聲の形のヒロイン紹介にあった一文
2014年09月10日13:26
聲の形は、週刊少年マガジン連載中の作品です。
オリジナル版(読切)、リメイク版(読切)、連載版の三種があり、どれも作者は同じです。オリジナル版は読んでいません。
特に内容には触れませんが、さいきん連載版の1~4巻を読む機会があり、Wikipediaで登場人物紹介を読んだところ、印象に残る一文がありました。
ヒロインの西宮を作者が言及した一文だそうで、曰く
「西宮は優しいからああしているわけでも、強いから、弱いから、といったわけでもないんです。彼女は、彼女なりにたくさん考えた結果、ああするしかない、というだけなんだと思います。」
なんともまあ。
余計なひと言を。
連載が終わってから言えばいいのに。
とも思いましたが、この一文の内容自体は嫌いではありません。
連載の途中という完結していない状態だから、得られる感想もあったのかもしれません。
「ああするしかない」
という言葉を吐いたときに、作者が作品内のどんな情景を思い浮かべたのか、読者以上の情報量と作品に向き合う時間を得ている作者の視界を紐解くことは困難です。
4月28日発売の「Cocohana」内のまんが千夜一夜」第27回からの出典ですから、4月23日発売の21・22合併号以前の内容を指していることは分かりますが、残念ながら聲の形4巻に収録されているのは18号(4月2日発売)までですので、僕には4話分の情報が足りません。
5巻を読めば済むことですが、電子書籍版を買うか紙書籍版を買うかで悩んでいるので、当面は先になりそうです。