Javier Boñar
〜無限の可能性を秘めたアトレティコでの成功を夢みる生粋のアトレティ〜
Profile
Name: Javier Boñar Franco
Japanese notation: ハビエル・ボニャール・フランコ
Category: Juvenil B
Country: 🇪🇸
National team: Spain U-17
Position: CB/RB/DMF
Date of birth: 2005/6/3
Foot: Right
生い立ち
当時19歳のアトレティコとスペインのレジェンド、故ルイス・アラゴネス氏と契約を結んだとき現在のヘタフェCFの全身、CDヘタフェで会長を務めた曽祖父を持ち、熱狂的なアトレティの父親などフットボールに情熱を注ぐ家族のもと、スペインの首都マドリードに生まれた。
5歳の頃、2歳上の兄の影響でボールを蹴り始める。
Atlético de Madrid
2013年、7歳の頃にアトレティコのカンテラに加入。
以降各年代で際立った活躍を見せてきた。
幼少期は攻撃的なポジションでプレーすることも多く、当時のアイドルはACミランの全盛期を築いた元ブラジル🇧🇷代表MFカカだった。
カデーテA登録だった20/21シーズン終盤、わずか15歳ながら3世代飛び級で度々フベニールAの試合でCBの一角に名を連ね、試合に出場するようになる。
そして迎えた21/22シーズンは開幕からフベニールAの右CBのレギュラーに定着。
2021年10月4日にはアトレティコと初のプロ契約を結んだことを発表。
当時わずか16歳ながら代表ウィークで選手が不足したときに、複数回トップチームの練習に参加した。
UEFAユースリーグにもGSの5試合にフル出場した。
前半戦は右CBのレギュラーとして多くの試合にスタメン出場していたが、年明け直後のマドリード・ダービーで顎を骨折して以降は、UEFAユースリーグの決勝トーナメントに出場することはなく、アトレティコの歴史に残る快挙をベンチから見つめることとなった。
22/23シーズンはDFラインの柱に君臨し、フェルナンド・トーレス監督から副キャプテンに任命された。
代表歴
U-15の頃から世代別スペイン代表の常連に名を連ねるエリートコースを歩んできた。
2019年11月22日に行われたU-15フィンランド🇫🇮代表戦で同じくアトレティコのカンテラに所属するペドロ・ムラと、U-15スペイン代表のCBコンビを組みスタメンフル出場し、世代別スペイン代表デビューを果たした。
新型コロナウイルスが猛威を振るう直前の2020年2月3日U-15オランダ🇳🇱代表との試合で、40分に世代別スペイン代表初ゴールをマークした。
U-15スペイン代表では6試合1ゴールを記録した。
U-16スペイン代表の常連メンバーだったが、大流行した新型コロナウイルスの影響で試合が行われなかったため、U-16スペイン代表では出場歴はない。
U-17スペイン代表でキャプテンを務め絶対的な主軸として活躍。
そして2022年5月にはU-17EUROに出場。
CBと右SBを務め全試合にキャプテンマークを巻きスタメン出場した。
GS第2節U-17ベルギー🇧🇪代表戦で、ショートコーナーからのクロスをヘディングで流しこみ先制点をマーク、ミスから先制点を献上した準々決勝U-17ポルトガル🇵🇹代表戦でも、ヤレク・ガシオロウスキとシモのCBのライバルが繋いだボールを頭で押しこみ、同点ゴールを記録するなど2ゴールをマークし、U-17スペイン代表のエース、イケル・ブラーボに並びチーム内得点王に輝いた。
ベスト8で敗れたがGSのベスト11に選出され、ヤレクと組んだCBコンビは大会ナンバーワンと称されるなど圧巻の活躍を見せた。
2022年9月には、トルコ🇹🇷で行われたトーナメントに挑むU-18スペイン代表に初招集され、U-17EUROで涙を流したU-18ポルトガル代表からU-18デビュー戦ゴールを奪い、守備でも無失点に抑えリベンジを果たし、変わらずキャプテンを務め優勝に導いた。
プレースタイル
幼少期はアタッカー、カデーテ時代までは中盤でプレーしていたため足元の技術に絶対的な自信を持つモダンなDF。
どのような場面でも常に縦パスを狙い、自らが不利な状況でも最終ラインから局面を変えるパスを通すことができ、サイドチェンジや1発で裏に抜けるロングキックも持ち合わせている。
DF離れしたテクニックで中盤まで持ち上がり、ショートパスとロングキックを織り交ぜたビルドアップが最大の武器。
アトレティらしい魂のこもった闘志溢れるタックルや巧いスライディングでボールを奪い、そのまま攻撃を組み立てる。
際立ったスピードは持っていないが、読みの鋭さでそれをカバーしており、裏を取られるシーンはほぼない。
また、空中戦にも非常に強く、身長179cmながら2歳上の選手に競り負けることはない。
クロスやロングボールを跳ね返すヘディングはもちろん、セットプレーのターゲットにもなり得点を奪うことができ、無類の強さを誇る空中戦は攻撃でもチームに貢献する。
U-17スペイン代表で、キャプテンを務めていることからもわかるように、キャプテンシーと統率力もありDFリーダーに君臨し、チームを引っ張る力もある。
カデーテ時代にプレーしていたアンカーや、U-17スペイン代表で複数回プレーした右SBなど複数のポジションに対応する、ポリバレントな一面も持っている。
おそらく守備的なポジションだけでなく、マンチェスター・シティに所属するイングランド🏴代表CBジョン・ストーンズについて、FAのコーチが語ったようにやれと言われれば、CFを始め全ポジションでプレーすることができる。
将来的には、身長が気になるCBからかつてのポジションに、コンバートされる可能性もある。
+豆知識
レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴや横浜F・マリノスのエリキ、アトレティコのカンテラに在籍するエステバン兄弟と同じで、アトレティコと良好な関係を築くエージェント会社Un1que Footballに所属している。
14歳の頃レアル・マドリーから接触があったが、アトレティコでのデビューを夢見るボニャールはきっぱりと断った。
かつてのアイドルはカカであったが、現在のアイドルは現世界最高のCB、リヴァプールに所属するオランダ代表のフィルジル・ファン・ダイクである。
2022/7/10