さんかく商店街 エンドロール
2023年6月6日、WEBオンリー「さんかく商店街」を開催しました。6月6日がお誕生日でもある斑鳩三角くんを祝う二次創作WEBオンリーイベントですが、主役である三角くんどころか、原作にほぼ触れずに成立した不思議なWEBオンリーができましたので、備忘録として残します。
さんかく商店街の概要については下記ページをご覧ください。
※こちらのページは個人情報流出などの影響に鑑みて削除しております。申し訳ございません。
エンドロール
今回のWEBイベントは主催のテコ(@9saisochi)と運営兼サークル参加としてサナエさん、余生さんにご協力いただきました。本当にありがとうございました。
スタッフロール
さんかく商店街WEBサイト全般作成&設定作成:テコ
ゆるキャラ作成:サナエさん
地図への書き込み:余生さん
今回、イベントで使用した画像はほぼCanvaさんで作成しました。非常に助かりました。
写真募集企画について
三角くんが大好きな「さんかく」をたくさん集めたいという想いから、一般参加の方にもさんかく写真の募集をしたところ、多くの方から計33枚のお写真をいただきました。この写真も特にルールを定めず、「さんかくと思ったものを送ってください」と不親切なお願いをしていたにもかかわらず、誰からも原作に触れた写真は送られませんでした。私のやりたいことを理解していただき、非常にありがたかったです。
また、写真の受け渡しにはTwitterのDMを利用したのですが、相互フォローではない者同士のDMやり取りはTwitterアカウントのロックがかかる場合があり、認証テストを行わないといけない場合があるということに自分で自分の運営アカウントとやり取りをしながら気づきました。もしかしたらこのロック→認証テストをした上で写真を送っていただいた方がいらっしゃるかもしれません。
果敢に送っていただき、ありがとうございました。
DMのやり取りでは自信を持ってお届けしてもらう写真から、本当にこれで大丈夫か不安になりながらお届けしてもらう写真まで、様々送っていただきました。私が例として出した写真が↓なので本当になんでも良かったのですが、きれいな写真を送っていただきました。
お店の内訳
さんかく映画館:サナエさん
むすび屋さんかく:余生さん
フラワーショップさんかく:テコ
お店については事前の打ち合わせで何のお店をするか話し合いました。ただ、このお店に具体的に何を展示するかは軽い相談程度のことは行いましたが、特に話はしていないため、運営側もそれぞれ知らない状態で当日を迎えました。そのおかげか、三者三様、思い思いのお店屋さんができました。
さんかく商店街ができるまで
〆切がないと創作できない
私のことです。自分のことを同人作家とは思いませんが、一人前に創作欲はあるため、書きたいものを書くスタンスでずっと続けてきました。ただ、ここ最近は同人イベントに出たいと思っても他の趣味や仕事で予定を入れることもできず、あぶれた創作欲だけが積もっていくのみだったので、「じゃあ自分でやりたい日にやりたいwebオンリーを企画するか」と結論に辿り着きました。
何なら主催をやりたいか?
好みの偏りが人より激しい自覚があるため、とにかく見たいものだけ見たい、という気持ちでCP表記なし、色恋なしのキャラオンリーを考えましたが、なかなか形にできそうなものが思いつかず………でした。
そもそもなぜ商店街なのか?
全ての始まりを知るには2022年10月26日公開「サクッと分かる♪MANKAI☆マンガ宣言」第270話を知る必要があります。こちらをご覧ください。
ここで「さんかく屋さん」という最高ウルトラハッピーワードが出てくるのですが、こちらが公開された当時、私のTwitterのTLでは大盛り上がりしていました。
ある日のもくりで余生さんから「さんかく屋を作るのはどうですか?」とアドバイスをいただき、構想があれよあれよという間に出来上がっていきました。
まず、初めての主催なので小規模開催にしようということ、知ってる方で周りを固めてもらおうということでもくり仲間のサナエさんにもお声がけをしてさんかく商店街の構想を話し合いました。
ほぼ思いつきで言っていましたが「三角くんが喜びそうなものを置きたい」「二次創作は三角くんは喜ぶんだろうか?」「純粋にさんかくを置いた方が喜んでくれそう」というワガママをまとめた結果、原作キャラクター、原作の舞台、あらゆる原作に関わるものを禁止する今回のWEBオンリー企画ができました。
やったことリスト
ここからは箇条書きで何をやったかをあげていきます。これは今後似たような企画をやりたい誰かと、今後同じことをやりたくなった私のために残します。
サークル参加者はあらかじめ一定数集めておく
ピクスクでイベントページを作成
あらかじめ決めた方に参加申し込みしてもらう間は非公開にする
Twitterに運営アカウントを作成
出すお店を打ち合わせ
商店街の世界観を確固たるものにするため、WEBサイトを作成
概要(世界観を形成するものなので、割と何を書いても大丈夫)
ゆるキャラ紹介(商店街にゆるキャラがいると楽しいため)
地図(これが形になると世界がより明確になる)
歴史(キャラクターにまつわる何かしらを入れておくとそういうこともあったなあという気持ちになれる)
企画ページ(参加者≠お客様というなら参加しやすくしないとね)
お問い合わせ(住所と最寄駅と支払い方法を入れておくとリアルさが増す)
上記、自分でできないところはサークル参加者に頼む
誰もできないことは無理してやらない
Twitterを使って告知
企画については例を示すと参加しやすくなる
定期的にサークル参加の方と打ち合わせはする
自分のお店も作る
展示品についてはなんでもOK
ただし展示のみ。頒布は禁止
原作に関わるものも禁止(さんかくクンのみ、さんかくなのでOK)
WEBサイト形式がやりやすい
個人サイト作成世代にはめちゃくちゃハマる
お店の内容は当日まで内緒にしておくと楽しい
やりたいことはやりたいと言ってみる
意外となんとかなる
展示のみ、頒布ありはご自由に
展示のみだと普段同人イベントに参加しない人でも参加しやすい
最後に
架空の街を作って架空のお店を作るのは本当に楽しかったです。
もちろん主催なので大変なことも多々ありましたが、大変なことも楽しく進めることができました。今回は三角くんの誕生日に合わせてイベント日を決めましたので開催当日が平日になりましたが、平日に何か楽しいことがあるというのもまた良いことだなと思えました。とはいえ、イベント当日はお休みの方がいいかもな〜と思った次第です。
また、余力があれば同じ目線でこの架空の商店街を楽しんで一緒に作り上げてくださった余生さん、サナエさん、そしてこの商店街をご覧いただき、楽しんでくださった方、企画にご参加いただいた方、このイベントに関わったすべての方のおかげで無事に営業ができました!!本当にありがとうございました。
また来年もやりたいな…と思っていますが、次回は5人で5スペースを目指してさらにさんかく商店街が盛り上がるとうれしいなあと思っています。
他にもこのようなオフイベントでは絶対にできない、敢えて原作に触れない企画が増えてほしいと思っているのでもし似たような企画がしたい方にはご相談にも乗ります。
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