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2023年11月6日 00:14
君を思い出す夜は、いつだって熱帯夜になる。いつからか2人で抜け出して、朝まで近くのファミレスに行って、家まで送ってもらうことが増えた。ただ2人で眠いねって言いながら、好きなものを食べて、たくさん話すわけでもなく緩やかに流れる時を過ごした。いつだっただろうか、SSRは珍しくわたしより酔っていて、真冬の寒い夜の街を散歩すると言った。10分くらい歩いたところで寒さに弱い彼は、眠たいと2