誇りを失ってはいけない
誰かがあなたを卑しめるようなことを
いったり
おこなったとしても
あなたは、ほこりを失ってはいけない。
けっして あいてのいうがままの自分であると、
その評価をうけいれてはならない。
あなたが「自分がそうされるにふさわしいのだ」と
思うことは
あなたが誰か、卑しめられている人をみたとき
その人は、そうされるにふさわしい人だ とみるのと同じことだ
ひとが、人を卑しめ、一方的に評価を下していることを
肯定することになるのだ。
自分に対して行われた、侮辱をあまんじて受け入れてはならない
それは人が受けた侮辱を、そうされるにふさわしい人だと思うのと同じ行為だ
自分だから、どうでもいいなんてことはない。
自分だからどうでもいいと思うことは
だれかのことを「どうでもいい」と思うことと 一緒だ。
あなたは、あなたを決して卑しめたり、侮辱を受け入れてはならない。
あなたは、生きているだけで誇りをもたなければならない
なぜなら、あなたがこうして生きている
生きているということは
一人ではできないことだ
地の果て、地平線の向こう 地球の裏側
そして近所のひと そして産んだひと
あらゆる人が、あなたが生きていることに関係している。
トラックの運転手さんが、運んで
板前さんがつくって、
ペンキ屋さんが塗って
大工さんが 建てて いろんなしわざの上で
あなたという人は、 ここまで生きてこられたのだ。
だれもが、だれかの世話をそうとしらずにうけて生きている。
だれの世話にもならずに生きている人などはいない。
だれかの考えでもって、
だれかが、自分の時間を犠牲にした時間と労力で
あなたの命は支えられている。
そんな価値あるあなたの命を
あなたは
あなたの勝手な考えで
卑しめたり、してはいけない。
あなたは生きているだけで、誇りをもて
あなたは 誇りを捨ててはいけない。
誇りをつよくもって生きなくてはいけない。
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