無料でも質の高い写真を選べるようになる方法
どうも。今回はタイトルにある通り、「写真を選ぶ」ということにフォーカスを当ててみました。
写真を選ぶという機会
まず、「写真を選ぶ」機会はどんな時かという話をしてみます。僕は職業柄、広告やポスターを作っていたりしますが、制作過程でやはり「写真」を取り入れる頻度がとても多いです。
イラストや文字だけで表現されるものも増えてきましたが、やはり写真を使うと一発で表現できる世界があったりするので。例えば、いくらおしゃれでも、料理のメニューに写真がないとわかりづらいですよね。つまりそういうことです。
記事を書いた時のバナー、イベントの告知、サービスの紹介、自社のWebサイトなど、デザインの中に写真を組み込む際には、
⚫︎「写真を選ぶ」
という行為が必ず発生します。そして、自分で撮影した写真でないならば、著作権が発生するので、著作権を有料で買って使うか、フリーの無料写真を使うことになるかと思います。
写真の「有料」と「無料」の差
では、有料のものと無料のものであれば、何が違うのでしょうか。
答えはもちろんクオリティ(質)です。
ここで言う質とは、誰か特定の個人が良いと思うかどうかではなく、どれだけ多くの人が共通認識として良いと思うかどうかということにしておきます。
フリー素材の写真でも質の良いものはもちろんありますが、やはり有料のものの方が、質が良いものが揃っている確率は高いです。
目利きができない時のための有料素材
有料素材としての写真は、無料のものより質が良いものがやはり多いので、財源が確保できるなら、「良い写真」を目利きできなくても、有料のものを使うだけでウケの悪い写真を使う確率を下げてくれます。
どうしても自分はセンスがないという方のための一種のフィルターとしての機能も果たすのが有料素材というわけです。
無料で質の良い写真を見抜く
先ほど、「フリー素材の写真でも質の良いものはもちろんあります」と書きましたが、ではその質の良いものはどういった写真なのでしょうか。
それを聞かれても「写真のシチュエーションや被写体による」ので、一言で返すことはできないのが実際のところです。ですが、質の良い写真を見抜く力を鍛える方法はあるので、それをお伝えしようと思います。
同じキーワードで有料素材と無料素材を見比べる
有料で高品質な写真素材が多く存在するサービスの例としては、以下のサイトが有名かと思います。
逆に無料のサイトとして、以下のサイトを例に挙げておきます。
では、「amana images(アマナ)」と「Photo-AC(フォトAC)」で同じキーワードの写真を検索してみます。
例えば「線香花火」の場合
左が「amana images(アマナ)」、右が「Photo-AC(フォトAC)」です。
みて分かる通り、「amana images(アマナ)」の方がボケ感や構図が綺麗で、色味も綺麗に補正されている物が多いことがわかります。
では次は、「サラリーマン」の場合も見てみます。
先ほどと同じく、左が「amana images(アマナ)」、右が「Photo-AC(フォトAC)」です。
人が写っている場合だとわかりやすいですが、総合的にみると、「Photo-AC(フォトAC)」の方は「amana images(アマナ)」に比べると、やはり全体的に少しチープな印象の写真が多くなっています。
デザイナーやフォトグラファーでなくても、パッと見の印象でどちらの質が高いか判ったのではないでしょうか。「質の良い写真」を選定する眼を鍛えるには、やはり「質の良い写真」をたくさんみて比較できるようになることが一番です。
同じキーワードで検索して比較してみる
こういった作業を繰り返し行うことで、「質の良い写真」がなんとなく感覚で分かるようになり、無料の素材の中からも良いものだけ探し当てることができる確率が上がっていきます。
まとめ
無料でも質の高い写真を選べるようになるにはどうすればいいのかという問いについて。
有料サイトと無料サイトを使って、同じキーワードで写真を検索、見比べてみることを習慣化しておくと、「質の良い写真」を見極める感覚が研ぎ澄まされ、無料サイトからも良いものだけ選定できる確率が上がります。
【運営会社】 合同会社meno
:https://www.meno-inc.com/
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