アンチと会ってみた話。

2022年7月8日。

その当時はTwitterですね。

定期的にDMを送りつけてくるどえらいアンチがいまして。

その当時、ファンがちっちゃくつきはじめていましたが、アンチに関しては基本いなかったこともあり、個人的に興味を持ってしまいまして、その日まではずっと既読スルーだったのですが、ある日こちらから「一度直接会ってお話を聞かせてもらえませんか?」と送ってみたんですね。

「エピソードになるかも」なんて下品な動機で他人の感情を利用したのは良くありませんでしたが、こちらとしても十分に傷付けられてきましたので、「それぐらいは」と思いお願いしました。

とはいえ、相手方は嫌いな人間にわざわざ会うわけもないので、そのお願いによりもっと過激な言葉をぶつけてくるか、怯むか、どちらかだとたかを括っていたのですが、思いの外「別にいいですよ」という反応でして。

次に自撮り写真が送られてきまして。

「こんな感じですがいいですか?」と添えられまして。

添えられた写真を見て「そういうことね」となりまして。

具体的なことは何も言えませんが、相手が悪いとも言えるし、こちらの想像力が足りんかったなとも言える感じで。

アンチにはアンチでいるしかない理由があるんだなって感じで。

とりあえず「絶対にどんなに仲のいい人間にも話さない」という約束で会ってみまして。

僕を何で知ったのか。何が気に入らないのか。どうしてそれを発表するのか。について聞いてみたんですが、中々腹を割って話してもらえず。

質問の内容を変えまして、「どうなれば納得がいくのか」と聞くと、「羨ましく感じる人間が皆、私と同じ状況になれば」と返ってきまして。

「そうならないことは分かっているから、せめて強く当たることで解消している」と続けられまして。

何も言えずに飲み物だけ奢って帰ったわけでございますが。

なので、僕を叩くことで保てる何かがあるのなら、それは僕としてある意味で重要な役割を果たせているなと考えるようになりまして。

しかしながら、こちらも精神的に無敵ではありませんので、攻撃を受け入れながらも自身が傷付かない方法を模索しておりまして。

見つかったようで見つかってなくて。

これからも探すことになりそうで。


なんのまとまりもありませんが。

日付が変わりまして今日で2年経ちました。「2年後に、あなたと会ったという事実だけはどこかで話します」という約束をここで果たします。

皆様が幸せでありますように。

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京極風斗
四字熟語でお礼します。