#034 フロントサイド(1):DOM
DOMとは?
DOMというのは、ウェブページの内容を扱うための仕組みです。
少し難しい言葉で言うと「Document Object Model(ドキュメント オブジェクト モデル)」といいますが、簡単に言えば「ウェブページの設計図」のようなものです。
DOMを理解するために、家の間取り図をイメージします
家全体(HTML文書全体)
部屋(大きな要素。例:<div>や<section>)
家具(小さな要素。例:<p>や<img>)
DOMは、このような「間取り図」をコンピューターが理解できる形で表現したものです。これにより、JavaScriptを使って以下のようなことができます
新しい「家具」(要素)を追加する
「家具」の位置を変える
「部屋」の色(スタイル)を変更する
ユーザーが何かをクリックしたときに反応する
つまり、DOMがあることで、ウェブページを動的に変更したり、ユーザーの操作に反応したりすることができるのです。
DOMを使った簡単な例
この例では、ボタンをクリックすると、テキストが変更される簡単なウェブページを作成します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>DOM操作の例</title>
</head>
<body>
<h1 id="title">こんにちは、世界!</h1>
<button id="changeButton">テキストを変更</button>
<script>
// ボタンがクリックされたときの動作を定義
document.getElementById('changeButton').addEventListener('click', function() {
// h1要素を取得
const titleElement = document.getElementById('title');
// テキストを変更
titleElement.textContent = 'DOMって面白い!';
// 色も変更してみる
titleElement.style.color = 'blue';
});
</script>
</body>
</html>
この例について説明します
HTMLの部分:
<h1>タグで見出しを作っています。id="title"をつけて、後でJavaScriptから参照できるようにしています。
<button>タグでボタンを作っています。同様にid="changeButton"をつけています。
JavaScriptの部分:
document.getElementById('changeButton')で、ボタン要素を取得しています。
.addEventListener('click', function() { ... })で、ボタンがクリックされたときの動作を定義しています。
クリックされると、document.getElementById('title')で見出し要素を取得し、その内容(textContent)と色(style.color)を変更しています。
この例を実行すると、最初は「こんにちは、世界!」と表示されていますが、ボタンをクリックすると「DOMって面白い!」という青い文字に変わります。
これが基本的なDOM操作の例です。ウェブページの要素を取得し、その内容やスタイルを JavaScript で動的に変更しています。
終わりに
少し長くなったので、ここで一旦お話をクローズさせて頂きます。
自分自身の学習記録帳のため、乱雑な文章になっている可能性があります。
申し訳ございません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私も皆さんのnoteを拝見させて頂いて、多くの気づきを得ています。
本当に感謝🙏です。
今後ともよろしくお願いします。