Act ONE感想
Act ONE結構最高に楽しかったので忘れないうちにメモ書きの意味も込めてテキトー感想文字起こししていきたいと思います。微かな記憶とTwitterでの検索を込みで書いている点も含め、捏造・主観・勝手な考察最悪3連単ブログになっている可能性しかないですがご了承ください…
「面白いことになってきたね」
まず幕が開き、アクトワンテーマ曲中に自担を探すのに一苦労したのも束の間、何故か爆速で喧嘩が始まりました。さっきまで「ほら〜みんなひとりじゃない〜♪」「It's act one~ほら共に〜♪」とか歌ってた人達のやることじゃねえ…と思いながらも自担は本髙克樹さんなのですが、喧嘩シーンでボソボソと喋るのにツボってました。 フォロワーには克樹、怖くない相手に絡みに行ってたよねと散々な言われよう
子どもに「お兄ちゃん!喧嘩はダメだよ!」と最もなことを言われた後に始まるオリ曲リミックス、侍だけ(?)煤けた雨を飲む短調曲なので他のオリ曲とのアンバランスさを感じれて良かったです。
そのあとなんやかんやあってどのグループが1番か勝負することになり……「なんだか面白いことになってきたね!」と達観したセリフを述べていた子どもに拍手しました。やったね!本当に面白いことになってきた!と謎思想を打ち出した人間は私と彼以外あの帝国劇場にいたのでしょうか……
「やりたいように好きなようにやる」
ここからhihiパートに突入
その前に、hihiを見ての個人的な主張としては…すみません私は本髙担ながら、大昇ちゃんか川﨑皇輝さんと付き合って絶対に最後は橋本涼(敬称略)と結婚したいという思考を持っていることを先に謝らせていただきます。Jr大賞恋人にしたいもリア恋部門も宗教上の理由で別の名を書いていますがこれだけは言えます、 橋本涼、結婚、してくれ
hihiはMCコーナー(まあ、というかフリーダムコーナー)が他のグループよりも多いと感じました。テキストを読んでいると20分丸々MCコーナーにする案もあったらしいことも分かり、やはり彼らはフリーダムだ…と思いましたが、hihiが表現したい“自由”は別のところにあると考えました。
“自由“と聞くとどうしても“新しいもの“を連想してしまいます。しかしhihiがみせてくれたものは、景気の良さを叫びたくなるドデカ車登場、和太鼓とリンクしたパーフォーマンス、さくみじゅの美しいフライング、よく分からん惑星のセット、5人でフライングを行うHi Hi Jet。これらは全て今まである場所で伝えられてきた“既存の概念“ではあります。(なのに、“自由“?)そう思った瞬間、子どもたちに告げたガリさんの「やりたいように、好きなようにやるんだ」と言うセリフが脳裏を過りました。つまり、この20分に込めた歴史の全てが彼らの『やりたいこと』であり、それをステージ上で『好きなように』やれる未来がhihiの考えた“自由“となっていると勝手に解釈させて頂きました。
その他の感想としては、ルーザーヴィルで去年の4月中ゼミの教授より顔を見た瑞稀の歌と演技をまた見ることができて胸が熱くなりました。(先生、講義飛びすぎてごめんなさい()
本当にみじうは歌も演技も上手い、惹き込まれる(特に闇つき大鬱セリフ)
また演舞場のゼロ番に立っているところがみたいなーと ルの大千穐楽でローラースケートはいて出てきた瑞稀の光景とそれを見て涙がこぼれたあの時の気持ちを思い出しながら考えました。
マイケルのまん丸頭金髪とわっしょいの盛り盛り属性みじうしか生で見たこと無かったけど闇堕ちマイキーもとってもかっこよかったよ〜
「パフォーマンスで魅せる、俺たちのやり方で」
待ちに待った侍パートがスタート。子どもが「僕はワイルドな7 MEN 侍が好き!」と言っていたり琳寧自身が「俺たちに大切なのは男らしさだ!」なんて言ってたり、正直私は侍のこと超プリチーおもちもちちいこかわシルバニアファミリー集団だと思ってるので……(なんでや…なんで……あんたらのテーマは男らしさなんや……)と帝劇に入るまで疑問を抱いていました。
