きーちゃんよ、どこへ行くつもりだい?、の話。
鬱症状もかなりおさまり、少しずつ元気になってきました、遠山ハルです、精神疾患ありです。
今回は、ここ数年で友達になった、きーちゃんについておせっかいながらモヤモヤしていた気持ちを書きたかったので書きます。きーちゃん、始めに謝っとく、すまん。
きーちゃんは、見た目インパクト大の濃い目の人なのですが、45歳にして心は純粋かつ、感性豊かなギャップの激しい繊細野郎です。
初めてあったのは確かバイト先の珈琲屋で、
「お姉さん、小説とか読む?」
と客だったきーちゃんが馴れ馴れしく話しかけてきたのがそうだったかな、と。
(きーちゃんは、女の人には失礼のないように、全員「お姉さん」と話しかけるのを心がけているのです)
あまりに屈託なく人と友達になる彼の性質からか、私も本音を言いやすく、つい鬱症状の時に彼にあたってしまったりしてしまい、「ハルちゃん、あん時まぢ怖かったよ…」と後できいてすまんすまん、というくらい心許せる良い友人だと思っております。
本題です。
彼は小説家志望なのですが、そのせいか、最近、
「ハルちゃんのこと、ベースにして小説書いてみたい」といいだしました。
なので、打ち合わせと称してお茶飲みながら、昔話を話しています。
色々話していて、なぜかふと、思っていたのですが、あれです、樹木希林さんが生前NHKで、ドキュメンタリーを撮られていた時に、取材している男性に言ったあの一言。ちゃんとは覚えていないけど、
「あんた、つまりどうしたいの?」
と。
たしか、そんな風なことをおっしゃってたんですよ。
わかる!
うーん、なんか、わかりすぎる!
きーちゃんよ、こんな特に紆余曲折もそんなない普通の人の話をきいて、どんな小説書きたいのよ?と。
ルポルタージュ系?
樹木希林さんはさ、そりゃ、なんだかんだいって、やっぱドキュメンタリー撮っておいて正解だと思うけどさ、私はさ、母からも、「え?なんか書くとこある?」って言われたし、人生のハイライトなんて側溝で頭打って死ぬ直前までいったことくらいだよ。幼少期に病気で手間かかりすぎて母親もそんくらいしか覚えてないよ。
なので、きーちゃんに直に訊いてみた。
「きーちゃんがこの小説でやりたいことってあんの?」と。
すると
「オレがやりたいのは、純文学です!」
って、
うーん、そういうこと、じゃないかもしれん私がききたいのは…
テーマとかさ、何か伝えたいこととかさ、核なるもんはなんなのだ?とかなんかそういうことききたかったんよ。。。たぶん。
送られてくる文章を読んでも、最初は、まったくわからんかった。だからつい、
「ええいっ、私にペンをかせ!もういっそ私が書く!」って気持ちになっていたのです。。
過去のこと話すのは、結構大変なんだぜ、自分と向き合わなきゃいけないからさ。
そんなきーちゃんの人生に最近影が落ちてきて、すっごい大変そうなのですが、そこも占い師に相談しまくって、自分を励ますきーちゃん。占い好きなのもいいけど、私と同レベルに、足元みてないような気もするが………ううん、いや、でも、私よりかは、現実と向き合ってるか…むしろ、すっごく頑張っているともいえるのだが…、。
人に「どうやって生きていけばいいのかな」ってポロッといって、
「ひとのために生きれば良いんだよ」ってすっと抽象的なわりとありふれた事言われて、逆に感動しているきーちゃん…もう既にあんたひとのために生きてるんだから、感動している場合なのかい?!もちろんそこはきーちゃんの良いところでもあるとは思うけれども!
…なんとなくアンバランスなきーちゃん。たぶん10年も履いてるそのわけわからんヒールのある木靴のせいじゃないのかしら、とすら思う。
お願いだから、小説家で花開けきーちゃんの人生!
はぁ…衝動的に書いてしまった失礼なこと…でもでも、書いててすっごい面白かった…ふぅ。。。
でもきーちゃんに光があたることを、多くの友達が望んでるんだぜ、これは本当なんだ。
きーちゃん交友範囲広いから、この記事が削除されることもありうるけど、とりあえず今日はきーちゃんの話でした。
遠山ハルでした。