どうやって生きてみようか?
今晩は、世間に、コロナに、彼氏にエネルギッシュに怒っていた遠山ハルです、精神疾患ありです。いえい!
2020もおわり、私はお正月までとてもハッピーな気持ちでおりました。
今までずっと悩みながら悶々と生きてたけど、最近絵も手応えあるものが描けてきて、クリスマスには彼氏から指輪ももらえて、こんな幸せがあるんだ、と初めて感じて泣いていました。
しかしそれも束の間、急に彼氏がアルバイトに降格&給料5万カット、どん底に落ち込み、八つ当たりされつづけ、それでも必死に慰めて、そばにいました。
なんとか彼氏が落ち着いたころ、私の方は全然ハッピーな絵が描けなくなっていました。というか普通にしてても、苛立ちがつのり、必死で絵を何枚も描きましたが、どうしちゃったの?という結末を迎えていました。
ああ、ハッピーじゃない。こんなの全然ハッピーじゃない。
緊急事態宣言でてるけど、電車にのり、カウンセリングを受けに行ってきました。
そして先生の前で泣きました。ちくしょーちくしょーと。なんでだよ!精神疾患あったけど、なんとかマイペースでやってきて、やっとやっと、もしかしたら私なりの幸せがもう少しで手に入るのかもと思っていたのに。子供だってほしいよ!ぎりぎりだけど!姉のちゃむ(精神疾患あり)だって結婚して子供いて、入院までしたけど、幸せになれたじゃないか!おかしいおかしい!私は幸せを奪われた!と支離滅裂になりながら訴えました。かなり被害者意識で。
すると先生は
世間には、自分の意思とは関係なくやってくるものがあって、自分の力ではどうにもできないこともあります。でも、その怒りは、外に向いている分、遠山さん健康になってきたよ、と。
怒りもエネルギーだからね。
今なら、バイトでも、やってみたら、昔と違うよ。
ほんとかなぁ、っと泣き尽くしてボーっとしながらの帰り道、知り合いのやってる本屋さんによりました。
そしたらね、道草晴子さんの『よりみち日記』をお勧めしていただき、今夜、それが読み終わり、色々書きたくなって、ひさびさにnoteを開いた次第でございます。
ずっとずっと障害者じゃなくて怠け者だってレッテルを誰かに貼られているような生きづらさがあって、でも確実に精神疾患に足を引っ張られ、自立できずにいた私は、このたびとうとうバイトの面接をセッティングしました。
でもまだ面接日まで日にちがある中、怖くて不安の中この本を読み終えました。
読むのに時間がかかりました。なにせ字がおおいしコマもぐにゃぐにゃしてて…
でも、やっと晴子さんが漫画家再デビューしたとこらで、急に昔からされてきた誹謗中傷の言葉が(その多くは仕事場で言われたことだ)ばーーっと頭にいっぱい浮かんでは、涙と一緒に流れていきました。そして、心臓のあたりから熱みたいなものがでてきて、それが言葉になって胸に響きました。
「私、強くなったよ」
私と関わってくれた人、例えば絵を教えてくれたくんち。全然私がイラストレーターになることを否定しつづけた人だけど。。。
例えば、いろいろなことを教えてくれて、初めて存在価値を認めてくれた元バイト先の友だち。
変態だけど、応援してくれている名前はだせないけどファンの方。
力強く生きてる空ちゃん、ジャスティン、マライア!
もう、「私」じゃないかも、「あたい」かもしれない。うんこ座りしながら、「あんだバカヤロー」っていってるかもしんない。
「私、前より強くなったよ」
今夜、それをこの本を読んだことで、それを伝えたくなりました。
バイトの面接、頑張ります!
そして、道草晴子先生、にはなんていっていいのかわからないけど、何がプレッシャーになってしまうかわからないし、でもいつかお会いしてみたい、かな?、、夢です。とりあえずよくわからないけど、描いてくれて、、ありがとうこざいます。
私もそういう人を動かすものを一生かけて作っていきたい。
ここからが人生始まり始まり。
そんな夜でございました。
遠山ハルでした。