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読書記録:思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ
うちの子どもは絵本が大好きで、結構な頻度で読み聞かせをしています。
読み聞かせのやり方って体系付けられたものがあるのかな?ということが気になり、この本を手に取りました。
これまで私は、絵本は書いてある内容通りに読んだほうが良いのだと思っていました。
なので、子どもがページを指差したり、話しかけたりした場合は「〇〇だね」というような反応はしていましたが、
それ以外は物語の内容に忠実に、一字一句変えずに読む、というやり方で読み聞かせていました。
しかし、この本で紹介されている
「ダイアロジック・リーディング」
という読み聞かせのやり方は全く違いました。
この読み聞かせ術では、「親子でやり取りをすること」を最も大切にしているのです。
ダイアロジック・リーディングは、ニューヨーク州立大学の研究チームが開発・提唱した読み聞かせの方法です。
ダイアロジック・リーディングをすることで、思考力、読解力、伝える力、自分の意見を言う力、すなわちこれからの社会を生き抜く力を身につけることができる、と言われています。
ダイアロジック・リーディングの実践では、
「これ、なあに?」
「あなたはどう思う?」
「あなただったら、どうする?」
「この先、どうなると思う?」
「どうして、こうなったと思う?」
「なぜ、そう思うの?」
など、絵や内容について子どもに質問をし、子どもの発言を褒めて広げていきます。
読み聞かせは絵本の内容に忠実にしなければならない、と思い込んでいた自分にとって、
読み聞かせ時に物語から脱線してしまうことは良いことなのだ、というのは目から鱗が落ちるような気づきでした。
ただ正直、やりすぎると嫌がられるのじゃないかと懸念していること部分もあります。
子供は物語の世界を楽しみたがってるのに、大人が色々話掛けたら「いいから早よ読んでくれ」とならないのかなー、とか。
現実世界に対する示唆を挟み込んでしまって、興ざめさせてしまわないか、とか。
本を読むこと自体が嫌いになっては悲しいので、まずは子どもの反応を見ながら少しずつ取り入れていこうかなと思います。