういった中で、視聴者からのコメントや投げ銭に対して名前を読んだり、コメント内容を読み上げることで、ライバーと視聴者の双方向のコミュニケーションが生まれることや、長時間の配信によりキャラクターの人間味が出やすいためVTuberを身近に感じやすくなるのではと考える。
③コンテンツ量が豊富
動画配信の他に、イベントがあったり、グッズ販売があったりと活動の幅が広くなっている。
特に、最近ではリアルイベントに各事務所力を入れているケースが多くなっている。
<にじさんじ>
2023年12月に東京ビックサイト 東展示棟エリアにて2日間のイベントを実施。
約65,000人を超えるファンが来場し、ライブ企画や衣装展示企画などを楽しんだ。また、2025年にも大型イベントを予定している。
<ホロライブ>
2024年3月に幕張メッセで2日間のイベントを実施。
音楽フェスの『hololive 5th fes. Capture the Moment Supported By Bushiroad』では、ホール1~3で行われ大きな盛り上がりを見せた。
このようなイベントを通じて、リアルイベントでしか味わえない感動体験を通じて、好きなVTuberへの熱量を高めるとともに、コンテンツの豊富さで飽きがないようにしていると考える。
このような人気もあり、様々な企業とのタイアップ・コラボ企画などが行われている。
シャンプーブランド「ululis」では、にじさんじ所属の不破湊・叶・椎名唯華を起用したYouTubeタイアップ生配信を実施し、生配信終了後10分以内に限定セット1,200個が完売した。
複合リゾート施設「志摩スペイン村」では、にじさんじ所属の周央サンゴを起用したYouTubeタイアップ配信やコラボイベントを実施し、コラボ期間の入園者数は23万6,000人(前年対比約1.9倍)、チュロス売上本数は
1日平均約1,000本(例年比約33倍)となった。
海を超えてアメリカ、メジャーリーグチーム「ロサンゼルス・ドジャース」では、ホロライブプロダクション所属の星街すいせい・兎田ぺこら・がうる・ぐらを起用したコラボイベントを実施し、試合開始のアナウンスや7回裏「Take Me Out to The Ball Game」の歌唱などで試合を盛り上げた。
VTuberの人気は日本国内に限らず、アメリカなどの海外でも人気となっている。
実際にVTuberを起用したPR案件を実施してみて
コスメ商材のクライアントさんから、商品の認知〜話題化、売りに繋げられる施策はないかというお題をいただき、VTuberを活用した施策を提案した。
最初は、クライアントの担当者もVTuberってなんですか…?からのスタートだったので、そもそもVTuberとはから話したり、自分の体験に紐づけながらどのような人気があるのかを説明していった。
提案の中では、InstagramやTikTokで人気なインフルエンサーも提案していたが、ぜひVTuberでトライしてみたいということでPR案件の実施が決まった。
※提案を振り返ると、好きだからこその熱量を伝えられたことが大きかったなと感じている笑
実際にVTuberを起用したPR案件を実施してみて、告知投稿〜生配信含めファンの熱量に圧倒された。
告知投稿では、PR案件が決まったことへのお祝いのコメントが溢れており、生配信では目では追えないぐらいのコメント数が集まっていた。
実際にPR案件で紹介した商品も売り切れが発生したり、ファンの方が店舗にいらしたり、クライアント含めファンの熱量に驚きだった、、。
今回の施策を振り返り、単にVTuberが人気だから誰でもいいというわけではなく、普段からコスメについて発信していたり、どのようなファンがいるのかを調べ相性が良い方(文脈理解)を起用できたことが今回の結果に繋がったと考える。
さいごに
VTuber好きなイチファン(ミーハー)の自分が、一緒に仕事ができたのは非常に嬉しかったし、またどこかで一緒に仕事ができるようにしたいです。
好きを伝えるときの難しさを感じましたが、好きだからこその熱量が相手に伝わったときに物事が動く瞬間を体験できたので、これからも好きの熱量を大事に仕事をしていきたいです!!
ここまでnoteを読んでいただきありがとうございました。
はじめのnoteで、下手な文章だったと思いますが、少しでもVTuberの魅力が伝われば幸いです。