'22.8.26こども青少年・教育委員会【立民党】荻原隆宏議員(西区)
荻原議員「小学校親校22校が可能ということか」
一点だけなんですけれども別紙3でお示しをいただいた内容についてなんですけれども、ミックス方式として各校からのご回答がございますが、親子方式で具体的に親学校名が載っている中学校が、私が今数えたら22校あるようですけれども、これは具体的に親子方式がこの小学校とのあいだで可能ですよという、そういう意味だということでよろしいでしょうか。
田中中学校給食推進担当部長「親子方式ができると考える学校」
別紙3でございますけれどもミックス方式って書いてある表の親子方式の検討の所の1番右側にあります親子名で表記がある名に、緑色の色が付いている学校が親子方式ができると考えている学校でございます。
荻原議員「親子方式の場合、見込む費用の金額は」
親子方式が可能だという場合というのは、1番最初に示していただいたA3用紙の2ページの右側の表の試算ですね、この中にある初期投資費用の、ミックス方式の場合は405億、修繕費はミックス方式は287億と書いてありますが、親子方式で具体的に、この小学校とできますよという場合は、施設整備費と修繕費もさらなる見込まなきゃいけない金額っていうのはあるんでしょうか。
田中部長「ミックス方式で必要な全経費含み計算している」
ミックス方式の試算の中には親子方式、自校方式、きょうだい方式に必要な経費が全て含まれて計算をしております。
荻原議員「小学校名がある場合は施設整備費と修繕費はかからないのか」
具体的に相手の小学校がもう見えている場合は、その中学校に新たに給食室を作る必要もないですし、それにかかる修繕費の加算も必要ないと単純に思ったものですから。具体的に小学校の名前があがっている場合は、施設整備と修繕費はかからないという認識で良いかどうかというところです。
田中部長「小学校に食缶置き場を整備する経費等がある」
小学校から中学校に食缶を運ぶという形になってきますので、新たに小学校のほうに食缶置き場を整備する経費等が含まれております。
荻原議員「割安な額ではないか」
その費用は、中学校側に給食調理室を作る、で、そこに修繕費がかかる、というコストよりかは相当割安なんじゃないかなと思うんですけれども。ちなみに、それは金額としてはどれぐらいのものかというのわかったりしますか。
田中部長「割安だったと記憶」
今具体的な数字が見つけられない状況なんですが、感覚としてはやはり割安だったと記憶しておりますので、そちらももし必要であればまた資料という形で整理させていただければというふうに思っております。
荻原議員「簡易な施工で実現なら親子は今からでもできるのでは」
資料お願いします。
22校、小学校の名前がついているのがあると思うんですけれども、より早くすべての生徒のみなさん、教職員のみなさんにご提供できる体制を整えるという観点から考えてもですね、親子方式が簡易な施工で実現できるというところは、ある意味、今からでもそれをできる状態にあるというふうにも思えるんですけれども。
私は、ぜひ1日も早くすべての生徒さん教職員のみなさんに提供できる体制を市は整えてほしいと思うわけですけれども、そういう、デリバリー方式の実現可能性を今日報告いただいたように、どんどん実現性を高めていただく努力とともにですね、中学校からご回答いただいた22校の親子方式の実現に向けてもどういった検討が可能なのかなということを今この資料を見て思ったわけですが、そのあたり教育長、見解があったらお知らせいただければと思います。
鯉渕信也教育長「親子も時間がかり、現メニューから品数も減る」
親子方式も小学校側の一定の改修が必要ですからそれはそれなりにお時間がかかることだと思います。そして親子方式でやるということは、基本的には小学校給食のメニューのような状態になりますので、今現在の中学校給食のメニューとは違って品数が少なくなります。そういうような状態の物の提供になるということになるわけです。
ですから私どもとしては、違う種類の給食を提供するというのは避けた方が良いのではないかなと今は考えておりますが、おっしゃっているようなご意見があると、私としては正直初めてお聞きしましたが、そういうご意見もあるんだなぁということを今感じているところです。
荻原議員「中期計画では全生徒教職員への提供体制整えると示してほしい」
最後に意見ですけれども、9月の中期計画での方向付けは我々立憲民主党としましてはですね、ぜひともすべての生徒、教職員のみなさんが食べられる中学校給食の提供体制を市が責任をもって整えていくんだということをしっかり示していただきたいということを強く申し上げて終わりにします。