しかしパフォーマンスをみてテーマに納得しました。納得、というか感服のほうが正しいかもしれません。いつもみているあの侍の温度感、勢いのライブがそのまま帝国劇場で行われていることに驚き、そうか、侍のライブってワイルドだったんだ…確かにそうだった…と侍を応援していてお恥ずかしながら初めての気づきだったかもしれません(まあ、ちいこかわシルバニアファミリー集団ですが)(まあ、ワイルド/男らしさで表す言葉よりももっと多面的に考えられるべき何かがあると思います。でもそのちいこかわシルバニアファミリー集団が自分たちのライブを『ワイルド』と位置付けるならそれはそれで萌、だなと。これが結論です。)
アクトワンテーマ曲をアコースティックバージョンで子どもたちと披露したあと、嶺亜と大光の「あの子たちのために、これから何が出来る?」「決まってるだろ、パフォーマンスで魅せる 俺たちのやり方で」というセリフがあります。1回目の観劇をした時これが侍がAct ONEで伝えたかったことなんだと理解しました。それだけでも胸がいっぱいだったのに、新しいオリジナル曲Chaos Killerが『いろんなことがあって混沌としているけれどそれを切り裂いていこうという意味』が込められたタイトルのもと、『克樹が曲作りを担当』『矢花がバンドアレンジ』『琳寧がみんなの意見を詞に汲み取った』とんでも楽曲ということを知り、あの劇中セリフの自問自答そして決意へのアンサーとして全員でぶつかっているものなんだと、もっと『侍のやり方』を私たちに魅せて欲しいと強く思いました。24年もよろしくな〜の気持ち。
誰か私に171リリックを教えてください
噂の美ハウスと最高顔面ステンドグラスを本当に楽しみにしていて、ほら、巷で宗教画とまで言われていたから…idol(偶像)に対しての偶像崇拝レベルを加速させる象徴ではないかァとまで考えてるくらいでしたので()次は美パートだぁ!とワクワクしていたらその顔面ステンドグラスだけでなく、まさかの全身バージョンステンドグラスで登場して驚かされました(勝手に)
顔面顔面顔面顔面BeautyBeautyBeautyBeautyを堪能したあと、
最後に美少年たちはまたステンドグラスの状態に戻って幕を閉じます。ここで私はあることを思いました。
え、これってなんか暗示が込められてんじゃね?
ステンドグラスの状態から“動“の力を手に入れた美少年としてパフォーマンスを行い、またステンドグラスとして眠ってしまう。
そして美ハウスの“家”は安心出来る場所、しかしそれと表裏一体の“閉鎖的“な空間というのも連想されてしまう。
これらに何か意味が込められていない訳が無い、!!と
しかし問題にぶち当たりました。美パートはセリフが少ない。その為手がかりは金指くんのラップリリックにあると考えましたが、共通テストリスニングオンボロ点を叩き出した自分の壊滅的なリスニング能力では到底聞きとることも出来ず( 実際にサマパラで死ぬほど聴いた自担自作ソロ曲のリリックで分かったのは笑い声の「ハハッ」だけでした(はい……)
頭の中で思考を張り巡らせているところで各グループのインタビューが載っている舞台総合専門誌act guideを手に入れたところ、
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いや私の考えすぎやないかーい
【完】
ただ美少年は『美しさ』というテーマを私たちに伝えたいだけだった。彼らの考えることはもっと純粋でまっさらなものだった……と反省しました(勝手に2)
自分たちの美しさを伝える手段が最高のパフォーマンスと静と動のイメージ、そしてあの最高顔面ステンドグラスを飾った美ハウスだったんだと改めて名前の通りの美しいお顔たちに感謝。日本の美に感謝。すみません…でした……
それぞれの夢、同じ目標
忍者のパートには圧倒されました。ストーリーにとても深い意味が込められていますが、彼らの伝えたいことは明確なのでその意味を見た人全員が掴むことが出来るでしょう。そのため超勝手感想を抱く余地もありません()が感想をほろほろと書いていきたいと思います。
21人はそれぞれの夢に向かって生きる、でもそれが情熱の力でひとつになると海琉が述べていて、冒頭でも何人かの夢がナレーションされていました。確かにバラバラの夢かもしれません。でもその夢を実現するために21人であり続けるということは共通しているのではないでしょうか。今回忍者のパフォーマンスをまじまじと見ることが出来て、未来へのビジョンがとても見えました。どこまでもそれぞれの夢と同じ目標の融合を突き詰めて欲しいと思います。
