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上司が外人になったら

昨今のグローバル化の波はすんごいことになってますから、ある日の朝、
目がさめたら、自分の上司がスミスになっていたりモーフィアスから電話が掛かってきたりする事があるかもしれません。

そんな時に不安にならないためには、どういう心持ちでいればいいんでしょうか?こちらの記事は、日本のオフィスではじめて上司が英語話者に変わった時の私の経験をもとに、過去の私にむけて対処方法を記載したものです。多分に独断と偏見と個人の解釈が入っているので、参考にはしないで下さい。


1. まずは落ち着いて

まず緊張されると思うので、一度落ち着きましょう。そもそも相手は人間です。人間なんですから、ご飯をあげたら喜びますし、食べてる途中で取り上げたりしたら激怒します。そう、私たちと同じです。

これは意外とまじめな話をしていて、私たちと全然違うという先入観は捨てて下さい。全然違うという事があるのかもしれませんがそもそも外人でなくたって色んな人がいはいるんだし、緊張しないで落ち着いてください。偏見は一回トイレに流しましょう。

ただ、違うのは言語です。ここは、はっきりしています。

ちなみに、たまに日本語も喋れる上司もいます。これは楽ですよ。この場合は、それに甘んじてずっと日本語でやりとりすれば、英語は上達しきませんが、今までと変わらない日常を過ごせます(目をさませ・・)。

2. 立ち位置に応じた対処法

まずあなたの英語会話力と、あなたの情熱、この二つから大まかに立ち位置がはっきりして、対処がとれます。

英語は弱いが、このままでいいや。
    隠れてください。なるべくタッチポイントを避けて逃げるに徹します。
 もし会ってしまったら、挨拶だけは清々しく好印象を与えてください。
 なにか頼まれたら常に笑顔で首をかしげて、可愛らしさをアピール。
    お土産をあげる。常に忙しそうに小走り、仕事はしている感を出す。
 冗談です。
 
 周りの英語ができる人に助けをもらう、メールをベースに再確認と報告。
 私の同僚にはこのあたりをされている方が多かった印象です。

 注意点として、詰められたときは恐らく何を言っているか分からないは
 ずですが、大体あなたの想像する事を言っているはずなので、これから
 学んでいきますと伝えましょう。

 ちなみにこの立ち位置の唯一の利点は、相手が怒っている時に英語で
 怒っているので、何を言われたかよく分からず意外と平気という事です。

 海外本社からExpatsとしてきた上司であれば、一定期間(2年とか3年とか)
    で本国へ帰る可能性もあります。
    終わりはあると信じてそれまでサバイブ!
    と、色々述べましたがこの立ち位置は当然お勧めしません。

英語は弱いが、頑張る!
   
まずここの立ち位置に来てください。ありったけの成長ポテンシャルを
 見せつけましょう。

 改善に努めている 姿勢を見せる (業務でも語学でもなんでも)。
    組織全体にバフをかけるようなユニークな存在になる。
 頼まれたことは、基本やる方向の姿勢を見せる。
    会議手配、食事手配などは先んじて引き受ける (ディナー作戦)
 分からないことは、分からないという。
    行き違いが生じる事は必ずあります。時間をおいて1on1してもらう。

 Expatsであれば、自分の任期期間中にしっかりと組織を改革したいと
 思っていますので成長する人には目を掛けてくれます。リコグニション
 の一環としてあなたが組織の中で昇進できれば、それは組織が成長した
 事例にもなりますし、その上司にとってもメリットになります。

・英語力は強いが、このままでいいや。
   
はい、いいと思います。

・英語は強いが、さらに頑張る!
   
どうしてこの記事を読みましたか?

3. 発想をポジティブに

最初の緊張も半年もすれば若干和らぎます。この窮地を逆転の発想で自分の成長に生かしませんか?上司が無料のビジネス英会話講師です。体験したことのない多様性を経験できますし、こんな経験早々ないですよ?

ありがとうございました。


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