都内コンベンション:ゴブリンスレイヤーTRPG

2019年06月27日11:07



 都内コンベンションにてゴブリンスレイヤーTRPGにPL参加してきました。

 サマリーとキャラクターシートを自作していましたので、ある程度のルールは把握しておりましたが、データとルールをかみ合わせて覚えているわけではなく、実プレイで統合をはかりたく思っておりました。
 いい機会でした。

 限定版に同梱されていたシナリオを遊んだので内容は割愛です。

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 サンプルキャラクター使用=鉱人の盾戦士
 経歴=盾砕き/戦場/部下
 名前:ドム・ドムリック
 年齢:90歳
 性別:男性
 身体的特徴:肥大した三角筋

 PTSD持ちの帰還兵。
 故郷に戻るも只人の兵士に不当な尋問と暴行を受け冒険者に身をやつす。只人への警戒心は強い。
 初期ランボー(シルベスター・スタローン)をイメージ。
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 サンプルキャラクターを使用すると、経歴(職業レベルに影響)も自動で決まるため自分の引き出しの確認にもなります。
 同卓したのは、TRPG未経験者1名、TRPG初心者1名、システム未経験者1名でした。

 TRPG未経験者=鉱人の神官戦士
 TRPG初心者=森人の野伏精霊使い
 システム未経験者=只人の剣士

 TRPG未経験者・初心者の両名がマジックユーザーを選びましたので、大丈夫かしらん?と気にしていましたがそれは杞憂となり、魔法を使うのが楽しそうでした。
 神官魔法のプロテクションは、維持が難しく使いどころを選ぶので、難易度は高めやもしれません。
 むしろ只人の剣士を選ばなくてよかったという感想です。

 只人の剣士は、ショートソードの命中が低いので、狙う標的を選ばないと攻撃が当たらない。
 能力値は平たく、「パーティ内で一番高い達成値」を求められると、達成値は2番手になるので縁の下の力持ち扱い。
 森人、鉱人、蜥蜴人は暗視を持っているので、只人はマイノリティ。
 只人は「幸運」の冒険者技能を初期取得しているが、因果点(祈念)の際に+1を得られるものの、簡単なシナリオ(因果点3)ではその恩恵は効果が薄い。
 「幸運」には他にも「運勢」「ランダム結果」に影響するので、GMが他種族の活躍と調整しながら工夫したい。

 ここら辺は、サマリーを作っていても特に目に入らない部分でしたから参考になりました。
 幸いにしてTRPG経験者の使う只人の剣士は、「達成値1番手のダイス目が振るわなかった場合の安定力」「柔軟な戦術(雑魚専)」といった渋さが発揮されていて、それに関わるための掛け合いが試されているようで、遊ぶ側のベテラン能力に一石投じられているような体感を得ました。

 鉱人の盾戦士は高い命中があったので殴ることは強かったですが、特技(強打攻撃・斬)と装備(ハンドアックス)がミスマッチしていて単発セッションでは死に特技でした。
 初期作成キャラクターでは隙なくできませんよね。

 初期作成キャラクターといえば、白磁等級の冒険者階級となるのですが、ゴブリンに手こずることはなく(クリティカルと痛打表はとても恐ろしい)、レベル3相当の強敵にも対応できるので、黒曜等級以上のイメージがあります。
 魔法使い技能しか持っていない場合は、呪文使用回数を使い切れば無力ですから、駆け出し(白磁等級)のような失態をしそうではありますが。

 ルールブックを読み流しした時から感じてはいましたが、第一能力値と第二能力値を使用しての直感的な判定で、取り回しに融通が利きそうな記述がある(なかったら勘違い)ものの、最低限の部分(怪力登攀水泳挑発呪文行使呪文維持魔物知識などなど)の判定周りが決まっていて、さらに特技と連動するので非常に重く感じました。

 面倒くさいなーモチベーション下がるなー、直感的なツールがなければ二回目以降は積極的にはやらないだろうなーといった感想にまとまります。

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