あと、太陽の笑顔やっぱり良すぎ シャイスタも良すぎ 何回か泣きそうになって必死に堪えました
あと(あと)23年現場大賞1位はドリボの皇輝さんの演技だったのでまたこうきさんが帝劇に立ってる姿見たいよーと思いました(果たして、侍忍者ともに秋招集はあるのか)
「そうやって言い聞かせないと俺らの未来なんてどこにも無いんだから」
そして話題の大鬱パートに突入、私はここ結構好きです(やば感性)なぜなら、大鬱パートなので。(やば感性)
金指くんの叫びから闇を突き抜けてに入るのが印象的だったので見出しにさせて頂きました。あそこのパートを思い出してみると……
「ステージに立つ意味はステージに立つことでしか見つからない」
「じゃあ、お前はその答えを見つけれたのか?俺たちがやってきたことは本当に正しかったのかよ」
「正しかったにきまってるだろう?!俺たちの積み上げてきたことを絶対に否定しちゃいけない、不安から逃げてちゃダメだ!」
「今はとにかく信じて進むしかない そうやって言い聞かせないと俺らの未来なんてどこにも無いんだから」ひ、ひぇーーー
これまでどのグループ1番なのかの謎喧嘩だったのに急に話の論点が“闇“にすり替わってるんですよねーう、鬱すぎる。この闇の正体が各グループ同士の不安定なバランスを作っていたという風にもとれます。てかこんな闇を突きぬけたい時に闇を突き抜けてっていうピッタリ楽曲があるのすごいですね(はい)
闇つき曲中の各グループ代表大鬱セリフコーナー、21人のパッションを発揮していこうの忍者は→海琉「こんな大人数の前例のないグループどうすれば」
俺たちのやり方で魅せようの侍は→嶺亜「ダンスにバンドにスケボーに色々やってきた もう何が足りないんだよ」
美少年は美しさこそ全てと語っていたのに→龍我「名前に恥じないように努力して課せられたハードルを超えてきた。これからは自分たちで考えなくてはいけないのにどうすれば」
ついさっき各グループが20分の中で決意した思いを真っ向否定しかけている大鬱セリフの連発だったのでちょっとツッコミました。まあ、だからこそ鬱展開なのですが
瑞稀の「気づけば年上の人たちが先に行ってて自分たちが先頭になっていた。俺たちが引っ張っていかないといけないのは分かってるけどそんな余裕ないんだよ」 は演技が上手いからレポでみるより何倍も重みがありました。これを誰かに言わされてたら怖いのでお願いやからそれはやめてくれと思いつつ本人の言葉でも本当に辛いのですごいセリフです。ただ、あの演技を浴びれるのは良かった。
「これからが俺たちのact oneだ」
闇つきが終わってフレジュたちのすたーとがはじまります。大鬱パートからの良いコントラストでした。
私はここにAct ONEの全てが込められていると思いました。第2章ではなく、第1幕ということにも意味がある。
アイドルは有限です。大昇が以前「ハタチになるの嫌すぎて前日寝れなかった。焦燥感もあるじゃん」と言っていたことが印象的で、彼らは大人になるという不可逆性に対してマイナスの意識を向けることが多かったと思います。
ですが、Act ONEでは大人になることで子どもたちから大切なことを学び第1幕が始まる。それをみた子どもたちが大人たちから学び「これが僕たちのact oneだ!」と新しい星(第1幕)が生まれる。この相互補完的な美しい流れこそが大人は子どもに戻れないの彼らなりの答えであると考えました。
彼らの第1幕はまだまだ続きます。このステージに立ってくれた全員の未来が明るいことを信じて丸の内イルミネーションの輝きを見ながら帝劇をあとにしました。
帝劇ほんまありがとう
最後に、帝国劇場は立地が最高です。大阪住みの自分にとって東京駅から徒歩で行ける帝国劇場ほどありがたいものはありません(演舞場でもなんか行くのだるくなって来るので)次改修工事が終わったら克樹は30歳超えてるのかーーまた貴方があのステージに立つ姿を見れますように。これにて感想文おしまいです。