【愛育病院出産レポ①】産院選び
2024年12月に第1子を愛育病院(田町)で出産しました。愛育病院を選んだ理由や費用、出産時のこと、そして大人気の愛育クリニックの産後ケアについて書きたいと思います。
愛育病院を選んだ理由
私が産院選びで重視したのは以下2つのポイントでした。
①麻酔分娩が可能(できれば24時間対応可)
②自宅から車で30~40分以内の距離
上記に当てはまる病院のうち、まずは第一候補であった杉山産婦人科(大原)にお伺いしました。親戚が看護師として働いていたことがあり、「ご飯もおいしくてケアが手厚い」と評判を聞いていたためです。
ただ、初診時に過去の精神疾患の既往歴について問診があり、「ハイリスク妊婦に該当するため他院を紹介する」旨を医師から告げられてしまいました。そこで昭和医大等もご紹介いただきましたが、夫とも相談のうえ愛育病院を紹介いただくことにしました。
愛育病院は計画無痛分娩ではなく和痛分娩ではあるものの、24時間麻酔分娩が可能なこと、また24時間麻酔分娩が可能な施設のなかでは比較的リーズナブルであることが大きな決め手となりました(セレブ病院と呼ばれていることは後から知りました・・・診察料も結構高くて後々後悔するのですが、これについては別の記事で記載したいと思います)。
杉山産婦人科で紹介状を書いてもらい、愛育病院に初診に伺うと、まずはかかりつけのメンタルクリニックで「現在は精神疾患が落ち着いている」旨の診断書を書いてもらうよう指示がありました。
冒頭で精神疾患の既往歴があると記載しましたが、実は正式に「うつ病」や「適応障害」等の診断はおりておらず、また抗うつ剤を飲み始めてすぐに快方に向かったこともあり、妊娠が判明した時点では既に定期的にメンタルクリニックに通院していなかったため、正直これが面倒くさかったです(しかも、そのクリニックは薬だけ出すタイプで、ほとんど問診やカウンセリングもなかったので・・・)。
ただ、診断書がないと愛育病院での分娩予約ができないとのことだったので、渋々診断書を書いてもらい(2週間以上かかった記憶があります)、なんとか分娩予約をすることができました。
愛育病院での妊婦検診
愛育病院は大きめの病院のため、診察の度に助産師・医師ともに違う方に担当いただくことが多かったです(指名もできるようですが、私は特にこだわりもなかったので一度も指名しませんでした)。診察もシステマチックで、ドラマで見るような「赤ちゃんかわいいですね~」という言葉は診察中には一度も言われなかった気がします。
あと、診察の待ち時間は日によります。病院に到着してから10分くらいで診察してもらえる日もあれば、40分くらい待つ日も・・・産休入る前は仕事の合間で通院していたので、待ち時間が長い日は焦りました。
診察費用も区の助成券でおさまったのは助産師外来の1回だけで、あとは毎回4千円~2万5千円くらいはみ出てしまってました。地味に痛い出費・・・私の場合は出産費用も含めて医療費控除で10万円くらい還付されそうなので、確定申告は忘れないようにした方がいいですね。
ちなみに、1,100円でこれまで支払った分の医療費証明書のようなものを発行してもらえるので、領収書を紛失してしまった方は病院にお願いしてみるのがいいと思います。
愛育クリニックの受診
NIPT(新型出生前診断)
NIPTを受ける場合には、愛育病院ではなく愛育クリニックに行く必要があります。費用は109,000円で、羊水検査が必要になった場合にも追加の費用はかからないそうです。また、NIPTを受ける場合には無料でエコーをしてもらえます。妊娠初期は妊婦検診が月1回であることに加え、まだ胎動も感じられない時期なので、エコーをしてもらえて安心しました。
愛育クリニックはNIPTの認可施設とのことで、かなりしっかりした説明がありました。私たちは10週くらいでクリニックを受診し、パートナーと遺伝カウンセリング(30分くらい)を受けました。カウンセリング終了後には、NIPTを受けるか医師から確認がありました。
私たちはカウンセリング後も検査を受ける意向は変わらなかったので、そのまま血液検査を行いました。結果が陰性の場合にはメール(ショートメッセージだったかな・・・ちょっと記憶が曖昧です)で連絡があります。陽性の場合には電話で連絡がくるそうです。
結果が分かり次第、結果カウンセリング(陰性の場合ではオンラインでも可能)を受けて終了となります。
4Dエコー
4Dエコーについても愛育病院では対応していないとのことで、24週に愛育クリニックを受診しました。たしか、診察料(再診)が6,000円だった気がします。私は追加でUSBメモリでデータももらったので、追加で1,100円かかりました。
4Dエコーでは手で顔が隠れてしまい、当時は正直よくわかりませんでしたが、生まれてきたわが子をみると、4Dエコーで見た顔そのままでびっくりしました。自費にはなりますが、やってよかったと思ってます。ちなみに、助産師さんは26週で4Dエコーをすると一番顔がよく見えると言っていました。
さて、次回はいよいよ出産時レポートを書いてみたいと思います。