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精神疾患者の禁煙とその後の話

こんにちは。禁煙をしていた遠山ハルです、精神疾患ありです。。「していた」という過去形なのはやはり挫折してしまいました。眠れないのが辛いかったんです。

精神疾患者が禁煙しようとするとき、わたしの場合ですが、心療内科の先生や精神科の先生に相談しても「依存をやめなさい」と言われるだけか、「禁煙外来を受診することを勧める」だけのアプローチで、かなり寂しいものです。
前回紹介した、「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー」も(アレン先生すみません)あんだけ愛読してると言いつつやはり眠れないという身体的な苦痛?があり失敗に終わりました。

でも、ますます不味くなるタバコの味。しかし眠れないのは辛い。。と思っていたところ、別の本を読みました。

「つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた」by伊藤絵美先生。(名前あってるかな?)

この本は一見禁煙とかは関係ないかもしれませんが、読んでいくうちに(かなり泣いてしまった部分もありますが)不思議と心が軽くなり、もっと自然に禁煙できるかも…と思わせてくれる本でした。

マインドフルネスってなんだ?と思っていましたが、本で紹介されている思考のエクササイズみたいなものを寝る前に試してみたところ、眠剤を飲む前に寝落ちするほど心がリラックスしました。

ちょびっと思ったのは、アレン先生の本は、このアレン先生自身のタバコに対するマインドフルネス体験の共有、(と強制?)に近いものがあったのかな?と。

いやいや、全然わかりませんけど、、、

眠れないのはタバコというより、緊張している心の問題かも、と思ってカウンセラーの先生にも久しぶりに会いに行ってきました。

そこで、そういえば最近ずっと緊張の連続であることも思い出し、禁煙問題と共におはなししてきました。

すると先生は、
「眠る前に、自分の呼吸の仕方を観察してみてください」
とのこと。
「眠れないとか緊張してしまうことは何故なのかはまたいずれ触れるとして、今は、そのことを受け入れ、その時の自分の呼吸の仕方を観察して、浅くなっていたら少し深く息をしてみてください。エアータバコでも良いですし、上体を倒して肺から空気を出し、起こしてから自然に深く吸うという方法もあります」

なんでも、緊張とはやはり肺に空気が入らずそれにより身体がこわばったり、手が震えてしまうことがあるそうな。そういったパニックにも何にでも呼吸に注意をむけて深く吸うと効くんだそうです。
書いてて今振り返ると当たり前のこと言われてる気がするけど、こっちはね、医者に禁煙の話をしてもそっけなくされてきたトラウマがあるので、この丁寧なアプローチは本当に嬉しいものです。

呼吸、呼吸かぁ…確か浅い。無意識のうちにかなり浅い。よし、少し深く。意識してまた少し深く。なかなか良い感じ。

さらに先生に、緊張感から「今までやっていたアルバイトも休んでいる」事をはなしたら、
「それも良いじゃないですか。でもそうだとしたら遠山さんには、やはりアルバイト先での消化出来ない想いがあるのでは?」と。

そう、バイト仲間の空ちゃんのことです。いつだかnoteに書いた空ちゃんです。
わたしは空ちゃんが大好きで、自分のボスも大好きです。
でも空ちゃんはボスにより解雇されました。
先生はここにあなたの‘怒り’があるのでは?ときいてきましたが、本当は違うんです。

空ちゃんが泣き叫んだりするようになって、ボスも困ってしまったのはわかります。
そして、空ちゃんが頭のおかしな精神疾患者扱いを受けている状況が悲しいと思いつつ、本当は自分だったかもしれないと思うと怖かったんです。
だから、自分は普通の人のふりをして、普通の人のできることはできる!と働いていましたが多分それは予想以上に緊張をして働いていたのだろうと思います。

空ちゃん空ちゃんごめんなさい。ボスの前で利己主義に走りました、ごめんなさい。

そんなことを、帰り道に思いました。

あれ?全然禁煙関係ないやん。
まあ明日できたらやるか、禁煙。
そんな、禁煙から始まる、その後のとりとめもない話、でした。

遠山ハルでした。

#精神疾患 #日記 #日常 #禁煙 #遠山ハル



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