TRPGSNSコンベンション:獸の森

2019年02月22日10:06


 2月9日(土)のTRPGSNS主催コンベンションに参加してきました。

 システム:獸ノ森

 サンプルシナリオのため内容は割愛。
 どんなゲームかなーと、ルールブックを購入してキャラクター作成パートまでは読んでましたが、進行用のルールは未読な状態での参加です。

画像1

使用キャラクター

仮名「四つ目の柴犬」
貌「後悔/転移」
動機「現実嫌悪」
雰囲気「枯れ木」
特性「富国強兵/鬼畜米英」
年齢「89歳」
性別「男性」

 二次世界大戦の敗戦を認められず、森では日本帝国による支配を目論む。妻とは死に別れ、愛犬「風太郎」「息子夫婦」「庭付き一戸建て」が心の支え。

 結果=死亡
 依頼=達成

 戦闘面では、ダメージを肩代わりしてくれる「オブジェクト」の使い方が大事なようで、前衛後衛で戦闘エリアが別れてるわけでもなく、格闘キャラも射撃キャラも「オブジェクト」を必要とするし、同じオブジェクトを利用すれば乱戦になり射撃キャラの命中率が下がる。
 先手をとってボスっぽいのに速攻を挑むのも手かなーと思えど、GMが伏せてる情報(複数種いる獣の強弱)にもよるので、速攻でどの対象を狙い撃てば効果的なのかまではわからず最適解が難しい。
 仲間内で、そういった認識の共有がなされていないと(戦術の共有の手間を惜しむと)、不利になるのは致し方がないけど、最適解を相談するのは個人的に興が削がれるので、初参加しかいない場合は仲間への貢献を優先しつつ、死亡も視野に入れた危険は上等で好きに遊ぶようにしています。

 判定が独特で、能力値を目標値にした下方判定&ダイス目を再目標値にしての再判定を繰り返し、成功回数=成功度となる仕様。
 d12をひとつだけ振って12でファンブル(8%強)なのが憎らしい。
 有限のリソースであり獣憑き化のリスクもある「絆を消費し貌力を発動」させると、達成値+3(25%強)はかなり大事。「特徴」による振り直しが二度まで使えるのも大事でした。

 森を移動する広域移動時の「移動判定」は、代表者1名による【移動】判定となり、目的地まで経由するエリア回数分発生します。
 判定の結果は、移動時間の短縮や仲間のHP減少に影響するので、高い【移動】の能力値や装備「杖」が求められるけど、代表者のファンブルは仲間に申し訳ない以外にも代表者の装備を破壊するのでひとりが担うのは怖い。
 戦闘でも【移動】は使うので【移動】の能力値は全員が高くてもよさそう。

 【移動】以外の能力値として、命中に【格闘】か【射撃】を使うので、よーし【移動】&【格闘or射撃】に特化するぜー!と思えど、獣との戦闘では開幕と同時に獸による「咆哮」に耐えるため【自制】も大事。
 つまり【移動】【格闘or射撃】【自制】が大事かなー!と思えど、残りの能力値もきっとイベントの処理に必要に思えます。

 「絆」を削ると「獣憑き」が上昇して段階が上がると、多少のパワーを得られるけど、劇的な変化を感じられず。
 二段階まで行って、恒常格闘ダメージ+2は、貌力で達成値をあげたオマケなイメージ。今回のシナリオで得られた感想はこんな感じかしらん。

***

 獣ノ森以外に「キャット&チョコレート」「インサイダーゲーム」「テストプレイなんてしてないよ」の3本を遊びました。キャット&チョコレートは初めてやったけど、ははー!これは名作になる!すごい!と思いました。

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